常滑市制70周年特別記念事業アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH！TOKONAME」招へいアーティストの募集を開始

やきものの町・常滑に国内外から招へいしたアーティストが約２か月間滞在し、制作・展示を行うプログラム

CROSS ART TOKONAME

2024年1月16日 10時00分

常滑で育まれた産業や文化を大切にしながら、まちとアートの交差点として活動する市民団体CROSS ART TOKONAME（所在地：愛知県常滑市北条、代表：片岡麻美）は、常滑市より委託を受け、常滑市制70周年特別記念事業（中規模事業）アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH！TOKONAME」事業を実施します。企画にむけて2023年12月10日（日）から招へいアーティストの募集を開始しました。

【アーティストの募集について】　https://www.cross-art-tokoname.com/news/231210

招へい地域：愛知県常滑市（業務委託：CROSS ART TOKONAME）

招へい期間：2024年9月12日（木）～10月31日（木）の間（50日間）

招へい人数：3名（組）程度

応募期間： 2023年12月10日（日）～2024年1月26日（金）

　　　　　 2024年1月26日（金）日本時間23:59締め切り（必着）

応募方法：webサイトをご覧ください。

https://www.cross-art-tokoname.com/news/231210

アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH!TOKONAME」について
本事業は、国内外から常滑市に招へいしたアーティストに対して、市民や地域の作家等の協力のもと、約2か月間常滑でのフィールドワークや創作活動に必要な環境を提供・サポートするものです。滞在期間の最後には成果発表展を開催し、滞在を通して得た新たな視点や創造を市民と広く分かち合います。本事業を通じてアーティストに常滑で得た体験を今後の活動に生かしてもらうとともに、市民や地域の作家もアーティストとの交流を通じて多様な価値観や表現方法に触れ、「ひと」「もの」「まち」の新しい可能性を広げることを目的としています。

アーティスト・イン・レジデンス・プログラム「TOUCH!　TOKONAME」の背景

常滑では1985年から2011年にかけて約25年間「とこなめ国際やきものホームステイ（IWCAT)」というやきものを通じた国際文化交流事業が、市民主体で実施されてきました。活動休止後も多くの市民やアーティストから再開を望む声があり、本事業の取り組みにもつながっています。

テーマ「TOUCH!TOKONAME」と期待するもの

世界的な感染症の影響によって制限されていた人的交流が再び動き始めた今、アーティスト・イン・レジデンスを通して、アーティストと市民がともに常滑の風土やものづくり、暮らしに触れ、人と人が直接的な交流や協働をおこなうことの価値を見直すことを目指しています。

滞在アーティストには、常滑の街並みやこの地で育まれたもの、人々の暮らしに触れたり、市内のつくり手や子どもたちと交流することで、地域の魅力や特性、課題を発見し、新たな表現や創造へと繋がることを期待しています。市民や地元作家にとっても、バックグラウンドや価値観の異なるアーティスト達の常滑のとらえ方や表現から、新たな気づきを得たり再発見することが大いにあると思っています。また、ここで生まれたつながりが、今後の相互交流の出発点となることを願っています。