早稲田大学ビジネススクールの授業と岐阜県の刃物メーカーが猫用爪切りを共同開発
https://www.makuake.com/project/hybrid_nail_clipper_for_cats/
応援購入サービスMakuakeにて12月25日まで販売する予定です。
■開発の背景
「マーケティングと市場創造」の授業において、猫用爪切りの需要調査を実施したところ、猫の爪きりに困る飼い主が多い事がわかりました。
こうした課題を解決するため、刃物の町、岐阜県関市の老舗刃物メーカー「ニッケン刃物」と共同で1年以上かけて本製品を開発したものです。
■製品の特徴・ ・猫の神経(血管)を切りにくくするよう配慮した「丸穴刃」設計 |
本製品の詳細と購入はこちらから
https://www.makuake.com/project/hybrid_nail_clipper_for_cats/
早稲田大学ビジネススクール 川上 智子教授コメント
『MBAの選択科目「マーケティングと新市場創造」では、2020年より株式会社マクアケ(担当:同社専門性執行役員 北原 成憲氏)にご協力いただき、同社から紹介された企業数社にテーマ提供を受け、受講生がグループに分かれて事業企画を行う課題解決型授業(PBL)を行ってきました。
2022年6月~8月に行った授業では、テーマ提供3社のうちの1社であるニッケン刃物株式会社から「世の中にないハサミの開発」というテーマを頂きました。
そのテーマに対して、猫と飼い主をターゲットにした「猫の爪切り」のプランを提案したチームが優勝。
授業終了後も同社の代表取締役である熊田 祐士氏とチームのメンバーである矢倉 和雄さん,山崎 ゆりこさん、KANG Jonathan Nae Renさん,佐々木 春さんの4名が共同開発を進め、Makuakeでの応援購入を開始する段階に至りました。
イノベーション人材の育成には、知識を吸収するだけでなく、実践を通じて学ぶことが大切だと考えています。
一方で、すでに企業に勤務している学生が起業や事業化を行うのは、兼業志向が強まっている現在でも、ややハードルが高いのが実情です。
そこで、企業との協業による応援購入をゴールと定め、このような取り組みを行っています。
刃物で有名な関市の企業と社会人MBA学生との接点から、このような商品が誕生し、世の中に送り出せたことは,地方創生や伝統産業の振興にもつながる可能性があります。猫の爪切りで苦労されている方にぜひ使って頂きたいです。』
早稲田大学ビジネススクール(早稲田大学大学院経営管理研究科)について
https://www.waseda.jp/fcom/wbs/
ビジネス社会において専門的能力と的確な判断力を備え、世界的視野で活躍できる高度専門職業人を育成するための国内屈指のMBAスクールです。MBAとファイナンス修士(専門職):Master of Science in Finance(MScF)の2つの学位プログラムがあります。
ニッケン刃物株式会社について
https://www.nikken-cutlery.com/
1946年創業以来、刃物の町岐阜県関市で各種はさみ、ペーパーナイフを中心とした刃物を製造しています。近年では、デザイン性の高いはさみや、高品質なデンタルツールを取り揃え、品質とデザインの両面で充実した商品をご提供しています。
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