物流業界の変革に取り組むroute-D、DCM Ventures等から6,000万円調達
愛される物流体験を発明し、テクノロジーの力で物流新時代を切り拓く
物流業界のDXに取り組む株式会社route-D(本社:東京都港区南青山、代表取締役:松本光暁)は、シードラウンドでDCM Ventures等から6,000万円の資金調達を行いました。今後は調達した資金を用いて物流業界向けのプロダクト開発を加速させ、トラック積載効率の低下や多重下請構造の解決に取り組みます。
資金調達の背景
物流業界では、トラック積載効率の低下や多重下請構造が深刻な課題となっており、これが輸配送の収益性の低下を招いています。結果として、低賃金かつ長時間労働な労働環境が生まれ、ドライバー不足に繋がってしまっています。
私たちは、現場で働く皆様に寄り添ったデジタルトランスフォーメーション(DX)と人工知能(AI)の活用こそが、これらの問題を解決する糸口になると信じています。
これまで電話や紙を用いて行っていた業務を、ソフトウェアで代替することにより、業務生産性は大きく向上します。また、業務を通じて収集されたデータを活用し、車両や荷物の状況を正確に可視化・分析することで、積載効率や長時間労働の問題を改善することも可能です。既に、当社プロダクトは30以上の営業所で導入が進んでおり、改善実績が出てきております。
今後は調達した資金を活用し、更なる改善を実現するための複数のプロダクトを開発していく予定です。物流業界の未来を変えるべく、全力で取り組んでまいります。
投資家コメント
DCM Ventures 原健一郎氏
松本さんと初めてお会いしたのは2年ほど前ですが、その頃より物流業界への起業を志しており、そこから様々な事業アイデアを探索するのを見てきました。松本さんの学習速度の速さは特筆すべきものがありますし、初期プロダクトを探索しながら、長期的なビジョンについても大きく考えられるのが素晴らしいなと思っています。
松本さん同様若くて優秀なメンバーがどんどん集まっている今のroute-Dはまさにスタートアップらしいワクワクさと大胆不敵さにあふれており、このチームなら物流業界という巨大産業を変えていき、10-20年後には誰もが知る企業になるのではないかと、株主としてもチームの一員としてワクワクさせてもらっています。
CEOコメント
route-D CEO 松本光暁
物流業界では、ドライバー労働力不足や運送原価の高騰などの課題が深刻さを増しており、DXを通じた輸配送の効率改善の必要性も年々高まっていると認識しています。本領域では、これまでも多くの取組みが行われてきましたが、依然として多くの情報がアナログに流通しているのが現状です。私たちは、現場の方々に愛される物流体験を発明することで、自然にデータが蓄積し、活用がなされていく世の中を実現したいと考えています。
物流やサプライチェーン全体の最適化は、東京大学では研究テーマとして、前職のマッキンゼー・アンド・カンパニーでは仕事として携わってきた、個人的に思い入れのある領域です。今回、エネルギー溢れる優秀な仲間たちと共に、社会的意義のある挑戦に取り組めることを非常に嬉しく思っております。
route-Dについて
株式会社route-Dは、物流業界の変革に取り組む、東大発スタートアップです。収益が伸びる運行管理プロダクト「D-connect」を始め、現場で働く皆様に寄り添ったDXを実現するべくプロダクトを開発しています。我々は、テクノロジーの力で未解決問題を解決し、物流に関わる全ての人に新時代のデジタル物流体験を提供します。
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
代表:松本光暁
事業内容:運送会社向けDXプロダクトの開発
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