ベトナム国営電⼒グループとの「次世代型加⽔分解装置」による脱炭素化社会
実現に向けた共同調査に関する会談について
代表取締役 チャン・ディン・ニャン(Vietnam Electricity Group、以下、「EVN」)と、ベトナム社
会主義共和国(以下、「ベトナム」)における脱炭素化社会の実現に向け、共同調査に関する双⽅の協
⼒可能性について2023年7⽉20⽇に話し合いました。
TOYOグループとEVNは、TOYOグループと東京⼯業⼤学吉川邦夫教授との共同研究による、「次世代型
加⽔分解装置」によるバイオマス(農業残、⽣活ゴミ)の製造をし、⽕⼒発電⽤微粉炭バイオマスの
提供を⾏い、EVNの発電所との協⼒のもと、⽯炭燃料との組み合わせで電⼒を⽣産することをTOYO グ
ループは提案しています。
また、TOYOグループは、EVNとの共同調査を通じて、ベトナムにおける発電所の運⽤技術提供、⽯炭、
⽯油、LNGなどの燃料供給にも⼒を⼊れていくことを提案しました。
ベトナムで発電所を建設する際の効率性を確保するため、ベトナムの2021~2030年国家電力開発計画及び2045年までのビジョン(第8次電力計画[1])に基づく石炭火力発電の展望やベトナムの発電所、燃料供給源についての調査を今後も続けていく方針です。
TOYOグループとEVNは、将来の協⼒に向けて引き続き調査し、研究することで合意しました。
[1] 第8次国家電⼒開発基本計画
PDP8では、2050年のビジョンとして、設備容量は49万529〜57万3,129MWを⽬指す⽅針を⽰しまし
た。この数値は2030年の⽬標の3倍を超えるものであり、増設分の⼤半は再エネによって賄われ、電源
構成の再エネ⽐率を6割以上に引き上げる計画です。総発電量は1兆2,243億〜1兆3,787億kWhを想定し
ています。
左 Tran Dinh Nhan⽒ 右 toyo group会⻑ 古塩勝彦
<EVN概要>
会社名 : Vietnam Electricity Group
代表者 : Tran Dinh Nhan (チャン・ディン・ニャン)社⻑
本社所在地 : ベトナム、ハノイ
設⽴ : 1995年
事業内容 : 発電・送配電事業
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