OSENSEは東南アジア最大のHISメーカーと連携し、AI技術を南へ進出
OSENSE Technology は24日、東南アジア最大のクリニック向けの医療ソリューションプロバイダーであるMYWAM SDN BHDとの業務提携を発表しました。
AIとXR技術を専門とする台湾のテクノロジー企業・OSENSE Technology(以下、OSENSE)は24日、東南アジア最大のクリニック向けの医療ソリューションプロバイダーであるMYWAM SDN BHD(以下、MYWAM)との業務提携を発表しました。OSENSEはMYWAMと連携し、一年以内に「Qubby AI」という会話型ビジネスプラットフォームを3000箇所のクリニックに導入し、さらに創兆生技と協力して歯科知識、衛生教育情報、または医療機関によくある問題の対応法に特化したDentalGPTのAI顧客サービスシステムを開発し、東南アジアの各医療分野に展開すると予定しています。
OSENSEは設立以来、着実に成長を遂げており、今回は東南アジアの医療市場で15年以上の経験を持ったMYWAMとの提携は、同社のグローバル戦略が更に強化されると考えられます。MYWAMは、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシアなどの国で5,000人以上の医師や数千の医療機関に医療施設の管理及びデジタルソリューションのサービスを提供しています。OSENSEの創設者兼CEOの王友光氏は、今回の提携は事業拡大だけでなく、台湾のAIソフトウェア技術のグロバール医療業界における重要なマイルストーンでもあると述べています。
人口7億人の東南アジア市場は、世界4位の経済体となる見込みであり、医療市場の継続的成長は、OSENSEのAI+XR技術に幅広く応用されるチャンスをもたらすと考えられます。技術導入により医療施設における反復作業の人件費を大幅に削減でき、定期購入型サービスの形も医療機関に採用されやすく、安定した収益を生むビジネスモデルが予想されます。
OSENSEのプロダクトディレクターである張騰文氏によると、Qubby AI と DentalGPTは各クリニックのニーズに合わせてトレーニングされた専用のAIモデルとデータベースであり、LINE、Facebook Messenger、WhatsApp、ウェブサイトやキオスクなど、複数のプラットフォームをサポートしています。これらのツールは医師のアバターを用いて、AI音声とテキストで質問を正確かつリアルタイムで回答するだけでなく、医師本人の音声を模倣した30種類以上の言語もサポートでき、今後もさらに増加する予定です。OSENSEは、MYWAMとの協力を通じて、東南アジアの医療機関と民衆にAIデジタルサービスとソリューションを提供します。より良い医療体験を創出し、スマートヘルスケアシステムを拡大したいと考えています。
会社情報
OSENSE Technology Co., Ltd.(光禾感知科技)
XRとAI技術両方を備えた台湾の数少ない企業の1つであり、既に35件の特許を取得し、優れた技術パワーと産業経験を持つ会社です。日経ビジネスに掲載した「10年後のGoogleを探せ、世界を変える100社」のリストに唯一にエントリーした台湾企業であり、台湾科技部から「台湾で最もクールな技術系スタートアップ10社」に選ばれました。台湾初のバーチャルアナウンサー「敏熙(ミン・シー)」を作成したほか、初のIM/SNS専用のバーチャルヒューマンを開発し、音声によるリアルタイムで対応できるAIカスタマーサービス「Qubby AI」をリリースしました。また、歯科医向けの専用AIカスタマーサービス「Qubby AI DentalGPT」を開発し、政府機関、各企業や組織に面白くて実用的なコンテンツと、ビジネスチャンスが溢れたサービスを提供しています。
Create Trillion Biotechnology Co., Ltd.(創兆生物科技)
デジタル医療データプラットフォーム「Dental OMO」を提供し、歯科経営の「小売」の促進と医療機関のDX化をサポートます。営業データの可視化と分析機能で、クリニック経営者は複雑なビジネスモデル、運営管理、財務分析などの専門知識を知らなくてもスムースにクリニックを運営でき、より大きな利益を生み出すことができます。また、クリニック側もクラウドビッグデータに接続することで、精密な遠隔治療を実現し、医療リソースの利用効率を向上させ、新しいデジタルの医療体験が可能になります。
MYWAM SDN BHD
MYWAM SDN BHD は、東南アジア最大のクリニック向けの医療ソリューション市場のリーダーであり、医療業界で15年以上の経験を持ち、5,000人以上の医師と数千の医療機関にデジタル化及びコンサルティングサービスを提供してきました。クリニックの経営管理のサポートだけでなく、医療のデジタル化の推進とソリューションの提供に注力しています。
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