バンコクの中心部に誕生する革新的な複合施設「One Bangkok」2024年10月25日にオープン

TCCアセッツと フレイザーズ・プロパティがバンコクの都市生活の概念を一新する最新の総合開発プロジェクトを発表

One Bangkok

• 投資総額32億米ドルのタイ最大級の民間開発プロジェクト。プレミアムなオフィスタワービル、ラグジュアリーホテルやライフスタイルホテル、レジデンス、活気に満ちたショッピング体験など、世界クラスの施設を備える 「One Bangkok」

• スキッドモア・オーイングズ・アンド・メリル（SOM) が設計したこの地区は、アニッシュ・カプーアとトニー・クラッグによる常設のパブリックアートが設置され、タイ初のザ・リッツ・カールトン、アンダーズ、三越の店舗やフードホールも併設

• バンコクをショッピング、ビジネス、観光、芸術の国際的なハブとして発展させることを目指し、活気あふれる文化的景観を創出

【2024年10月7日、タイ・バンコク発】 TCCアセッツ（タイ）・カンパニー・リミテッド とフレイザーズ・プロパティ・ホールディングスが手がける総合開発プロジェクト[TA1] 「One Bangkok」は、2024年10月25日に、バンコクの商業地区であるルンピニーの中心地で一般公開されます。約170,000平方メートル (東京ドーム約4個分) の一等地に開発されたOne Bangkokは、タイ最大級の民間開発プロジェクトのひとつであり、ビジネス、アート、文化が交差する、バンコクの中心地として、未来のバンコクを象徴する存在を目指しています。

この開発には、3つの活気あるショッピングエリアと、卓越したワークライフバランスを提供する5棟のプレミアムなオフィスタワー、バンコク初となるザ・リッツ・カールトンやアンダーズを含む5つのラグジュアリーホテルやライフスタイルホテルが含まれます。さらに、80,000平方メートルに及ぶ緑豊かな公共スペースには、3つの高級レジデンスタワーと多彩なアート&カルチャースペースが備わっています。

One Bangkokは、サステナビリティとコミュニティを重視して設計されており、エネルギッシュな統合開発を実現するフレイザーズ・プロパティの国際的な経験と専門性を示すプロジェクトです。総投資額1,200億バーツ (32億米ドル) の大規模開発は、今後、バンコクの重要な一部となり、市民の希望に深く共鳴する場所を目指し、開発されました。このプロジェクトにより、バンコクは、世界有数のグローバル都市としての地位を確立することを目指しています。

未来へのビジョン

フレイザーズ・プロパティ・リミテッドのグループCEO Panote Sirivadhanabhakdi

フレイザーズ・プロパティ・リミテッドのグループCEO のPanote Sirivadhanabhakdiは、次のように述べています。「One Bangkokは、バンコクをビジネス、観光、投資のグローバル・ハブとして発展させるという私たちのビジョンを体現しています。世界レベルの施設と最先端のサステナビリティおよびイノベーションをシームレスに融合させることで、私たちはバンコクの在住者や訪問者にとって必ず訪れたい場所を創り出すだけでなく、都市生活の未来をも再構築しています。バンコクは、国際的なビジネスや観光の拠点として大きな可能性を持っており、One Bangkokは、その成長を牽引し、世界中から才能ある人材や投資家、観光客を惹きつける重要な役割を担うことになるでしょう。」

One Bangkokで最高の体験を

この総合開発では、ザ・パレード、ザ・ストーリーズ、ポスト1928という３つの連携するショッピングエリアが展開され、それぞれが、ショッピング、ダイニング、ビューティー、ヘルス、ウェルネス、エンターテイメントを独自のスタイルで融合し、多様なニーズに応えます。また、この地区ではタイ初出店の「MITSUKOSHI DEPACHIKA」もオープンします。日本の「デパ地下」 をコンセプトに、日本および世界各国の食材が並ぶ最新のグルメスポットです。ザ・パレードのほかに、ザ・ストーリーズ (10月25日オープン) とポスト1928 (次期オープン予定) があり、ワン・バンコク・リテールは、地元の誇りとグローバルな魅力が融合する活気ある商業施設です。「メイド・イン・ワン・バンコク」は、タイの職人技と創造性を活かし、One Bangkokのために特別にデザインされたユニークな体験を提供します。

この地区には、緑豊かなワン・バンコク・パークを含む、20,000平方メートルを超える柔軟な屋内・屋外イベントスペースが設けられており、さまざまな集会や年間を通じたイベントに最適です。

「フード・ループ」は、「オールデイ・エブリデイ・ダイニング・ジャーニー」をコンセプトに、1.5キロメートルにわたり250軒の飲食店が軒を連ね、伝説的なファインダイニングからバンコク名物の活気ある屋台まで、あらゆる嗜好に応える一大グルメスポットです。

ワン・バンコク・リテールは、訪れるたびに特別な体験を求める方のために、ワン・バンコク・メンバーシップ・プログラムをご用意しています。ハート・セントリック・エクスペリエンス（お客様の満足を最優先にした特別な体験）をはじめ、このプログラムでは、プレミアムサービスや特典をはじめ、お客様に特別な体験を提供します。

バンコクの文化的景観を高める

One Bangkokでは、アートが中心的な存在となっており、開発エリアを巡る2キロにわたる遊歩道「アート・ループ」には、多彩なアート作品や充実したプログラムを展開されています。まもなく世界的に著名なアーティストによる常設のパブリックアートが公開される予定で、その中には、シカゴの象徴的な作品 「Cloud Gate（通称：The Bean）」で広く知られる彫刻家アニッシュ・カプーア氏や、素材の可能性に挑戦し続けるイギリスの彫刻家トニー・クラッグ氏が含まれます。これらのインスタレーションは、One Bangkokが活気のあるライフスタイルを提供し、バンコクを芸術と文化の拠点として発展させる姿勢を象徴しています。

バンコクの中心に誕生する都会の緑地

One Bangkokは、「人を中心に据えた設計」、「グリーン・サステナビリティ」、「スマートシティでの生活」という3つの開発理念に基づき、訪れる人々の体験を最優先に考えられています。すべての意思決定において人を重視し、直感的なレイアウトや広がる緑地スペースなど、日常生活を豊かにするため、細部に至るまで丁寧に設計されています。

One Bangkokのマスタープラン（基本設計）は、ドバイのブルジュ・ハリファなどの象徴的な建造物で知られる世界的に有名な建築事務所のシドモア・オーイングズ・アンド・メリル（SOM）が設計しています。SOMは、持続可能性、効率性、人間中心のデザインに関する豊富な専門知識をOne Bangkokのあらゆる要素に反映させています。

総面積の50%を占める広大なオープンスペースと緑地によって、One Bangkok地区は、都市に活力を与え、都会の喧騒から離れてリフレッシュできる場所を提供します。この開発により、バンコクの代表的な２つの緑の憩いの場であるルンピニー公園とベンジャキティ公園がシームレスに繋がり、緑地が相互に連携するネットワークが形成されます。これにより、大気の質が改善され、生物多様性を促進され、より健康で持続可能な都市環境が生まれます。

シドモア・オーイングズ・アンド・メリル（SOM）のデザインパートナーであるスコット・ダンカン氏は次のように述べています。「One Bangkokの設計は、単なる建物を創造にとどまりません。私たちは、自然が体験に不可欠なエコシステムを構築しました。緑地は後付けのものではなく、開発全体にシームレスに組み込まれており、健康を増進し、人と都市との深いつながりを育む役割を果たしています。」

One Bangkokは、構想段階から運営に至るまで、常に持続可能性をプロジェクトの中心に据えています。最先端で将来性のあるグリーン・スマート技術を駆使し、環境に優しく、省エネを実現するソリューションを提供することで、都市生活のあらゆる側面を向上させています。

さらに、One Bangkokは、2032年のバンコク250周年記念に向けたロードマップ「Bangkok250」に基づき、インフラ整備や柔軟な取り組みを通じてバンコクの国際的地位を高め、タイにおける持続可能な都市開発の新たな基準を打ち立てることを目指しています。

One Bangkokは、その革新的な取り組みにより、WiredScoreとSmartScoreのダブル・プラチナ認証を取得し、タイ初となる快挙を達成した不動産プロジェクトとなりました。また、国際的な環境認証制度LEED の「Neighbourhood Development（近隣開発、街づくり）」分野でも、タイで初めて最高ランクである「プラチナ認証」も取得しています。これらの国際的に認められた評価は、持続可能なデザインと入居者のウェルビーイングに対するバランスの取れたアプローチが重要であることを示しています。

バンコクで最も名高いビジネスオフィス

One Bangkokは、プレステージなオフィススペースを求めるタイのリーディング企業やグローバル企業にとって理想的な立地を提供します。将来を見据えた先進的なテクノロジーを備え、訪れる人々にシームレスな利便性をもたらすこの開発には、5棟のプレミアムオフィスタワーが含まれ、そのうち3棟（ワン・バンコク・タワー3、ワン・バンコク・タワー4、ワン・バンコク・タワー5）はすでに稼働中です。各タワーは異なる特性を持ち、多様なビジネスニーズに対応しています。ワン・バンコク・タワー3は、活気あふれるダイナミックな職場環境を提供し、ワン・バンコク・タワー4は、ビジネスで高い成果を追求する企業に最適な環境を整え、ワン・バンコク・タワー5は、最大限のパフォーマンスと効率を追求するために設計されています。すでに、ベーカー&マッケンジー法律事務所、エスティローダー・カンパニーズ、BMWグループなどの大手グローバル企業が、One Bangkokにオフィスを構えることを選択しています。

かつてないバンコクのスカイラインの眺望

One Bangkokは、バンコクの象徴的なスカイラインを背景にした息をのむような絶景を提供し、新たな視点から最高の体験へと導きます。

2024年10月25日の開業予定のOne Bangkokは、未来の都市生活を体験できる場として、みなさまをお迎えします。 革新性、持続可能性、コミュニティを象徴する先進的な場所として、バンコクの中心で生活、仕事、エンターテインメントが一体となる場所になります。

One Bangkokの詳細については、onebangkok.comをご覧ください。

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One Bangkok について

One Bangkokは、バンコク中心部に位置するタイ最大規模の総合開発地区です。総敷地面積172,800平方メートルに1,200億バーツを投じて開発されており、すべての人々の心を魅了する場所であり、 “バンコクの心臓部” として、バンコクが世界で影響力を持つ新たなグローバル都市になることを支援します。ワイヤレス通りとラマ4世通りの角に位置し、急速に拡大する都市交通システムに直結するOne Bangkokは、ワークライフの質を向上させる職場環境、ショッピング体験、ラグジュアリーなレジデンス、最高のホスピタリティを提供するホテル、ワールドクラスのライブ・エンターテイメント・アリーナ、アートや文化の存在、そして80,000平方メートルにもおよぶ広大な公共スペースを備えています。

One Bangkokは、持続可能なインフラを備えたスマートシティとして、タイで初めて環境認証制度

LEED の「 Neighbourhood Development（近隣開発、街づくり）」 分野でプラチナ認証を取得したプロジェクトです。また、人々の健康とウェルネスを支援するため、WELL認証（WELL Building Standard）の取得も目指しています。

Frasers Property Limited（フレイザーズ・プロパティ・リミテッド）について

フレイザーズ・プロパティ・リミテッド(フレイザーズ・プロパティおよびその子会社を含むフレイザーズ・プロパティ・グループ)は、不動産バリューチェーン全体にわたる不動産商品およびサービスの多国籍投資、開発、管理を行う企業です。シンガポール取引所 (SGX-ST) に上場し、シンガポールに本社を構えるこのグループは、2024年3月31日時点で総資産約401億シンガポールドルを保有しています。

フレイザーズ・プロパティの多国籍事業は、商業・ビジネスパーク、ホスピタリティ、産業・物流、住宅、リテールの5つの事業分野にわたって活動しています。当グループは東南アジア、オーストラリア、EU、英国、中国で事業を展開しており、確立されたホスピタリティ事業は、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、中東、アフリカの20カ国以上でアパートやホテルを所有および運営を行っています。

また、フレイザーズ・プロパティは、シンガポール証券取引所に上場している2つの不動産投資信託 (REIT) と1つのステープル信託に出資しています。フレイザーズ・センターポイント・トラストとフレイザーズ・ロジスティクス・アンド・コマーシャル・トラストは、それぞれリテールおよび産業用・商業用不動産に特化しています。フレイザーズ・ホスピタリティ・トラスト (フレイザーズ・ホスピタリティ・リアルエステート・インベストメント・トラストとフレイザーズ・ホスピタリティ・ビジネス・トラストで構成) は、ホスピタリティ不動産に特化したステープル信託です。さらに、当グループはタイ証券取引所に2つのREITを上場しています。フレイザーズ・プロパティ (タイ) 株式会社は、タイ国内の産業用・物流用不動産に特化したフレイザーズ・プロパティ・タイランド・インダストリアル・フリーホールド・アンド・リースホールドREITと、商業用不動産に特化したゴールデン・ベンチャーズ・リースホールド・リアルエステート・インベストメント・トラストに出資しています。

当グループは、ステークホルダーに感動を与える体験を提供し、長く愛される場所を創り出すことに注力しています。 フレイザーズ・プロパティは、先進的な取り組みを通じて、責任ある生産と消費を推進し、人材を大切にしながら、バリューチェーン全体で持続可能性の理想を追求し、より強固な事業基盤の構築を目指しています。 また、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを約束しています。当グループは、その伝統を基盤に、知識と能力を活かし、社員や取引先、そしてサービスを提供する地域社会に持続可能な共通の価値を創造することを目指しています。フレイザーズ・プロパティは、人材の多様性を重視し、先進的で協力的、そして尊重し合う企業文化の促進に取り組んでいます。

フレイザーズ・プロパティの詳細は、frasersproperty.com またはLinkedIn をご覧ください。

TCC Assets (Thailand) Company Limited（TCC アセッツ・カンパニー・リミテッド）について

TCCアセッツ（タイ）・カンパニー・リミテッドは、2013年に設立された資本金30億バーツの総合不動産開発会社です。同社は、タイで最も有名な企業のひとつであるTCCグループの一員です。TCCアセッツの投資モデルは、製品およびサービス開発を通じて資産に付加価値を生み出すことに重点を置いています。TCCアセッツ、子会社および関連会社と共に、住宅用不動産プロジェクト、オフィスビル、リテールスペースの開発に注力しており、ホテル事業およびIT関連サービスも展開しています。

TCCアセッツの詳細については、www.tccassets.comをご覧ください。

付録

One Bangkok の持続可能性とスマートシティについて

One Bangkokは、タイにおける持続可能な開発の新たな基準を確立し、世界的なリーダーになることを目指しています。持続可能な開発目標 (SDGs) に基づいて開発され、スマート技術を活用してエネルギー効率を向上させています。

さらに、One Bangkokは、より良く、持続可能で、よりつながりのある街づくりが評価され、タイで初めてLEEDのNeighbourhood Development分野でプラチナ認証を取得したプロジェクトです。また、社員の健康とウェルビーイングを支援する姿勢を示すため、WELL認証（WELL Building Standard）の取得も目指しています。

スマートシティの注目ポイントは以下の通りです。

• セントラル・ユーティリティ・プラント:最先端の施設で、すべてのシステムを24時間体制で正確かつ効率的に管理します。

• 地区司令センター:AI搭載のスマート・エステート・プラットフォームにより、地区全体の水やエネルギーの使用状況を効率的に管理・監視します。地区全体には25万個以上のスマートセンサーと5,000台以上のCCTVカメラが設置されており、リアルタイムでの監視とデータの記録が行われ、セキュリティの強化と交通管理システムの改善が図られます

• スマートポール:電柱が高速Wi-Fiのホットスポットとして機能し、シームレスな接続を提供するだけでなく、CCTVカメラを搭載してセキュリティと安全性を確保します。

• 地域冷房システム:中央管理システムで冷却された水を地下パイプで各ビルに供給する、環境にやさしいシステムです

ワン・バンコク・リテールについて

ワン・バンコク・リテールは、リテールとライフスタイルが融合した、躍動感あふれる体験「ザ・リズム・エクスペリエンス」を提供しています。都心で、ショッピング、ダイニング、エンターテイメント、アートの魅力を一層引き立て、刺激的で新しい体験を提供します。パレード、ザ・ストーリーズ、ポスト1928という３つの連携したリテールゾーンで構成されています。

ワン・バンコク・リテールは、3段階の会員プログラムを提供しています。

• インサイダー: 標準的な会員ランクで、One Bangkokでのショッピング体験をより充実させます。会員限定割引、セールへの先行アクセス、お買い上げごとにポイントが獲得できます

• インフルエンサー: プレミアム会員ランクで、「The Experience」の特典に加え、無料のエクスプレス配送、プライベートイベントへの特別招待、ショッピングアシスタントが受けられます

• アンバサダー: 最上級の会員ランク。「The Ultimate」の特典に加え、パーソナルコンシェルジュの利用、オーダーメイドのオファー、優先的なカスタマーサービスが利用できます

海外からの訪問者は、有効なパスポート/渡航書類をコンシェルジュに提示することでと、『Tourist Welcome Privileges』キットが無料で受け取ることができます。また、One Bangkokの対象店舗やサービスで、観光客向けの特典を利用できます。