鳥取県琴浦町、２大夏祭り開催決定

伝統の息吹と現代が交差する「波止のまつり」と「火と食の祭白鳳祭」

琴浦町観光協会

2023年7月25日 14時09分

　鳥取県中部に位置する琴浦町（ことうらちょう）は、南は中国山地と伯耆大山、北は日本海に接する自然あふれる町です。宝島社発行の月刊誌「田舎暮らしの本」２０２３年版「住みたい田舎ベストランキング」では４部門中３部門で全国１位を獲得、人口わずか1万6200人ほどの小さな町は今、熱い注目を集めています。琴浦町ではこの夏、2大祭りの開催を決定。「歴史ある伝統の祭り」と「琴浦町の新たな魅力を融合した現代的な祭り」、この全くタイプの違う2つの祭りの開催は、琴浦町の魅力を最大限に引き出し、県内外からの来場者を魅了するに違いありません。

　７月27日・28日開催「波止（はと）のまつり」

70年以上の歴史を持つこの祭りは、毎年7月27日と28日の２日間にわたって行われる、神﨑神社（かんざきじんじゃ）の例大祭として知られています。７月27日の前夜祭では、普段は静かな菊港が一変。約40店舗もの露店がずらりと立ち並び、古き良き時代へタイムスリップしたかのような、エモーショナルで賑やかな雰囲気に包まれます。そして、この祭りの中心ともいえる儀式の一つとして、ご神体が神輿に乗って菊港の御旅所へと向かい、厳かな神事が執り行われます。

祭りも佳境に入るころ、迫力満点の花火大会が始まります。波止から打ち上げられる約3000発の花火は、その炸裂音と共に海面に美しい景色を映し出し、訪れた人々を魅了します。花火が終わると静寂を取り戻した菊港に御旅所の灯りがともり、幻想的にそして美しく辺りを照らしだします。詳細なイベントスケジュールやお問い合わせ先については、公式ウェブサイトをご覧ください。

◆前夜祭　スケジュール：

　　18：30頃　神﨑神社より神輿出御

　　19：30頃　御旅所にて神事が始まる

　　20：00　打ち上げ花火スタート

　　20：30　花火終了

◆例大祭　スケジュール：

　　9：00～　　子供神輿祓い

　　10：00～　神﨑神社御本社にて例大祭

主催：波止のまつり実行委員会

後援：琴浦町・琴浦町観光協会・赤碕四財産区

　　　　琴浦町商工会・赤碕町漁業協同組合

【波止のまつりに関するお問い合わせ】

鳥取県琴浦町観光協会

電話番号：0858-55-7811（受付時間9時～17時15分）

メールアドレス：mail@kotoura-kankou.jp

URL:https://www.kotoura-kankou.com/

PDF：https://prtimes.jp/a/?f=d122861-1-ddbb7567d36bd3832b9a5ab01753f84a.pdf

８月６日開催「火と食の祭白鳳祭（はくほうさい）」

コロナ禍により3年間中止を余儀なくされた琴浦町の祭「火と食の祭　白鳳祭（はくほうさい）」が、8月6日に琴浦町の東伯総合公園で4年ぶりに開催されます。今年は30回目の記念すべき年。町の魅力を高めるために町民が一体となって参画しています。祭りを通じて琴浦町の魅力を再認識し、未来の世代へと継承していくことを目指しています。

琴浦町ならではの魅力が溢れるステージイベントとグルメが一体となり、訪れる皆さんに琴浦町の魅力を存分に体感していただけます。今年は地元女性歌手デュオ「Paix2（ぺぺ）」のライブに始まり、「逢束（おうつか）盆踊り」「ことうら音頭」「白鳳太鼓」「たいまつ行列」と盛りだくさんです。

中でも「逢束盆踊り（鳥取県指定無形民俗文化財）」は、鳥取と米子をつなぐ街道沿いの宿場であり、港町だった逢束地区で受け継がれている盆踊りです。海路を通じて各地からもたらされた新しい踊りが交ざりあい、独自の進化を遂げました。東は伊勢、西は隠岐の島西郷から伝わった踊りなど合計7種類の踊りが現在も逢束地区で踊り継がれています。この踊りの存在は、文化交流が盛んに行われたこの地域の特色を表すもので、琴浦町の魅力をより一層感じられるものになっています。

伝統と風格を守りながら、長年受け継がれてきた逢束盆踊り。

白鳳祭の舞台では、町民の熱い思いがこもったパフォーマンスが繰り広げられ、伝統を体感することができます。