山形県の小学生～高校生が、お金をかせぐ体験!?　子どもがガチャガチャを運営する、新しい学びの形

探究教室ESTEMに通う子どもたちが、山形県の観光スポット内商業施設「上杉城史苑」と、複合商業施設「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」にガチャガチャを設置し、商売にチャレンジ！

株式会社山のむこう

2024年1月26日 09時10分

　山形県米沢市・山形市の探究教室ESTEM（運営：株式会社山のむこう代表取締役：大垣敬寛）では、2024年1月から3月まで「起業教室入門編」という授業を実施しています。この授業では子どもたち自身が商売について学びながらガチャガチャの企画運営をしてお金をかせぐというテーマで進めております。

　このたび、山形県米沢市の上杉城史苑（運営：株式会社上杉コーポレーション代表取締役：遠藤勲）と、山形県山形市のやまがたクリエイティブシティセンターQ1（運営：株式会社Q1 代表取締役：馬場正尊）の協力のもと、上杉城史苑・Q1内に子どもたちが企画したガチャガチャを設置することとなりました。設置にあたり、子どもたちの企画の審査会も開催いたします。

米沢市での日程

審査会

日時	2024年1月27日（土）（小学生の部）17:30 - 18:00　（中高生の部）20:30 - 21:00
場所	探究教室ESTEM米沢校（山形県米沢市金池2-1-11 金池ビル1階北号室）
内容	子どもたちによる発表を地域の大人が聞き、企画を審査します。

ガチャガチャの設置

日時	2024年2月4日（日） 09:00 - 10:00
場所	上杉城史苑（山形県米沢市丸の内１丁目１−２２）
内容	子どもたちと上杉城史苑にガチャガチャを設置します。

山形市での日程

審査会

日時	2024年1月28日（日）（小学生の部）16:30 - 17:00
場所	探究教室ESTEM山形校（山形県山形市本町1-5-19 Q1 2-K, 2-L）
内容	子どもたちによる発表を地域の大人が聞き、企画を審査します。

ガチャガチャの設置

日時	2024年2月4日（日） 17:00 - 18:00
場所	探究教室ESTEM山形校（山形県山形市本町1-5-19 Q1 2-K, 2-L）
内容	子どもたちとQ1の廊下にガチャガチャを設置します。

探究教室ESTEMとは

小学生から高校生までを対象に、山形県山形市と米沢市で開講している探究教室です。五感を刺激する感動的な体験から興味を広げていき、子供の興味をステップアップさせていくお手伝いをしております。

子どもたちが研究した内容を学会で発表する機会を作ったり、子どもたちがつくったボードゲームを一緒にクラウドファンディングに挑戦して製品化したりと、全国でも例を見ないユニークな学びの機会を提供しています。

子どもの興味を広げる授業

ESTEMでは、好きなものがないという子が好きなことを見つけられるよう、分野を問わない様々な体験の機会を提供しています。例えば、生物の専門家と生物に触れながら生態について学ぶ授業をしたり、映画学科の学生と連携して映画を制作する授業をしたり、スパイスや卵など身近なものと歴史をつなげた授業をしたりと、分野横断的に大人自身が面白いと思う楽しい学びを提供しています。

生きる力を身につける、超実践的な学びの機会

ESTEMは、教室内で完結しない、社会の評価にさらされながら力をつけていく実践的な学びを大事にしています。

「ボードゲーム発明体験」という授業をきっかけに、中高生のチームが制作した「はるたいる」や小学生が制作した「つなげて連想絵しりとり」というボードゲームを製品化し、販売しています。

製品化のための資金は子どもたち自身でクラウドファンディングに挑戦していただきました。

子どもの興味を深めるサポート

子どもたちの興味はそれぞれですが、一人ひとりの興味を伸ばしていけるようサポートしています。例えば科学分野では、マグマを再現する研究や言葉の法則に関する研究など、子どもたちの興味に応じた研究をサポートし、学会で発表するところまで支援しています。

地域の中で、地域内外の大人とつながる学びを提供

子どもたちが自ら考え、楽しく学んでいく力をつけるためには、活躍している大人との連携が欠かせません。企業の課題に対して子どもたちがとりくむという機会もつくっています。

ESTEMの授業「起業教室入門編」とは

現代の社会では、子どもたちが課題を見つける力や価値を生み出していく力、表現する力を養っていくことが求められております。そこで、実践的にお金をかせぐという実体験から、人が求めることを想像することや試行錯誤を繰り返す大事さを伝えていきたいと、実際にガチャガチャを運営してみるという実践的な内容で授業を実施しております。マーケティングの考え方や発想方法・表現方法をインプットしつつ、各自商品企画を実行しアウトプットしていくという内容で、全12回の授業に取り組んでいます。