8月1日は、「打ち水の日」!
「打ち水」から空想する「未来のためのアイデア」を募集
打ち水大作戦本部は、昔ながらの知恵「打ち水」をみんなで実践し、楽しみながら少しでも暑さを和らげ、様々な気づきに繋げてもらおうと、
今年も8月1日を「打ち水の日」と定め、みんなで、一日中、打ち水することを呼びかけます。
また、気候の変化などによる困難な時代を、「気化熱」や水を活かした「良い取り組み」で克服していく、そんな未来の姿をみんなで空想し、それを共有できたらと考え、「未来の打ち水は、こうなっているかも」、「まちや社会がこんなふうになっていたらいいね」というアイデアを公募することにしました。
寄せられた素晴らしい発想は、イラスト化して、発表する予定です(全国紙・朝刊<1面>への掲載も予定しています)。
【全国いっせい「打ち水の日」参加方法】(どなたでもご参加いただけます)
1. SNSで「#打ち水大作戦」をつけて参加表明(省略可)
2. 8月1日、晴れたら(※)、自宅やお勤め先などの気軽な場所で、
用意した水を使って、打ち水する。何度でも!
3. 打ち水したら、「#打ち水大作戦」で報告(写真や動画つき歓迎)
【注】資源を大切に使うため、打ち水には、一度使った水や雨水を使いましょう。
※気象状況(雨天、猛暑等)・健康状態等により、延期・中止は、各自でのご判断をお願いしています。
【「打ち水ミライ空想大賞」の応募方法】(どなたでもご参加いただけます)
・公募ページ https://uchimizu.jp/mirai-award/ の「応募フォーム」に記入して送信
※SNSでの応募も受け付けています。X(旧Twitter)やInstagramにて、
「#打ち水ミライ空想大賞」のハッシュタグをつけて、
「アイデアのタイトル」「アイデアの説明」を明記の上投稿してください。
※「応募にあたってのヒント」など、詳しくは、上記の公募ページをご参照ください。
※募集期間: 2024年8月6日まで、大賞発表: ウェブサイト等にて、9月中旬を予定しています。
締切は、8月6日まで
「いまは難しくても将来実現できるかも?」なアイデアや、学校や企業、地域での新たな取り組み、はたまた「打ち水効果」を活用した商品やビジネスまで。打ち水を通したちょっと先の「ワクワクする未来」を幅広く募集しています。
○~~打ち水大作戦とは~~ <公式サイト https://uchimizu.jp/ >
・江戸時代より受け継がれる庶民の生活習慣「打ち水」に着目し、「水」という資源を上手に活用して、自然の力で涼を得る(気化熱)、みんなで一緒に取り組む「水と環境のソーシャルアクション」。毎年推定700万人以上が参加
・2003(平成15)年に、「打ち水大作戦本部」が立ち上げ。「100万人でいっせいに打ち水をして、その効果を検証する」前代未聞の壮大な社会実験としてスタート。
・以降、国内外で、「打ち水」を呼びかけ(※雨水などの天然の水資源の活用や一度使った水の再利用等による打ち水)。パリなど、海外での打ち水大作戦も好評を博す。
・気温上昇などの気候の変化を踏まえ、本年より「気候変動対応型 打ち水大作戦」をテーマに
季節を問わず、暑い日の打ち水の呼びかけ、
気候と水循環、水利用に関する学び、知識の普及に向けた取り組みを開始
>気候変動対応型 打ち水大作戦とは: https://uchimizu.jp/future2024/
・「打ち水大作戦2024」概要
主催: 打ち水大作戦本部(作戦本部長: 竹村公太郎、事務局: 日本水フォーラム(認定NPO法人))
後援: 国土交通省、環境省、東京都
協力: 東京都下水道局
協賛: (株)建設技術研究所、(株)東京建設コンサルタント、(一社)建設コンサルタンツ協会、オルガノ(株)、(公社)日本下水道協会、(一社)日本建設業連合会、メタウォーター(株)、八千代エンジニヤリング(株)
<打ち水大作戦に関する参考情報>
○打ち水の仕方→“令和版”打ち水の作法 https://uchimizu.jp/manner/
○打ち水に関する質問と回答→打ち水問答 https://uchimizu.jp/faq/
○打ち水で自由研究 https://uchimizu.jp/research/
[1] 狩野学・手計太一・木内豪・榊茂之・山田正「打ち水の効果に関する社会実験と数値計算を用いた検証」(水工学論文集,第 48 巻,pp.193-198,2004)によれば、正午に、東京都23区内の約265平方キロメートルに散水を行うことによって、最大で 2~2.5度程度、気温が低下する、と予測されています(大手町: 約 2.2度、練馬: 約 2.4度)。
様々な条件で結果は異なりますが、打ち水により、地表面の温度で約10度、気温で1~2度の低下が実際に測定されています。また、アンケートの結果によれば、打ち水大作戦に参加した人の約7割に、生活スタイル・意識の変化が生じ、生活の中での水の再利用の促進や、環境意識の向上、近隣コミュニティの再生などにも繋がることが明らかになりました。
[2] 8月1日は、 健全な水循環の重要性についての理解と関心を深める「水の日」です。この「水の日」にちなんで、「打ち水の日」としました。
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