3.11の被災地、気仙沼の和菓子屋がクラファンにチャレンジ!
3.11の被災地気仙沼から能登半島地震で被災した輪島塗の生産者さんへ恩送りをしたい!
3.11の被災地気仙沼の老舗菓子店、御菓子司いさみや(代表取締役:畠山憲之)は令和6年能登半島地震で壊滅的な被害を受けながらも、ピンチをチャンスに変えようと世界に向けて輪島塗を発信しようとしている田谷漆器店さんへ、事業所再建の為の支援金を送る為にクラウドファンディング(CAMPFIRE)にチャレンジする。
プロジェクト立ち上げの背景
正月早々にテレビに映る被災地の能登半島、特に漆黒の闇の中で火の海となる輪島市の映像は、3.11のとき同じように火の海で覆われてしまった気仙沼に暮らす私達には、当時がオーバーラップするとても心が痛む映像でした。そのような中、自分と妻が知り合うきっかけとなった、石川県の友人日本舞踊紫派藤間流の藤間信乃輔さんが金沢から輪島塗の生産者さんを支援していることを知り、これまで頂いた支援に恩返しをするのは今しかないと考えプロジェクト立ち上げに至りました。
クラウドファンディング(CAMPFIRE)公開ページ
支援先 株式会社田谷漆器店
株式会社 田谷漆器店(たやしっきてん)
〒928-0011 石川県輪島市杉平町蝦夷穴55―6
代表取締役社長 田谷昭宏(田谷昴大さんのお父様)
https://www.wajimanuri.co.jp/
支援先 田谷漆器店 田谷昴大さんからのメッセージ
今回は、畠山さんに輪島に思いを馳せて頂き、心より感謝申し上げます。 東日本大震災の時は、社会人ではなく東京にいました。 テレビで見える津波の映像は衝撃的で、一生忘れられないものだと思っています。 社会人になり塗師屋の仕事を継いでから、気仙沼には出張で行くことが増えました。 近頃は、気仙沼の復興した街並みを見て、感動していた1人です。 食文化、風景がとても素晴らしく、なぜか気仙沼に行くたびに、故郷の輪島と重ね合わせていました。 輪島も今後は復興をして行かなければなりません。 沢山の人に、復興後に来てもらえる場所にしていきたいです。 そして、僕らも復興を成し得た時に、震災を経験したからこそ、周りの災害に苦しむ人々に思いを馳せられる人間でいたいです。畠山さんのこれまでのご経験や、今回のご支援に敬服いたします。 我々も震災を乗り換え、より強く、社会や人々の役に立つところを目指していきます。 ありがとうございます。
御菓子司いさみやについて
「御菓子司いさみや」は昭和22年の創業から気仙沼本吉の地で変わらずお菓子を作り続けています。看板商品の「名代大島まんぢゅう」は気仙沼の名物まんぢゅうとして、地域の皆さんに愛されてきました。ちなみに気仙沼ではお家でお茶を飲む時間を「お茶っこ」言い、他所に訪問すると必ず「お茶っこ飲んでいがい」(お茶飲を飲んでくださいの意味)が合言葉のように使われています。「名代大島まんぢゅう」は気仙沼のそんな「お茶っこ」の添え物として重宝されてきました。またそのような伝統は守りつつも、気仙沼の観光キャラクター「海の子ホヤぼーや」をかたどった「ホヤぼーやモナカ」や気仙沼の天然塩を使った「塩あんプリン」等、その時代に合わせ地域の宝を活かしたお菓子を親子三代で産み出していきました。
有限会社いさみや
〒988-0307 宮城県気仙沼市本吉町津谷舘岡12-3代表取締役 畠山憲之
返礼品について
返礼品には弊社「御菓子司いさみや」と東京の飯倉にある「レストランキャンティ」さんとのコラボ商品「DORA」をご用意させて頂いました。「DORA」は東日本大震災大震災の発災当時から被災地に思いを寄せて頂いているレストランキャンティ店主川添さんの発案でできた商品です。詳しくは川添さんからのメッセージをご覧ください。
プロジェクト協力者
レストランキャンティ 店主 川添隆太郎さん
飯倉片町本店 東京都港区麻布台3-1-7
川添さんからのメッセージ
【DORAの誕生】 1960年にキャンティ創業者の川添浩史と梶子は、自分たちの行く店がないのなら作れば良いと考えてレストランキャンティを作りました。 キャンティといえば、「バジリコ」です。 「バジリコ」は、バジルの葉が日本に存在しない時代に私の祖母・川添梶子が大葉とパセリを活用して完成させたパスタ料理です。 私、過去に京都へどら焼き修行に行ったくらいどら焼き好きなんです。バジリコのような 和洋折衷の発想で「DORA」を企画しました。そこで、レストランキャンティで愛され続けている、「世界一のプリン」をヒントに「上品な甘さのキャラメルクリーム」を使用し た「DORA(ドラ)」が完成しました。 今回のパッケージでお世話になる友人牧原史典さん(株式会社五洋商会)の紹介により気仙沼の和菓子屋さん「御菓子司いさみや」の畠山憲之さんと出会いました。気仙沼といえば2011年3月11日の東日本大震災を思い起こします。 畠山さん曰く、震災後、街に活気が戻るには多くの課題があるとの事です。 そこで、気仙沼を元気にさせる一助になればと「御菓子司いさみや」とガッチリタッグを組む事を決めました。 能書が⻑くなりましたが、未来志向の「DORA」を単純にお楽しみくださいませ!!
レストランキャンティ 店主 川添隆太郎
最後に
輪島塗の生産者さんは漆器を作る工房も全壊してしまい非常に厳しい状況に置かれています。このプロジェクトが能登地方の伝統文化、輪島塗が再起するためのお手伝いが出来れば幸いだと思っています。そして能登地方で被災され辛く不便な生活を強いられている方々に一日でも早く平穏な日常が戻ってくることを願っています。
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