【大阪堺市】与謝野晶子を生涯支えた、夫・与謝野鉄幹の生誕150周年を記念した企画展を24年1月14日まで開催中

12月7日に開催した、学芸員による展示解説も好評。第2回目は1月13日に開催予定

さかい利晶の杜(所在地:大阪府堺市、読み:さかいりしょうのもり)は、与謝野鉄幹の生誕150年を記念し、2023年11月18日(土)から2024年1月14日(日)まで企画展「生誕150年 与謝野鉄幹」を開催中です。2024年1月13日(土)には担当学芸員による展示解説を実施いたします。

【特設ページ】https://www.sakai-rishonomori.com/exhibition/yosanotekkan/


  • 企画展「生誕150年 与謝野鉄幹」好評開催中

▲与謝野鉄幹・晶子、江南文三書画幅 渡辺家蔵▲与謝野鉄幹・晶子、江南文三書画幅 渡辺家蔵

与謝野鉄幹(本名、寛)は明治6年(1873)、京都市の岡崎に生まれました。二十歳で上京した鉄幹は、旧派の和歌を批判し近代短歌の革新を成し遂げます。明治33年(1900)には文学美術雑誌『明星』を刊行し、与謝野晶子をはじめ、石川啄木や山川登美子、北原白秋や吉井勇などの若い歌人たちの才能を開花させました。この頃に用いたのが「鉄幹」(老梅の幹という意味)の雅号でした。


本展では、鉄幹の著書や原稿、創作ノートや書簡などを展示しています。また、鉄幹の弟子であり友人であった新潟県佐渡の実業家、渡邉湖畔(1886~1960)のもとに遺された貴重な資料の数々を、渡辺家の特別なご協力によりお借りし、展示。鉄幹生誕150年の節目に、知られざるその業績と、生涯にわたって持ち続けた文学への探究と情熱を紹介します。

展示開始から約1ヶ月経ち、「広く有名な与謝野晶子を支えた夫・鉄幹について改めて知れて良かった」「今まで知らなかった鉄幹の生い立ちや晶子との関係など、新たに知ったことが多くあった」などという感想をいただいています。12月17日現在までで、企画展入場者数は2167名と沢山の方にご来場いただいております。 

 年表の展示を取り入れるなどして見やすく、見応えのある企画展となっております。本展が鉄幹の再評価につながる機会となることを願っています。



【開催概要】

企画展「生誕150年 与謝野鉄幹」

会期 :開催中(11月18日~)~2024年1月14日(日)

    9時〜18時(最終入館17時30分)

休館日:毎月第3火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

会場 :さかい利晶の杜 2階企画展示室

観覧料:大人300円 高校生200円 中学生以下無料

    ※「与謝野晶子記念館」「千利休茶の湯館」の観覧券で企画展示室にもご入場いただけます。

主催 :堺市

協力 :与謝野晶子倶楽部

詳細 :https://www.sakai-rishonomori.com/exhibition/yosanotekkan/

▲『与謝野寛短歌全集』(昭和8年(1933)、明治書院刊)堺市博物館蔵▲『与謝野寛短歌全集』(昭和8年(1933)、明治書院刊)堺市博物館蔵

▲与謝野鉄幹筆『日本古典全集』「土佐日記」校正原稿 堺市博物館蔵▲与謝野鉄幹筆『日本古典全集』「土佐日記」校正原稿 堺市博物館蔵

▲与謝野鉄幹還暦記念展のポスター(石井柏亭画)個人蔵▲与謝野鉄幹還暦記念展のポスター(石井柏亭画)個人蔵

▲与謝野鉄幹還暦記念展の会場にて(正面右が鉄幹、左が晶子)与謝野光氏旧蔵▲与謝野鉄幹還暦記念展の会場にて(正面右が鉄幹、左が晶子)与謝野光氏旧蔵

  • 鉄幹の妻・晶子の生誕日には担当学芸員による展示解説を実施!次回は1月13日に開催

鉄幹の妻・晶子の生誕日12月7日に担当学芸員による展示解説を実施いたしました。

各展示コーナーのテーマや展示作品の説明をはじめ、展示の仕方の工夫なども解説しました。当日参加された方々は、熱心に耳を傾けたり終了後に学芸員に質問したりするなど、鉄幹の生涯や作品に関心を寄せている様子でした。


次回は2024年1月13日に開催いたします。ぜひこの機会にお越しください。

会場の様子会場の様子

実際に解説している様子実際に解説している様子

【次回開催概要】

日時:2024年1月13日(土)午後1時30分~(20分程度、事前申し込み不要)

場所:さかい利晶の杜 2階企画展示室

参加費:無料(展示観覧券が必要)


  • さかい利晶の杜について

さかい利晶の杜は、堺出身の偉人「千利休」「与謝野晶子」をテーマに、堺の歴史・文化の魅力を発信する文化観光施設ミュージアムです。常設展示のほか、椅子席でお抹茶とお菓子を味わう立礼呈茶や、茶道三千家の指導のもとお茶を点てる茶室お点前体験などもお楽しみいただけます。


千利休と茶の湯(わび茶)を歴史文化から解き明かす「千利休茶の湯館」、歌人与謝野晶子の作品世界とその生き方に触れる「与謝野晶子記念館」、堺観光の基点となる「観光案内展示室」などがあります。


千利休にゆかりのある千利休屋敷跡に面した「茶の湯体験施設」では、表千家・裏千家・武者小路千家のお点前により椅子席でお抹茶とお菓子を味わっていただく立礼呈茶や、茶道三千家の指導のもとお客様自身がお茶を点てる茶室お点前体験などを楽しんでいただけます。また、千利休がつくった茶室で唯一現存する国宝の茶室「待庵」の創建当初の姿を復元した「さかい待庵」があり、外観の見学だけではなく、その室内まで入ることもできます。



【施設概要】

ホームページ:https://www.sakai-rishonomori.com

アクセス  :〒590-0958 大阪府堺市堺区宿院町西2丁1-1

       阪堺線 宿院駅より徒歩1分

       https://www.sakai-rishonomori.com/access/

開館時間  :千利休茶の湯館、与謝野晶子記念館、観光案内展示室 9:00〜18:00

       ※千利休茶の湯館、与謝野晶子記念館 入館は17:30まで

       茶の湯体験施設 10:00〜17:00

       駐車場 24時間

休館日   :千利休茶の湯館、与謝野晶子記念館、茶の湯体験施設

       第3火曜日(祝日の場合は翌日)及び年末年始

       観光案内展示室 年末年始

       駐車場 年中無休

お問い合わせ:TEL 072-260-4386

公式X    :https://twitter.com/rishonomori

公式インスタグラム:https://www.instagram.com/rishonomori/

公式フェイスブック:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063464172207

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会社概要

URL
https://www.ogbc.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市西区京町堀1-4-16 センチュリービル
電話番号
06-6446-4300
代表者名
岩井 政道
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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