大阪・関⻄万博 「 TEAM EXPO2025」 プログラム/共創チャレンジ 「関⻄・歴史文化首都フォーラム IN KYOTO」 11月27日開催レポート
“Cultivate the Future of Kyoto”
このフォーラムは、関⻄を代表する2府4県の歴史と文化を未来につなげることを目的とし、イベ ント学会をはじめとする多くの学術・文化団体が協力して実施。関⻄地方に深く根ざした 有形無形の文化遺産を、持続可能な方法で継承し、発展させるためのレガシー事業の一環として 位置づけられています。
1200 年に渡る文化の首都、京都での開催は、先人たちの築いた文化資源を次世代に向けて耕し、 織り交ぜる重要な契機となります。これは、「いのち輝く未来社会のデザイン」という大阪・関 ⻄万博のテーマに沿った取り組みであり、持続可能な社会の構築に寄与するものとなっております。
【Web ページ】 https://kansai-rekishibunka.com/
オープニングは、関西・歴史文化首都フォーラムの動画に始まり、
主催者より、関西・歴史文化首都フォーラム推進委員会宮本倫明事務局長、ご来賓として文部科学省大臣官房(文化庁京都担当)日向信和審議官より、ご挨拶を頂戴し、
第1部は、基調セッションとして、関西・歴史文化首都フォーラム推進員会京都担当CP京都芸術大学芸術教養センター渡辺広之客員教授のコーディネートのもと、
大阪・関西万博の現状進捗を公益社団法人2025年日本国際博覧会協会副事務総長高科淳理事から、京都府として万博に向けての取り組みを山下晃正副知事から、そして大阪・関西万博を盛り上げる学術団体イベント学会として、関西・歴史文化首都フォーラム推進委員会福井昌平座長から本フォーラムの趣旨を説明。その後、1200年京都歴史文化のレガシーに向け、京都の課題を踏まえ、何を目指すべきか?を熱くディスカッション。
特に、推進委員会福井副座長からは、京都の文化創造力において、京都は「ぎ」の王国として、「技」、「伎」、「妓」のポテンシャルを活用すべきとの提言もあり、京都らしい切り口となった。
第2部は、分科セッションとして本質的未来の創出を考えることをテーマに
3つのセッション「まちづくり」「ものづくり」「ひとづくり」として京都を代表する方々を通じて、
これからの京都を創っていく未来の人たちにその思いを発信。
「京都の表層と深層を未来に紡ぐ」
テーマ1 伝統との共生 観光都市・京都の未来像
対談①「まちづくり」
柊家 6 代目女将 ⻄村明美 ×京都市京セラ美術館 日本美術史学研究者 企画推進ディレクター 前田尚武
テーマ2 「継承から創造へ 守りながら拓くかたち 」
対談② 「ものづくり」
小丸屋住井 十代目女将 住井啓子×日本美術史学研究者 太田梨紗子
テーマ3 学びの進化形 京都が育くむ未来の担い手
伝統の承継と新たな未来の 創造との融合を探る
対談③ 「ひとづくり」
同志社大学 学⻑ 植木朝子×衣紋道山科流 30 代家元後嗣 山科言親
交流会
会場にご参加の皆様に向けて、
京都市門川大作市長、国土交通省近畿運輸局日笠弥三郎局長、経済産業省近畿経済産業局総務企画部小橋次長
より、本フォーラムに対するご挨拶を頂戴した。
その後、京都の未来に向けて、同志社大学及び京都芸術大学の学生から、メッセージを披露。
若い世代からのパワーを感じるものとなって京都フォーラムを終了した、
後記として:
今回、幸先がいい晴天にも恵まれ、大阪・関西万博開催を契機とした京都フォーラムは、博覧会協会、国、自治体、京都に関連する方々のご協力を頂き、無事にキックオフをした。但し、1200年京都歴史文化のレガシーに向けての具体的なシナリオづくりは、多くの関係者との共創、連携が不可欠なものとなる。
是非、京都にご関心、アクションをしてみたい方は、お知らせ頂き、京都の未来づくりに少しでもドライブが
かかることにチャレンジしてみたいと考える。
関西・歴史文化首都フォーラム推進委員会京都CP
京都芸術大学芸術教養センター
客員教授 渡辺広之
hi-watanabe@kua.kyoto-art.ac.jp
主催:関西・歴史文化首都フォーラム推進委員会/京都制作委員会
提唱団体:イベント学会、支援団体:一般財団法人地球産業文化研究所
後援:経済産業省、文化庁、観光庁、公益社団法人 2025 年日本国際博覧会協会、関西広域連合、京都府、京都市、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、 一般財団法人関西観光本部、「大阪・関西」万博京都支援協議会、大阪・関西万博きょうと推進委員会、京都新聞、KBS 京都、α - STATION
協賛:京都信用金庫、株式会社カンコウタイシ、東武トップツアーズ株式会社、バリュエンスホールディングス株式会社
協力:株式会社ブランコ
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