巨大淡水魚・ピラルクーのうおづら撮影に成功！

栃木県なかがわ水遊園にて＜春の企画展＞うおづら展開催！

うおづら

2024年3月1日 10時00分

「うおづら」は、フォトグラファー・森岡篤氏が撮影する、表情ゆたかな魚たちの正面顔をとらえた写真の数々です。『世界初の魚の顔図鑑うおづら』(大和書房刊)、『うおづらシールブック』(小学館刊)の書籍、カプセルトイやプライズなどのグッズ、商業施設・夏休みプロモーションのメインビジュアル、百貨店での写真展など、さまざまなジャンルでのキャラクター展開をしています。

「うおづら」は観賞用の水槽で飼育できる金魚や熱帯魚の撮影が主でしたが、南アメリカのアマゾン川流域に生息する魚で、大きいものは体長4.5mにもなる世界最大級の淡水魚「ピラルクー」のうおづら撮影にこのたび成功しました。

撮影場所は淡水魚の水族館「栃木県なかがわ水遊園」で、日本最大級のアマゾン大水槽の前やチューブ型トンネル、ダイビング器材を装備した水中などと、さまざまな方法で撮影を試みて、なかがわ水遊園で飼育されているピラルクー「ゴリン」「ロク」「チョビ」のほっこり癒やされる「うおづら」が新たに仲間入りしました。

これまで撮影してきた中で大きい魚はナマズの仲間のプレコやデンキナマズだった森岡氏は、「ピラルクーはこれまでの魚とは桁外れの大きな魚でした。実物は迫力があって、ジロッと目が合うのがわかってドキドキしました」と楽しんで撮影できた様子。

「ピラルクーはアマゾンの肉食の巨大魚として有名ですが、正面から撮影するととっても可愛いんです。撮影しているとこちらに興味をもって覗き込んでくる仕草にほっこりさせられました」と撮影時の心温まるエピソードを披露。

最後にモデルとなったピラルクーについて「栃木県なかがわ水遊園には、ゴリンとチョビ、ロクという3匹の大きなピラルクーがいますが、それぞれ個性があります。魚なのに？と思われるかもしれませんが、撮影しているとそれぞれの性格がみえました」と、うおづら写真に表れた表情の秘密を語った。

森岡篤プロフィール

1967年9月4日三重県生まれ。

小さい頃から魚好き。三重県立水産高校卒業後、上京。東京タワー水族館に勤務。この頃から写真に興味を持ち、コマーシャルフォトの現場で勉強する。1995年、出版社ピーシーズで魚を中心にカメラマンとして活動をスタート。水中生物とは異なる、水槽の中の魚を撮影するカメラマンとして、少しずつ作品を撮りため、書籍出版などを行う。

2019年より、自身が撮影した魚の正面写真「うおづら」を「みずものコム」と共同発表。SNSで話題になり全国でのイベントや写真集などを刊行。

最近は写真撮影だけでなく動画コンテンツクリエーターとしても活動の幅を広げる。

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