平和の象徴「将軍」から学ぶ。体験型カフェが表参道にオープン

～今も受け継がれ、進化しつづける。日本文化と出会う場～

一般財団法人日本インキュベーションセンター

2025年2月26日 09時00分

　一般財団法人日本インキュベーションセンター※以下JIQ(所在地：東京都千代田区霞が関)は、設立より十数年の活動において、平和への願い、そして、様々な日本文化・産業がグローバルに発展をすることを目的に取り組みを深化させています。

　今後、さらに日本の藝術文化・Liberal Artsの成長とともにある恒久的平和の実現と、豊かな未来へとつながる事業取組みの拡大をしていきます。

　その取り組みの一環として、この度、流行の発信地である表参道に、インバウンドの多いエリアならではの、日本の伝統を楽しめる店「SHOGUN CAFE & EXPERIENCE」を2025年3月下旬グランドオープンの前、2月26日にプレオープンします。

　長い戦乱の後に、世界史上で類を見ない２６０年に及ぶ平和と、独特の豊かな文化を育んだ日本。その統治者を、世界はSHOGUNと呼びました。これはいうまでもなく、徳川家が代々世襲した征夷大将軍のことです。

　列島と山脈の複雑な地形がもたらす多様な富、そしてSHOGUNのもとで全土を治める三百諸侯に育てられた各地の人材や食材は江戸に集まり、今も世界を驚かせ、感動させる絵画、芸能、建築、娯楽、味覚が生まれました。江戸が東京に変わってから１５０有余年が経った今も、私たちは江戸文化の延長線上で日々新しい商品やサービスをうみだし、生活を楽しんでいます。

　ここ SHOGUN CAFÉ&EXPERIENCE は、原宿・表参道エリアの地を訪れた内外のお客様に、現代的な意匠の店内にて、今日の日本に息づく江戸文化を体験していただくことを目的としてオープンいたします。

■１F：カフェ＆物販エリア

<カフェメニュー＞

　日本人にとっては、お米は神聖なものです。稲作によって村人たちは連帯の大切さを学び、炊き立てのご飯の眩い輝きに仏様を見てとり、お米を醸して作ったお酒によってこの世の憂さを忘れました。

　その神聖なお米をついて作ったお餅は、江戸時代には多くの人にとってはお正月などの行事でしかいただけない特別な食べ物であり、今に至るも神様への捧げ物として用いられるほどに大切とされています。

　オープニングにあたり、 SHOGUN では、日本人にとっての幸せと富の象徴ともいうべきお餅を中心としたフードメニューを、皆様に堪能していただきたいと思います。

黒蜜きな粉もち　　　　　　　　　　　858円

特選だし醤油もち　　　　　　　　　　803円

こし餡もちしるこ　　　　　　　　　1,045円

わらび餅饅頭と有機煎茶のセット　　1,100円

フルーツ大福と有機煎茶のセット　　1,155円

練りきり和菓子と有機煎茶のセット　1,155円

　中国原産のお茶は、発酵させていただくのが世界の標準となっています。日本は良質の水が豊富であることから、日本では茶葉そのものの微妙な味わいが活きる喫し方が主流です。ここ SHOGUNでは、日本人が長く楽しんできた形を大切にしたお茶メニューに、さらに新しい味覚も取り入れました。

日本の名水で淹れるドリップ珈琲　　797円

あん珈琲ミルク　　　　　　　　　　913円

焙じたて茶　　　　　　　　　　　　797円

有機煎茶（宇治）　　　　　　　　　825円

季節の香り茶　　　　　　　　　　　797円

抹茶（宇治）　　　　　　　　　　　825円

ソイラテほうじ茶　　　　　　　　　880円

ソイラテ抹茶　　　　　　　　　　　880円

<物販ラインナップ＞

現代において進化した、日本の歴史や季節感から生まれた伝統文化である和菓子、そして、日本伝統工芸品がお出迎えします。

・和菓子

・アップサイクル×日本工芸品

“伝統技術と地球環境を次世代に紡ぐ”をテーマに、一般社団法人アップサイクルと連携した製品を展示・販売します。紙資源と間伐材から生まれた紙の糸「TSUMUGI」から織られる生地に、加賀友禅や大島紬、会津型といった江戸時代に発展した各地域の伝統工芸作家がデザインや染色を施しました。日本の伝統や地域性を感じられるほか、100年以上続く高い技術に出会う機会を提供します。

主な商品ラインアップ（一例）

加賀友禅（手ぬぐい）

協力：毎田染画工芸