1000名以上の高校生にプロトタイプを提供して完成!高校の『総合的な探究の時間』のフィードバック不足を解消する新サービス"Qareer(クアリア)"、2024年4月より希望する全ての学校へ提供開始
株式会社クアリア(東京都渋谷区)は、2024年4月より希望する全ての学校に探究学習フィードバックサービス"Qareer(クアリア)"の提供を開始します。2022年度の学習指導要領改訂によって、全国の高校で新たに『総合的な探究の時間』が必修科目となりました。しかし、多くの学校では「学校のリソース不足」「教員のスキル不足」「そのスキル不足を改善するための、研鑽機会の不足」等の課題に直面しています。このような課題もあり、高校生からは「前向きに探究学習に取り組んでいるものの、望んだ時に適切な学習支援が得られない」といった声も度々聞かれるようになりました。
弊社はこのような状況を踏まえ、Qareerを通じて全ての高校生が「探究学習に対する個別のフィードバック」を得られるようにします。そして、探究学習を通じて、全ての高校生が「学ぶと変われる」と実感できる教育環境の実現に寄与して参ります。
Qareerの3つの強み
1.生徒の探究学習に対する個別フィードバックを可能にする「独自開発システム」
2.高校生時代に探究学習を経験し、その経験を活かしてフィードバックする「Qareerサポーター」
3.1000名以上の高校生の探究学習を支援して積み上げた「教育的知見」
公式ホームページ https://qareer.jp/
株式会社クアリアについて
私たち株式会社クアリアは、大学入試で高校時代の探究学習『プログラミング的思考を効率的に獲得する学習方法の模索』を評価されて慶應義塾大学環境情報学部に進学した平田正英(現在同学部2年生)と、ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンターでの活動で得た知見をもとに、高校在学中の平田の探究学習を支援してきた芦野恒輔(代表取締役)によって創業されました。ミッションに「『学ぶと変われる』を全ての生徒へ」を掲げ、全国の高校及び高校生に対する探究学習の支援を主な事業としています。
高校現場で顕在化する『総合的な探究の時間』に関する課題
社会の変化を背景に、「主体的に問題を設定し、解決できる人材の育成」が期待される中、探究的な学びの重要性はますます高まっています。このような社会的要請もあり、2022年度に施行された高校の新学習指導要領では、『総合的な探究の時間』が必修となりました。これにより、全国の約4700校の高校に通う全ての生徒が、学校で探究学習に取り組むことになりました。
しかし、多くの学校では「学校として探究学習で活用できるリソースが不足している」「生徒個々の探究学習を支援するスキルが、教員側に不足している」「教員がスキル習得を目指しても、業務多忙ゆえにその機会が得られない」等の課題に直面しています。このような課題もあり、高校生からは「前向きに探究学習に取り組んでいるものの、望んだ時に適切な学習支援が得られない」といった声も度々聞かれるようになりました
1000名以上への高校生へ、プロトタイプを通じて探究学習を支援
このような課題認識をもとに、弊社は6都府県7校に通う1000名以上の高校生に、高校を通じて本サービスのプロトタイプを提供して参りました。プロトタイプを通じて、自分の探究学習にフィードバックをもらった高校生からは、次のような声が聞かれました。
-
自分の探究に対してフィードバックをもらうことで、取り組みへの意欲が高まった。また、今後どう進めるべきか、以前より考えるようになった。
-
フィードバックをもらうことで疑問がどんどん浮かび、自分の探究についてつい考えてしまうようになった。
-
近い世代の方から前向きなフィードバックをもらうことで、頑張って取り組んでみようと思った。
導入を検討したい学校は、公式ホームページから資料請求をお願い致します
このプロトタイプを用いた探究学習の支援を経て、弊社では2024年度4月より、希望する全ての学校へQareerを提供することに致しました。なお、導入を希望する学校は、公式ホームページ(https://qareer.jp/)から資料請求を行うことが可能です。また、公式ホームページ上ではプロトタイプをご利用頂いた学校の先生・生徒へのインタビューも掲載していますので是非ご覧ください。
福井南高等学校 https://qareer.jp/index_voice?school=fukuiminami
上野学園高等学校 https://qareer.jp/index_voice?school=uenogakuen
応援メッセージ(有識者のみなさまから)
山下 真司 さま
ベネッセ教育総合研究所 教育イノベーションセンター 主席研究員
NITS独立行政政法人教職員支援機構 フェロー
『月刊 高校教育』編集アドバイザー
学校法人追手門学院 評議員
高等学校学習指導要領「総合的な探究の時間」(平成30年告示)解説書作成検討メンバー
予測困難と言われる社会環境の中で、思考停止することなく歩んでいく力を育む探究学習に期待が高まることは至極自然なこと。他方で、さまざまな期待が押し寄せる学校現場において、生徒一人ひとりの探究学習を支援したくてもしきれない様子を多数見てきました。 すべての生徒の中に探究の種はあるはず。心を駆動させ、問いを深めるフィードバックを支援するQareerは、探究学習を推進する伴走ツールとして心強い選択肢になるでしょう。「学ぶと自分は変わる、そして社会は変えられる」。そんな経験をした生徒たちの未来が広がっていくことを願っております。
脇本 健弘 准教授
横浜国立大学教育学研究科 高度教育実践専攻(教職大学院)准教授
東京学芸大学 大学院連合学校教育学研究科 准教授(兼担)
博士(学際情報学)
探究学習において、「自分の学びに反応が返ってくること」は醍醐味の一つではないでしょうか。私は多くの教育現場で、そうした体験を経て大きく成長する生徒の姿を見てきました。一方、そのような体験をすべての高校生が得られているかというと、様々な課題から難しい現状があります。Qareerでは、自身の探究の取り組みを言語化して、フィードバックを受けることができます。この言語化の活動は、自身の思考を整理することにつながり、それに対してフィードバックを受けることで、自身の振り返りが促され、今後の取り組みをより具体化して考えることができるようになります。探究学習のフィードバックを支援するQareerが、多くの生徒の成長の一助になることを期待しています。
【会社概要】
ミッション:「学ぶと変われる」を全ての生徒へ
会社名 :株式会社クアリア(法人番号1011001149857)
所在地 :東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号桑野ビル2階
設立 :2022年9月
代表取締役:芦野 恒輔
事業内容 :学校における探究学習の支援等
URL :https://qareer.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 学習塾・予備校・通信教育
- 関連リンク
- https://qareer.jp/
- ダウンロード