物流サービスを展開する「KEYCREW」が1億円の資金調達を実施

「世界を面白いモノで埋め尽くす」をMissionにサービス提供の更なる強化を実施

株式会社KEYCREW

2023年6月1日 10時00分

発送代行サービスを提供する株式会社STOCKCREWをグループ会社にもつ株式会社KEYCREW（本社：東京都中央区、代表取締役：中村慶彦、以下KEYCREW）はシードラウンドにおいて総額1億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

資金調達の目的

2018年8月に創業以降、はじめての資金調達をした背景としては、現在400社以上が利用している発送代行サービスSTOCKCREWサービスの強化並びに新事業の展開を加速させるために、物流拠点の拡張や物流ロボットによる機械化、人材強化のために実施いたします。

サービス強化について具体的には、新規物流拠点の開設によるキャパシティの拡大と倉庫内のロボット機器を利用し生産性と品質の向上を目指します。

また新規事業としては、STOCKCREWを利用している顧客向けに物流機能以外のサービス提供を考えております。具体的にはSTOCKCREWに預ける在庫を顧客間で販売可能なチャネル（BtoBマーケットプレイス）の提供を予定しています。

サービスの強化と新規事業展開により、物流だけではなく商品販売の機能もサービスに付加し、STOCKCREWのサービスを利用中の顧客の利便性をより高めていきます。

これらの事業計画を実施するために今般当社では組織改編を行い、STOCKCREWサービスの新規営業強化や物流拠点の拡張に向けた取り組みに着手し始めた折、当社事業に共鳴頂いた株式会社basepartnersより出資の申し入れがあり、受け入れを決定しました。

資金調達概要

資金調達額：1億円

資金使途：物流拠点拡張・新規事業展開のためのプロダクト開発・採用など組織体制の強化

発送代行サービス「STOCKCREW」概要

STOCKCREWはネットショップで販売している商品の入荷・保管・発送を行う物流機能を提供しているサービスです。料金体系のわかりやすさやはじめやすさから、ネットショップを運営しているお客様だけではなく、クラウドファンディングなどの返礼品を出荷する目的で利用する臨時利用など、幅広い顧客ニーズに応える物流サービスとして、サービス開始以降400社以上にご利用いただいております。STOCKCREWの発送代行サービスの主な特徴は以下の通りです。

・個人事業主、企業問わず契約可能

・初期費用・固定費が一切かからない完全従量課金制の料金体系

・主要なECサイト制作システムや楽天やYahooショッピングのようなモールとAPI連携が可能なため、注文から発送まで完全自動化が可能

・個人宅だけではなく、卸・店舗向けのBtoB物流から越境ECまで幅広い物流機能を提供

STOCKCREWサービスサイト：https://stockcrew.co.jp/

これまでの実績

サービス開始以降、多くのネットショップを運営するお客様に発送代行サービスを提供してまいりました。契約者数の推移は以下の通りです。

2019年8月：発送代行サービス「STOCKCREW」サービスの提供開始

2020年11月：利用者数100社達成

2021年11月：利用者数250社達成

2022年11月：利用者数300社達成

2023年3月：利用者数400社達成

今後の展望

当社のMissionである「世界を面白いモノで埋め尽くす」を実現するため、今回のサービス強化でより多くの発送代行サービスを必要とする中小企業や個人事業主に選ばれるサービスとなるように、サービス内容の充実や品質の向上に注力して参ります。

その過程において必要となる物流拠点やロボット及び機械化への投資、EC業界のマーケティング領域における第三者とのアライアンスなどを組み合わせた幅広い戦略を実行し、具体的には向こう1年間で3倍程度の事業成長を見込んでいます。

また新規事業については、現在の物流ドメイン以外のサービス提供として、SaaS型の在庫の流動性を高めるサービス（BtoBマーケットプレイス）も展開していきます。在庫を一定程度抱える必要があるネットショップの在庫流動性を倉庫内で高めることで顧客の過剰在庫リスクの課題を解決し、より「面白いモノが世界に広まる」ような仕組みを提案してまいります。

事業領域を物流ドメインに限らず、「世界を面白いモノで埋め尽くす」ために新しい事業開発も加速させていきます。

株式会社basepartners コメント

既存事業及び今後展開する、これまで培ったアセットを活用した事業と、それらを構想し、実行していくKEYCREWチームが相当クールで、業界のゲームチェンジャーになるポテンシャルを強く感じています。そんなKEYCREWを初回ラウンドから応援できる機会を頂けたことに感謝するとともに、今後の爆成長に貢献できるよう努めてまいります。