“１人１人の子どもの声を直接聴き、子どもと一緒に”公園を作る『みんなでつくる~ひろがる！こど森』プロジェクトを実施中です！（練馬区立こどもの森）

こども大綱の柱の１つである子どもや若者の声を尊重した公園づくりを行うことを通して、子ども達1人1人に「自分たちで変えれる！」「伝える意味がある！」という経験を積んで欲しいという思いで実施いたします。

NPO法人PLAYTANK

2024年7月23日 09時00分

練馬区立こどもの森とは

練馬区立こどもの森は、2015年に「自然×冒険×交流」をコンセプトとして、樹林地や農地など、練馬に昔からあるみどりに囲まれて、思いっきり遊ぶことができる緑地として、専用地として整備された冒険遊び場です。

NPO法人PLAYTANKは、この公園の運営委託を練馬区より受託し、運営している団体です。

冒険遊び場は、

たき火をしたり、地面に穴を掘ったり、木に登ったり、何かものをつくったり･･･。

落ち葉やどろんこや自然の素材や遊び場にあるものを使って、

「やってみたい！」と思うことを実現していける遊び場です。

冒険遊び場には、プレーリーダーと呼ばれる専門職がいます。

子どもと一緒になって思いきりあそんだり、挑戦できるよう背中を押したり、心のうちを吐き出せる話し相手になったり。親とも先生とも違う「ナナメの関係」で子どもと関わり、子どもの意見を尊重し、一緒に考えることを大切にしています。

また、こどもの「やってみたい！」を引き出す環境づくりを行っています。

練馬区立こどもの森は、現在公園の拡張計画の策定に取り組んでいます。

本プロジェクト実施の背景

　1989年に採択された⼦どもの権利条約では、⼦どもは⾃分に関係のあることについて⾃由に意⾒を表す権利を保障しています。⽇本では、2023年12⽉に閣議決定されたこども⼤綱「こども施策の基本⽅針」の柱の１つとして、「こどもや若者、⼦育て当事者の視点を尊重し、その意⾒を聴き、対話しながら、ともに進めていく」という、⼦どもや若者の声を尊重し、彼らとの対話を通じて社会を共に築いていく⽅針が⽰されました。

　上述のような子ども・若者の声を尊重しようという社会の潮流、練馬区立こどもの森は子どもの「やってみたい！」という思いを大切にする冒険遊び場であることから、今回の拡張計画策定にあたって、子どもの声を聴き、子どもと一緒に考える必要性を強く感じております。そして、子どもたちにも、「自分たちで変えていける！」「意見を伝える意味がある！」という経験をたくさん積んでほしいという思いで、「みんなでつくる～ひろがる！こど森プロジェクト～」を、公園整備計画の改訂を支援するパシフィックコンサルタンツ株式会社と所管課である練馬区みどり推進課と共同で実施することにいたしました。