日本遺産に選ばれた島根県の伝統芸能「石見神楽」特別公演開催決定!10月21日(土) に大阪府高槻市にて上演
島根県石見地域の伝統芸能「石見神楽」の特別公演を高槻城公園芸術文化劇場にて開催します。チケットは9月1日より発売。
島根県の誇る石見神楽は、日本遺産の登録を受けた日本を代表する郷土の伝統芸能です。石見神楽は神事でありながらも演芸的要素が濃く、ストーリーも明快、舞もお囃子も激しく、胸のすくような爽快さと勇壮さがあるのが特長です。
本公演では大阪府高槻市の市政施行80周年を記念し、高槻市の姉妹都市である島根県益田市より、精鋭メンバーが出演。公演当日は益田市の特産品販売も同時開催されます。
公演概要
日 時: 2023年10月21日(土) 17:00開演(16:00 開場、20:00頃終演予定)
会 場: 高槻城公園芸術文化劇場 南館トリシマホール(大阪府高槻市野見町6-8)
料 金: 全席指定
[大人]前売 3,000円 <一般>
[小人]前売 1,000円 <中学生以下>
未就学児無料 ※膝上鑑賞に限る
出 演: 益田市石見神楽神和会
主 催: 益田市都市交流協議会
共 催: 益田市
後 援: 高槻市・高槻市都市交流協議会
企 画: 一般社団法人MASUDAカグラボ
購入方法: 🔎イープラス 石見神楽 で検索(販売ページURL:https://eplus.jp/iwamikagura1021/)
高槻城公園芸術文化劇場 窓口にて受付(10:00-17:00 ※月曜休館、祝日の場合は翌日)
※9/1(金)よりチケット販売開始
公演情報:https://fb.me/e/2ZILBQi9m
お問い合わせ: 益田市観光交流課(0856-31-0331)
日本遺産にも登録された伝統芸能「石見神楽」
石見神楽とは、島根県西部の石見地域で演じられる神職神楽で、その由来は古く平安末期から室町時代に石見一円で祭事に併せ舞っていたものとされます。
江戸時代には出雲佐陀神楽が、歌舞伎や能の所作と融合させた神話劇の神能を演ずるようになり、爆発的に石見に波及され演劇化されていきました。その後、明治の法改正により、その土地の人々が神楽を演舞するようになると、活発な石見人の気性そのままに勇壮な八調子とよばれるテンポになるなど、改革も活発化。神事でありながらも、演劇的要素が濃く、ストーリーも明快、舞もお囃子も激しく、胸のすくような爽快さと勇壮さがあるのが特長です。
令和2年「神々や鬼たちが躍動する神話の世界〜石見地域で伝承される神楽〜」として日本遺産に認定。
石見神楽神和会とは
明治以降、島根県益田市内で崇敬の篤い氏子達が神職から神楽の伝統を受け継ぎ、会をなしている。
昭和45年に大阪万博に招聘され、その知名度が一気に全国へと波及することとなり、現在も世界・全国各地へ公演を積極的に行う。
石見神楽の各会、団体の発展や継承、後継者育成等を目的として集い、平成4年に「益田市石見神楽神和会」として市内9団体にて発足。
その後、市町村合併を期に14団体に。歳末助け合い石見神楽共演大会を通年にて開催、ほか数多くの市外県外公演に加え、近年はサウジアラビア、アメリカ南部、中米5カ国での海外公演を行う。現在は、11団体で活動しており、日本の伝統芸能として石見神楽の普及に努めている。
上演演目
公演当日は以下の4演目を上演予定。
塩祓い
舞殿・舞台を清め神様の降神を促す神事的な舞いであり、奉納神楽では必ず始めに舞われる神楽。
塵輪
第十四代仲哀天皇は異国から飛来する塵輪という悪鬼に悩まされる国民の為に家臣の高麻呂を連れ、自ら退治する。二神二鬼の激しい立ち回りが見どころの人気演目。
頼政
毎夜御殿の上を覆う黒雲にて悩まされ、病気の床に伏された時の帝に怪物退治を命じられた源頼政は家臣・猪
早太を連れ、怪物の住処とする東三条ヶ森へと向かう。源頼政の鵺退治を武勇伝として描かれた演目。
八岐大蛇
高天原を追放された須佐之男命は出雲国斐伊川の悲しき物語を聞き、大蛇に悩まされる人々を救うため自ら大蛇に立ち向かう。
須佐之男命の勇壮な立ち回りや大蛇の迫力ある激しい芸に目が離せない石見神楽人気No.1の演目。
一般社団法人MASUDAカグラボについて
島根県益田市では、2020年度に益田市の石見神楽の保存と活用に向けた活動を行うため、「MASUDAカグラボ (当時:IWAMIカグラボ)」を結成。以降、従来の石見神楽関係団体だけではなく民間主体の動きが芽生え始めている。今後、益田市内だけではなく、全国を舞台に石見神楽の魅力を伝承していくなど活動の幅を広げるべく、2023年4月に法人化。
【会社概要】
社名:一般社団法人MASUDAカグラボ
本社所在地:島根県益田市幸町8番18号
代表理事:神田 惟佑
事業内容: 石見神楽の産業振興、後継者育成等
設立: 2023年4月
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