「クローズアップ現代」も警告した、『実は危ない! ニッポンの“寒すぎる”住まい』
【 “生活環境病”による不本意な老後を回避する―幸齢住宅読本― 】が、根本解決!
監修:伊香賀俊治(慶應義塾大学理工学部教授)
企画:住まいと住まい方のジェロントロジー研究会
発行:社会保険出版社
仕様:A5判・136ページ・オールカラー
ISBN978-4-7846-0364-0
定価:1,650円(本体1,500円+税)
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人生、仕上げの幸せは、“住まい”が決めていた!
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断熱改修をしたら、奥さんの血圧がみごとに解消した東京都立大学名誉教授、星先生のお宅。星先生は元大学教授であるとともに、医学博士。医学の専門家でも、薬ではなく住まいの見直しで血圧コントロールをしたという実例とともに、この本にかかわった建築学、医学、住宅産業界、金融の専門家集団は、断熱改修した安全安心な住まいを幸齢住宅と名付け、ここに「幸齢住宅宣言」を掲げています。
政府は9月27日に、認知症になっても自宅で、地域で、安心して暮らせる、思いやりのあるコミュニティを育てる<幸齢社会・実現会議>を立ちあげました。でも、できることなら認知症にならずに、自分の家で最後まで安寧に暮らし、人生の幕を閉じたいと思いませんか。
それを実現してくれる住まいこそ「幸齢住宅」です。本書を読むと、住まいがここまで健康に影響していたのかとおそらく驚かれるに違いありません。
冬の朝、室温が10度下がっていると、血圧は10mmHg上がる危険があり、反対に、冬の居間が5度暖かいと、寒い部屋で暮らす人より脳年齢が10歳若く保てることが大規模調査で判明しています。この結果を受け、国土交通省は寒い住まいが招く健康障害を“生活環境病”と呼び、大々的に警鐘を鳴らし始めました。過酷な夏がようやく終わり、やれやれと思っているかもしれませんが、あっという間に今度は超過酷な冬がきます!
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冬季室温18度以上が世界基準
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日本以外の先進国は健康政策に住環境の条件として適切な暖房基準を示しています。「冬季室温18度以上」、これがWHOが健康的な住まいのために強く勧告している物差しです。今の室温が18度以上あっても、ダメ。真冬はすぐそこです。以下の項目で ☑ の数が多いほど、寒さで健康が蝕まれるリスク大です。
<住まいの温度環境チェック>
□寝室で冷暖房がきかずに、暑さや寒さを感じることがありますが?
□居間や食堂で冷暖房がきかずに、暑さや寒さを感じることがありますが?
□冬にトイレが寒いと感じることがありますか?
□冬、部屋を出たときに廊下が寒いと感じることがありますか?
□居間、寝室、廊下にすぐに見える温度計を設置していなのでは?
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リフォームの必要を健康医学で伝える、住まいのジェロントロジー
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日本の寒い住まいが老化を早め、病気を生み、幸せな老化を阻む。この事実の科学的エビデンスを示しながら、本書は、人生を幸せに仕上げてくれる住まいの見直し方を下の7部構成で展開しています。
◆はじめに
◆巻頭言と鼎談 (ケガや病気の重症化で、もう自宅では暮らせない。とならないための道標です)
◆第1章:幸せに老いる基地、幸齢住宅とは
◆第2章:人生を幸せに仕上げる、「家」の条件
◆第3章:人生を幸せに仕上げる、「暮らし」の条件
◆第4書:幸齢住宅――「お金」の話
◆第5章:幸齢住宅リフォーム、実践モデル
とくに第2章の最後では、生活者視点でよくわかる断熱リフォームのポイントを解説し、これを受けた第5章で、ライフスタイル別のリフォーム実践モデル例と、安心安全な相談先まで提示。また第4章では公的な資金補助制度のあれこれを紹介。誰でも幸せな老後を支える幸齢住宅対策に取り組める1冊です。
断熱改修の相談と注文につながる良書です。 |
「縁があって本書を入手できたのでお客様にお渡ししたら、冬が来る前に改修をと話が運び、この本の偉力を感じました。幸齢住宅というネーミングもいいです。エコで安全な住宅の提供をコンセプトにするうちでは、今や大切なお客様とのコミュニケーションツールです。」 (東京都世田谷区)(株)白岩工務所 代表取締役 白岩 且久 |
(株)社会保険出版社 営業本部
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