「台湾人と日本企業をツナグ」日本に留学・ワーホリで来る台湾人財と日本企業をマッチング。台湾人が「日本の深刻な人材不足」を救う！

【7月より】アパレル/飲食店/商業施設等で、外国人観光客に対応できる人材確保をサポートします。

株式会社ブレーンアンドパートナー

2023年7月7日 10時00分

株式会社ブレーンアンドパートナー（本社：東京都渋谷区、代表：和田剛）は、留学やワーキングホリデーで日本に来る台湾人を、日本企業に紹介する職業紹介事業を7月より開始します。日本の商品・ブランド・文化を台湾人に届けたいという思いから2018年に台湾で創業した智囊和夥伴有限公司（本社：台湾・台北市、代表：高岡晃子）が主催する「台湾人と日本企業をツナグ」プロジェクトを通じて集まる台湾人をご紹介します。
現状日本では、販売員には外国人就労ビザがおりませんが、留学生とワーキングホリデーは日本企業側でのビザ取得等の手続きが不要です。コロナ後は、台湾人留学生とワーキングホリデーで年間に約20,000人の訪日が見込めます。
台湾での採用前の履歴書や面接のアドバイスや研修教育、また日本に来た後も中国語でのアフターフォローが可能です。
日本人と近い感覚で接客でき、中国語で対応可能な台湾人だからこそ喜んで迎えたい日本の参加企業様を募集開始します。

人材紹介立ち上げ　日本での背景

①深刻な人材不足

株式会社ブレーンアンドパートナーは商業施設コンサルティングを手がける中、日本企業、特に商業施設における深刻な人材不足により「お客様の対応ができない・人材がいないから出店できない・退店する」ということを目の当たりにしています。

一般社団法人日本ショッピングセンター協会「人材確保に関する定量調査結果テナント会員」（2023年3月13日）によると「人材不足であると答えたテナント企業」は2020年 24%→2021年 58%→2022 年71%と急速に増加しています。

前年度と比較して今年度（2022年度）は「採用の困難度は増している」と回答した企業は正規社員で50％、非正規社員で56％となっています。

②インバウンド対応が不可欠

現在、訪日外国人客数は月間200万人に迫っています。（2023年4月：194万人　5月：189万人　うち台湾人は毎月約30万人が訪日　＊日本政府観光局データより）現状、中国人の戻りが約10%しかない今でも既にインバウンド対応スタッフ不足に困窮しており、コロナ前の2019年訪日外国人客数3,188万人（うち中華圏から半数以上の1,677万人）を考えるとインバウンド対応できる人材不足がかなり深刻な問題となっています。

③販売職では外国人就労ビザがおりない

そこで私達は、就労ビザ無しで雇用できる留学生とワーキングホリデーに注目しました。

台湾人留学生（2019年　9,584人）、ワーキングホリデー（1万人）で年間約20,000人の訪日が見込めます。

「台湾人と日本企業をツナグ」プロジェクト立ち上げ　台湾での背景と想い

智囊和夥伴有限公司、「台湾人と日本企業をツナグ」プロジェクト代表　高岡晃子　より

中央：高岡（左はIRIS氏、右は生越氏＊後述）

日本の良い商品・ブランド・文化を台湾のお客様に届けたいという思いから2018年に台湾で創業して5年になります。そこで、台湾には日本を好きでいてくれる、日本で学びたい、働きたいと思っている人が大勢いることを知りました。しかし実際に行った人の中には日本での労働環境や仕事内容に恵まれなかったケースがあるという現状を目の当たりにしてきました。それは応募時点での語学力やコミュニケーション不足が原因でもあると思います。

そのミスマッチを防ぐために、日本に行く前に台湾人志望者の特性などを聞いて履歴書作成や面接のアドバイスを行なったり、日本で働く前の研修や教育を中国語ですることができます。また日本に行った後も中国語でフォローをしていくことで解決していきたいと思います。

私達は、日本に来る台湾人に対して「台湾人の良さを知り、台湾人を喜んで迎えたい、信頼できる日本企業」とマッチングしたいと思っています。深刻な人材不足に悩む日本企業にとっても、日本人と近い感覚で接客ができ、外国人観光客にも中国語（人によっては英語も可能）で対応できる人材確保の一助となると信じています。訪日外国人観光客の皆様に、便利に楽しく買い物、飲食をしていただくことが、日本経済の発展にもつながると考えています。