株式会社都分析と株式会社Meta Heroesが提携し、アスベスト(石綿)問題に取り組むメタバースの制作決定！

株式会社都分析

2024年9月1日 12時49分

社会課題に挑む新プロジェクトが始動

株式会社都分析（所在地：大阪府大阪市、代表取締役：福田賢司、以下「当社」）は、次世代のHEROを生み出す会社、株式会社Meta Heroes（所在地：大阪府大阪市、代表取締役：松石和俊、以下「Meta Heroes」）との提携により、2024年9月1日の防災の日に合わせて、Unreal Editor for Fortnite（以下：UEFN）を活用したアスベスト調査業務を疑似体験できるゲームの制作を発表いたします。このプロジェクトを通じて、アスベストの危険性や適切な対策及び対処法の理解を深めていきます。

未来の命を守り適切な対策を促進するための周知活動：開発開始に至った経緯

アスベストは、その危険性が広く認識されているにもかかわらず、依然として多くの建築物や工作物に残存しています。アスベストは極めて微細な繊維状の鉱物で、吸い込むと肺に深く入り込み、長期間体内にとどまります。これにより、石綿肺、肺がん、悪性中皮腫などの深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。石綿肺は、肺が繊維化してしまう「じん肺」と呼ばれる病気の一つで、アスベスト粉塵を10年以上吸入した労働者に起こる可能性があり、潜伏期間は15～20年といわれています。また、肺がんは石綿が肺細胞に物理的刺激を与えること(メカニズム解明不十分)により発生する可能性があり、喫煙と深い関係があることも知られており、潜伏期間は15～40年といわれています。特に悪性中皮腫は、20年から50年と非常に長い潜伏期間を経て発症することが特徴で、若い時期のアスベスト吸入でもリスクが高まります。天災(地震や津波等)や災害時には、これらのアスベストを含む建築物や工作物が損壊し、アスベスト粉じんが飛散するリスクが高まります。当社は、アスベスト調査のスペシャリストとして、この社会課題に対する認識を高め、適切な対策を促進する必要性を強く感じています。アスベストの危険性を正しく理解し、適切な対処法を広く普及させることが、未来の命を守るために不可欠だと考えています。

ゲームの概要

本シミュレーション空間(XR)は、幅広い年齢層を対象に設計され、アスベストに関する知識を深めながら、アスベスト調査業務を疑似体験できる教育ツールです。プレイヤーはアスベスト調査者となり、被災した建築物及び工作物、そして解体または改修(リフォーム)する建築物及び工作物のアスベスト調査(検査)やアスベスト含有建材の適正撤去または除去工事を疑似体験し、アスベストが使用されていない建築物及び工作物にしていきます。このゲームを通じて、アスベストの特性や危険性、そして適切な対策及び対処法を学ぶことができます。

若年層に人気のプラットフォームでの展開

今回のリリースは、特に若年層に人気の高いFortnite(フォートナイト)のプラットフォームで行われます。このプラットフォームを選んだ理由は、ゲームを通じてアスベストの危険性に関するリテラシーを高め、より多くの子どもたちにアクセスしやすい環境を提供できるからです。当社の取り組みを若年層に伝えることで、将来的な健康リスクの低減にもつながると考えています。ゲームコミュニティ内での展開を通じて、教育ツールとしての役割を果たし、多くの命を守ることができると期待しています。

地域社会との連携強化

本プロジェクトでは、地域の学校や自治体と協力し、防災教育の一環としてシミュレーションゲームを活用します。具体的には、地域の教育機関でアスベストに関する講習やワークショップを行い、子どもたちや住民に正しい知識を提供します。さらに、建設業者や関連企業との協力を通じて、現場で働く人々への安全教育も推進し、地域の安全性向上に貢献します。

教育ツールとして自治体や企業向けに提供を予定

完成したシミュレーションゲームは、自治体や企業向けの教育ツールとして提供する予定です。アスベスト対策に関する研修プログラムに組み込み、職員や従業員が実際のシナリオを通じて、アスベストの危険性や適切な対策及び対処法を実践的に学べるようにします。また、建設業界では作業員や管理者向けの安全教育として活用し、現場でのリスク管理能力を高めることを目指します。さらに、このゲームは教育機関でも提供され、次世代に向けたアスベスト問題の意識向上にも役立てられる予定です。こうした多方面での提供を通じて、社会全体の安全意識と専門知識の普及に貢献します。当社は、Meta Heroesとの協力を通じて、最新のテクノロジーを活用し社会課題の解決に取り組んでまいります。このプロジェクトを通じて、アスベストに関する正しい知識と対策及び対処法を広く普及させ、安全で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

Fortniteとは

Fortniteは登録アカウント数5億人を超え、メタバース領域でも圧倒的な存在感を放つオンラインゲームです。オンライン対戦モードであるバトルロイヤルモードの他に、クリエイティブモードとしてメタバース上に自由にオブジェクトを配置して自分でワールドを作成することができます。クリエイティブモードには、ワールドを作成するためのさまざまなツールとリソースが用意されており、その自由度の高い機能が人気でSNS上でもコミュニティの交流が大変活発です。2023年3月には「Unreal Editor for Fortnite」がリリースされ、よりゲーム開発環境に近いツールでマップ作成することが可能となり、クリエイターの新規参入やこれまで以上の高度グラフィック制作など、更なる発展を遂げています。

※本記事での内容はEpicGamesによるスポンサー、支援、または運営されるものではありません。

9月1日防災の日とは

防災の日は、日本で毎年9月1日に設定されており、1923年に発生した関東大震災をきっかけに制定されました。この日は、災害への備えと意識を高めるために、全国で防災訓練や啓発活動が行われます。9月1日を含む1週間は「防災週間」とされ、特に地震や台風といった自然災害に対する備えが強調されます。

株式会社都分析

私たち「都分析(MIYAKO BUNSEKI)」は、法規制が厳格化される前から20年以上 “安全”を貫いてきたアスベスト調査のエキスパートです。アスベストの危険性を正しく理解し、適切な対策及び対処法を広く普及させ、未来の命を守るために活動しています。また地域課題解決に取り組む活動やイベントを日本各地で展開しております。そして私たちは、地方公共団体と連携し、各企業に大気汚染防止法や石綿障害予防規則等の改正をお伝えしていきます。このような活動を通じて安心安全を皆様に提供し、信頼していただける社会貢献企業であり続けます。何より「あなたたちに会えてよかった」とお客様が満⾜して笑顔になっていただくことが当社の理念です。

・設立：2020年11月25日

・代表取締役：福田賢司

・大阪本社：大阪府大阪市都島区善源寺町2-3-16・2F

・大阪分析室：大阪府大阪市都島区善源寺町2-8-23

・オフィシャルサイト：https://miyako-bunseki.co.jp/

株式会社Meta Heroes

株式会社Meta Heroesは、メタバース(XR)やAIを活用し社会課題解決を行うホールディングス企業です。主にUEFN（Unreal Editor For Fortnite）、Roblox、Minecraftを活用したメタバースの制作事業、AIを活用した開発、リスキリングを中心とした教育事業を行っております。当社では地方創生3.0というリアル×メタバース（XR）×eスポーツ（ゲーム）による地域の課題解決に取り組む活動やイベントを日本各地で展開しております。また、メタバースを活用した防災対策やAIを活用した社会課題解決、こどもや大人のDX教育事業を行うことで教育、医療、防災、環境問題など幅広い分野での社会への貢献を目指すと共に次世代のHEROを輩出していきます。