日本で唯一!介護の未来を創る全国規模での介護技術評価コンテスト「第14回オールジャパンケアコンテスト」8月6日(火)開催
介護の質の向上と地域との繋がりを目指す
■オールジャパンケアコンテスト(AJCC)とは
オールジャパンケアコンテスト(AJCC)は、競い合うことではなく、参加者の自己研鑽や理解を高めることを目的とした大会です。
参加者は実務経験のある介護従事者を中心に「認知症」「看取り」「口腔ケア」「入浴」「食事」「排泄」「外国人介護職員」の分野に分かれて実技を行います(録画投稿の場合は養成校及び高校生のみの応募で分野は「食事」)。会場では高齢者役を相手に約10分間の持ち時間で実技を行い、各分野の専門家が採点します。実技終了後はアドバイスも受けられ、技術力向上の場にもなっています。
2010年第1回大会開催以降、参加選手総数は1,200名以上となり、全国の介護現場で働く方の研鑽と相互理解の場として時を刻んできました。また、技術の素晴らしさを体験することにより、介護職の地位の向上にも寄与しました。選手だけでなく、来場者すべての皆様とともに「介護とは何か」について学び合い、絆を深めることで介護を支える土壌を育むことを目指しています。
■介護業界の現状とコンテストの背景
介護業界は依然として人手不足で、介護職員数は2025年には約32万人、2040年には約69万人もの人手が不足する※1と推測されており、介護を必要とする人も高齢化に伴い増え続けています。厚生労働省によると、2021年度の要介護(要支援)認定者数は約690万人となり、前年度に比べても約1.1%増加※2しています。
また、厚生労働省の「介護現場革新会議 基本方針」※3には、介護業界を挙げて取り組むことの必要性として、以下3点について述べられています。
・人手不足の中でも介護サービスの質の維持・向上を実現するマネジメントモデルの構築
・ロボット・センサー・ICTの活用
・介護業界のイメージ改善と人材確保
これらのなかでも「介護業界のイメージ改善と人材確保」については、「介護の質を確保し、スキルやモチベーションを向上させていくこと」で介護分野への多様な人材の参入促進と離職防止につながると考えています。
オールジャパンケアコンテスト実行委員会は、介護技術を評価するコンテストを全国規模で行うことを通じて、介護従事者のスキルやモチベーション向上だけでなく、一般の方々にも介護に関する認知や知識を深めることを目指しています。
※1 厚生労働省 第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について
https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000804129.pdf
※2 厚生労働省 要介護度別認定者数の推移
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg1/301030/shiryou3-2-2.pdf
※3 介護現場革新会議 基本方針
https://www.mhlw.go.jp/content/12301000/000494186.pdf
参考:介護分野における生産性向上ポータルサイト
https://www.mhlw.go.jp/kaigoseisansei/what/productivity.html
■第14回オールジャパンケアコンテスト 開催概要
開催日:2024年8月6日(火) (前夜祭:8月5日)
スケジュール:9:00 開会式 9:45〜 会場実技 15:00表彰式・閉会式
開催場所:東京ビッグサイト 南1ホール
(高齢者住宅新聞社主催「住まい×介護×医療展2024」同時開催)
定員:
A部門(経験年数5年以上)、B部門(経験年数5年未満) 各10名
外国人介護士分野 10名
会場定員:130名
【実施内容】
会場実技分野:
「認知症」「看取り」「口腔ケア」「入浴」「食事」「排泄」「外国人介護職員」
録画投稿:養成校及び高校生のみの応募。分野想定「食事」
【参加対象者】
・実務経験のある介護従事者で、医療介護障がい等の事業所に所属されている方。
・外国籍の方でEPA・技能実習・特定技能・在留資格
・「介護」などの枠組みにより介護の業務を行っている方。
申し込み方法:https://ajcc.info/participation/
応募締切:6月30日(日)
一般来場:入場無料
お問い合わせ:contest@ajcc.info (第14回オールジャパンケアコンテスト事務局)
■オールジャパンケアコンテストの変遷
2010年:島根県出雲市で第1回大会を開催
2011年〜2018年:鳥取県境港市、米子市で第2回~第9回大会を開催
2019年:国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて第10回記念大会を開催
2020年:新型コロナウィルス感染症のパンデミックにより中止
2021年:初の試みとして動画投稿方式も採用
2022年:会場実技と動画投稿のハイブリッド形式で開催。
2023年:4年ぶりに従来の方式による大会開催
2024年:高齢者住宅新聞社主催「住まい×介護×医療展2024in東京」との同時開催により、初の東京ビッグサイトで開催予定
https://notice.koureisha-jutaku.com/sp/101
■オールジャパンケアコンテスト実行委員会(AJCC)主管法人
社会福祉法人こうほうえん
SOMPOケア株式会社
株式会社やさしい手
東京ロイヤル株式会社
(順不同)
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- 福祉・介護・リハビリ
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