アフリカ・ルワンダでLPガス合弁会社を設立

2024年5月1日、ホテル・ミル・コリンズにて開所式を開催

株式会社サイサン

2024年5月7日 13時00分

　Gas One（ガスワン）グループの基幹である株式会社サイサン（さいたま市大宮区、代表取締役社長川本武彦：以下、弊社）は、アフリカ・ルワンダ共和国にて、現地パートナー会社であるJibu Corporate(RW)Limited（以下、Jibu）と合弁にてLPガス販売会社を設立いたしました。現地合弁会社の名称は、「Jibu Gas One Limited（ジブガスワン）」とし、事業所は首都キガリ市に開設しました。

左から、サイサン代表取締役副社長川本知彦、Jibu社長 Galen Welsch氏

　2024年5月1日に、現地のホテル・ミル・コリンズにて開所式が行われました。その席で弊社代表取締役社長川本武彦は「ルワンダでのＬＰガス消費量は年間約42,000トン、90％以上の家庭で薪、木炭などを使用しています。政府は2024年までにこの比率を４０％まで減らすことを目標としており、私たちは、環境に優しい、新しいエネルギー源としてのLPガスの普及に努め、ルワンダ国民皆さまの健康と生活向上に貢献できることを願っております」と、スピーチしました。

　パートナー会社であるJibu社は、米国Jibu Inc（持株会社）のルワンダ現地法人で、アフリカ各国での飲料水の販売事業を行っています。現在はルワンダ以外に、ウガンダ、ケニア、コンゴ、ガーナにおいて現地法人営業を展開し、タンザニア、ザンビア、ブルンジではフランチャイズでの飲料水販売を行っております。

　飲料水事業はLPガス事業との親和性が高く、既存の細かな販売ネットワークを活用したマーケティングは、小規模な事業所の多店舗展開に適しているため、スピーディーな出店計画が可能となり、短期間でのシェア拡大が可能となります。各フランチャイズ事業者、直営店に充填施設を導入し、お客さまが欲しい、買いたい数量での販売を行います。それにより今までＬＰガスを購入できなかったお客さまへの販売も可能になります。