日吉、地元小学生が“環境“をテーマに描いた絵をパッカー車にペイント

地元小学校で環境ごみ学習を30年実施

株式会社日吉(本社：滋賀県近江八幡市)は、3月12日（火）に近江八幡市立八幡小学校で、小学4年生が描いた絵付きパッカー車（塵芥収集車）のお披露目会を実施しました。

　株式会社日吉(本社：滋賀県近江八幡市)は、3月12日（火）に近江八幡市立八幡小学校で、小学4年生が描いた絵付きパッカー車（塵芥収集車）のお披露目会を実施しました。当社は例年、地元の小学4年生の児童らに、環境学習の一貫としてごみ学習の出前授業を行っています。児童らは授業で学んだことを、“環境”をテーマに絵を描いて、その絵を当社はパッカー車にペイントしています。

　各クラスの代表児童3名によるテープカットセレモニーを行った後、クラスごとにごみ収集車の見学を行いました。見学が始まると、走って自分の描いた絵を探し、指をさして喜ぶ様子がありました。

■日吉が取り組む「環境ごみ学習」とは

当社の環境ごみ学習の取組みは34年続いています。1990年頃、廃棄物処理業界が「３K（きつい・きたない・きけん）」と呼ばれ、従業員とその家族にまで偏見が及んでいました。この偏見を取り除き、正しい理解を得るために、地域の小学校の教師や小学4年生を対象として、環境ごみ学習を実施しています。

2023年度は、市内の小学校13校にてごみ収集車の操作実演を含めた授業を行いました。

授業ではごみ収集車の仕組みや、どのようにごみが積まれていくのか、どうやってごみがごみ収集車から輩出されるのかなどについて実演を交え説明します。また、ガスボンベなどの不適切な廃棄により、実際にごみ収集車で発生した火災の写真を示し、ルールを守らずごみを出した場合の危険性、分別の大切さを学んでいます。

 

今後も、児童らに当たり前のことを当たり前にできるように、さらに環境分野への興味関心の動機づけとなることを期待し引き続き取り組みます。