海外で必須。大規模施設・イベントの安全な運営を担う「群集マネージャー」／日本の第一人者が教える群集マネージャー資格取得講座、５月開講！

群集事故の未然防止と安全強化を目指す「群集マネジメント講座」開講のお知らせ

ナスクインターナショナル株式会社

2024年4月24日 10時15分

公共安全推進アカデミー（運営会社: ナスクインターナショナル株式会社/東京都港区/代表取締役: 左近美佐子）は、一般社団法人公共安全推進協会が認定する群集マネージャー資格に関する講座「群集マネジメント講座」を令和6年5月8日から開講いたします。

■ 群集マネージャーとは ■

群集マネージャーとは、アメリカなど海外の大型イベントにおいて必ず配備されるポジションです。このCrowd Manager(群集マネージャー)という資格は行政からの認定を受けており、試験に合格した者には認定証が授与され、イベントに関わる時には資格証明を提示する必要があります。日本にはまだ群集マネージャーに関する制度はありませんが、海外の事例に倣い群集マネージャーの配備を推奨する動きがあります。

花火大会や韓国のイテウォン雑踏事故などの悲惨な群集事故を未然に防ぎ、人々が集まる場所の安心と安全を向上させるために、一般社団法人公共安全推進協会によって群集マネージャーの資格認定制度が令和6年4月に始まりました。

公共安全推進アカデミーでは、「群集マネージャー」資格取得に必要な知識とスキルを学ぶための協会認定講座「群集マネジメント講座」を開講いたします。本講座修了後、一般社団法人公共安全推進協会での資格認定の登録が可能となり、認定証が授与されます。

一般社団法人公共安全推進協会について

一般社団法人公共安全推進協会は公共の場における安全を確保するための知識の普及による啓発を通じ、広く市民の生命、健康及び財産の保全を図り、社会公共の安全の増進に寄与することを目的として2024年4月に設立された団体です。

■ 群集マネジメントの第一人者による講座 ■

本講座は、東京大学大学院工学系研究科西成活裕教授が講師をつとめる全９回の講座となります。

西成教授は「群集マネジメント研究会」の研究リーダーとして日本の群集マネジメントを牽引するエキスパートです。

東京オリンピック2020混雑緩和に関するアドバイザーをはじめ、成田空港・羽田空港での人流アドバイザー、サウジアラビアでのメッカ巡礼混雑改善アドバイザー、花火大会等のイベントアドバイザー、内閣府IT戦略本部ITS委員/国土交通省物流施策大綱委員に就任しています。

■ 群集マネジメント講座■

名称：群集マネジメント講座

受講方法：オンライン講座（いつでも受講可能）

講座の狙い：今日、大きなイベントで警備が行われ、様々な方法で群集の安全が守られています。しかし、その多くは経験と熟練者の知恵から来るものであり、科学的に体系化されていません。一方でAI関連技術の発展によりカメラ等の映像の分析精度が飛躍的に向上しています。今後、大規模イベントの開催、メガシティ化や超高齢化社会を迎える中で、人々の安心と満足を達成する、科学的な群集マネジメント技術は社会の基盤となっていくことが予想されます。群集の安全に携わるすべての人が群集マネジメント技術を身につけ、悲惨な群集事故を無くし、人々が集まる場所の安心と安全の向上に資することが本講座の目的です。

講座の特徴：本講座は一般社団法人公共安全推進協会（以下、PSPA）の認定講座です。本講座を修了された方は、PSPAが認定する「群集マネージャー」として登録することができます。

講師：西成活裕（東京大学大学院工学系研究科教授）

受講対象：どなたでも受講いただけます。

特に、警備会社・イベント主催運営会社・大規模商業施設・交通関係・設計事務所・自治体・警察・消防など、人が集まるイベントの運営や警備、会場や施設の管理に携わる実務者の方を主な対象とします。

受講料： 個人申込38,500円（税込）/団体申込 10名で330,000円（税込）

お申込みから資格認定まで：