空間コンピュータに特化したスタートアップ『Ninja Vision』が誕生、Apple Vision Proアプリの開発へ
米国でApple Vision Proを3台調達、デベロッパー・クリエイターの募集開始
日本と北欧を拠点とするスタートアップ『Ninja Vision』は、Apple Vision Proに代表される『空間コンピュータ』領域に特化した事業を開始したことをお知らせします。
Ninja Visionの事業領域としては、Apple Vision Proアプリの開発や、空間コンピュータを活用したイベント・プロモーションの展開、コンサルティング事業を展開予定です。
創業メンバーとして日本と北欧を拠点とするクリエイター・デベロッパーが所属しており、現在さらなるプロジェクトメンバーを募集しています。
創業の背景
私たちは「アナログ世界は、実は情報量が少ないのではないか?」という一つの仮説からスタートしています。
1984年にGUIを用いるパソコン「Macintosh」がAppleから発売されて以来、携帯電話やスマートフォン、タブレットなど、様々なデジタルソリューションが生まれています。
一方で、実際の生活では、人々はデジタル世界の入口である『スクリーン』に没頭するあまり『ながら運転』や『歩きスマホ』などの社会課題が発生してしまっています。これはテクノロジーの限界として、『デジタル世界』と『現実世界』とを視線で行き来する必要があるためです。
空間コンピュータは、現実世界で我々が見ている情報の上に、デジタル情報を融合させることができる次世代のソリューションです。現実世界とデジタル世界をシームレスに繋ぎ、日常を飛躍的に便利にできるこの技術は、未来の『当たり前』になると私たちは考えます。
未来の世界がすぐ目の前に来ているのに、アクションを取らないのは勿体ない。
そんな想いをもとに、Ninja Visionは立ち上がりました。
事業内容
Ninja Visionは、ミッションとして「現実世界とデジタル世界の情報を一つの視野で融合させる」を掲げています。このミッションを達成するために、主に3つの事業ドメインを構成します。
Ninja Vision Studio :
空間コンピュータ領域のソフトウェア・アプリの開発を行います。当面は自社アプリケーションの開発に注力する予定です。
Ninja Vision Promotion :
空間コンピュータを用いたプロモーション・イベントの企画・運営を実施します。デジタルコンテンツを活用した新たな形態の展示会などを、開催予定です。
Ninja Vision Consulting:
空間コンピュータ領域のコンサルティングサービスの提供を通し、空間コンピュータのビジネスへの早期活用を支援します。
プロジェクトメンバーを募集
Ninja Visionでは、空間コンピュータ領域に関心がある方をプロジェクトメンバーとして募集しています。
募集領域は3Dクリエイター、visionOSデベロッパー、UXデザイナー、プロジェクトマネージャーなど、空間コンピュータアプリの開発に関わる職種全般です。
空間コンピュータという次世代の技術に特化した組織だからこそ、プロジェクト毎にチームを組成し、フィットするメンバーに参画いただく形を想定しています。複業や副業での参画も歓迎です。
なお、創業メンバーとしては4人が所属しており、連続起業家やクリエイター、デジタル領域のコンサルタント、外資テック企業のエンジニアなどバックグラウンドは様々です。
今私たちの手元には、アメリカで調達した3台のApple Vision Proがあります。共に空間コンピュータの未来を創りたい方、お待ちしています。
応募問い合わせ先:https://forms.gle/oextMmUYqfEor7b89
※日本国内のApple Vision Proを活用した実証実験に関しては、技適未収得機器を用いた実験等の特例制度の範囲内で実施いたします。
今後の展開
当面はApple Vision Proを活用した実証実験とアプリ開発に注力し、visionOSアプリのリリースを2024年夏頃を目処に目指します。
また同時並行でApple Vision Proを活用したバーチャル展示会など、イベントの展開を予定しています。
空間コンピュータを活用した協業にご関心のある事業者様や、空間コンピュータ領域のプロジェクトに参画されたいデベロッパー・クリエイターの方々からのお問い合わせをお待ちしております。
問い合わせ先:https://ninja-vision.com/
会社紹介
Ninja Visionは、Apple Vision Proに代表される空間コンピュータに特化した、北欧と日本を拠点とするプロジェクトベースのスタートアップです。
visionOS上で稼働するアプリの開発や、空間コンピュータを活用したイベント・プロモーションの展開、コンサルティング事業を展開しています。
Company Name:Ninja Vision OÜ
Office:Telliskivi 60a/5, Tallinn, Estonia
Representative : Kota Alex Saito
Website:https://ninja-vision.com/
創業メンバー紹介
Alex (Project Management)
エストニア在住。2016年に世界一周に挑戦し、これまでに50カ国を訪れる。慶應義塾大学卒業後、外資系コンサルティングファーム EY Japan に参画。テクノロジー領域のプロジェクトに継続して携わる。
2018年よりエストニアへ移住し、ITスタートアップ・Veriffで事業開発を担当。急成長中のスタートアップで唯一の日本人として、同社がユニコーン企業に成長するまでの過程を支える。
2019年にはGovTechスタートアップ・ xIDに参画し、PM/事業開発責任者として石川県加賀市や茨城県鹿嶋市におけるDXプロジェクトを担当。2020年からは北欧を拠点とするサウナスタートアップ・totonoüを創業。ITスタートアップの方法論をサウナ業界に適用し、同社の成長に貢献している。
Ninja Visionでは、PM・BizDevとしてソフトウェア開発や事業開発をリードする。
YUTA(Software Development)
慶應義塾大学大学院理工学研究科卒。
同大学を卒業後、工作機械メーカーにてソフトウェアエンジニアとして勤務。
正社員として勤務する傍ら、AI領域の研究開発に従事する。
その後、アメリカ・ボストンに拠点を持つスタートアップへ出向。最先端技術をベースにしたソフトウェアを日本のインフラ企業やメーカーを提供し、同社にてロボット工学のさらなる知見を得る。
現在はシリコンバレーに拠点を置く外資系テックジャイアント企業の東京オフィスにてカスタマーエンジニアとして勤務。
Ninja Visionでは、機械学習やソフトウェア開発のスペシャリストとして、デジタルソリューションの設計やアプリ開発を行う。
SHIN(Contents Creation)
17年間海外で育った日英バイリンガル。小学生時代に全米統一学力テストで成績優秀を収め、ブッシュ大統領から表彰を受ける。
早稲田大学在学中に国際的投資フォーラムにて海外の機関投資家や起業家のアテンド/通訳を務めた後、レバレジーズに新卒入社。海外市場調査業務やクリエイターの案件紹介業に従事した。
24歳でエンタメ領域の会社を創業し、クリエイティブワークやソフトウェア開発のプロジェクトを担当。
以来連続起業家として複数の会社の経営に従事しており、コーチングやStrength Finderの方法論を適用した組織運営を得意とする。
Ninja Visionでは、クリエイターの統括や、エンターテイメントと空間コンピュータ掛け合わせたアプリ開発等を担当する。
SHU(Business Development)
青山学院大学卒業後、日本プロ麻雀連盟のプロ資格を目指す傍ら、海外生活の経験を活かし、国内アーティストの海外進出や、海外アーティストの日本招聘も積極的にサポート。
自身もアーティストとして、津軽三味線を要するロックバンド「ROA」でギター・プロデュースを担当している。
2010年頃より複数の事業を連続して立ち上げ、クラウドファンディングや補助金の活用、業界内外とのコラボレーションなど、既存の型に捉われない方法でプロジェクトを成功に導いた。並行してインフルエンサーや大手事務所を顧客としたグッズ制作事業や、大手デベロッパーやハウスメーカーを顧客とする大型家具の輸入・販売事業も手掛ける。
Ninja Visionでは、3Dオブジェクトを活用したグッズ販売促進のためのアプリ開発に加えて、顧客担当責任者を担当する。
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