【名古屋の不動産投資について調査】93.7%が、『価格が割高』と感じながらも、うち94.2%が「名古屋の不動産を購入したい」　価格上昇時代の「不動産投資判断」の方法が明らかに

〜エターナル代表近野貴行からコメントも〜

エターナル株式会社

2024年12月24日 13時00分

　エターナル株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：近野貴行、以下：エターナル）は、名古屋に投資物件を持っている不動産投資経験者111名を対象に、名古屋エリアにおける不動産投資の実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

01｜93.7%が、名古屋の不動産市況は「割高」だと実感、一方で、うち94.2%が「今後も購入したい」と回答
02｜不動産投資の判断基準、「想定利回り」が61.3%で最多、53.2%が、今後は「周辺エリアの開発計画」を重視
03｜専門家からのサポートを「受けている」人は39.7%、「受けたい/興味がある」人は57.6%、専門家には「中長期的な価格予測」（59.3%）などに期待

■調査概要

調査名称：名古屋エリアにおける不動産投資の実態調査
調査方法：IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間：2024年12月16日〜同年12月17日
有効回答：名古屋に投資物件を持っている不動産投資経験者111名

※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

■93.7%が、現在の名古屋の不動産市況は「割高」だと実感

　「Q1.あなたは、現在の名古屋の不動産市況は「割高」だと感じますか。」（n=111）と質問したところ、「非常に感じる」が51.4%、「やや感じる」が42.3%という回答となりました。

・非常に感じる：51.4%

・やや感じる：42.3%

・あまり感じない：6.3%

・全く感じない：0.0%

■94.2%が、割高の市況だと感じても「今後も名古屋の不動産を購入したい」と回答

　Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q2.割高の市況だと感じても、今後も名古屋の不動産を購入したいと思いますか。」（n=104）と質問したところ、「非常に購入したい」が57.7%、「やや購入したい」が36.5%という回答となりました。

・非常に購入したい：57.7%

・やや購入したい：36.5%

・あまり購入したくない：5.8%

・全く購入したくない：0.0%

■割高だと感じる不動産を購入したい理由、「検討していた物件がどこも割高だったから」が約6割を占める

　Q2で「非常に購入したい」「やや購入したい」と回答した方に、「Q3.割高だと感じる不動産を購入したい理由を教えてください。（複数回答）」（n=98）と質問したところ、「検討していた物件がどこも割高だったから」が56.1%、「将来的な値上がりが期待できるから」が50.0%、「価格以外の良い条件があったから」が42.9%という回答となりました。

・検討していた物件がどこも割高だったから：56.1%

・将来的な値上がりが期待できるから：50.0%

・価格以外の良い条件があったから：42.9%

・これ以上の価格上昇が予想されたから：38.8%

・専門家からの推奨があったから：26.5%

・希少性の高い物件だったから：11.2%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：0.0%

■不動産投資の参考にしている情報源、「不動産投資専門サイト」「投資専門家からのアドバイス」など

　「Q4.あなたが、不動産投資の際に参考にしている情報源を教えてください。（複数回答）」（n=111）と質問したところ、「不動産投資専門サイト」が56.8%、「投資専門家からのアドバイス」が41.4%、「投資セミナーでの情報」が40.5%という回答となりました。

・不動産投資専門サイト：56.8%

・投資専門家からのアドバイス：41.4%

・投資セミナーでの情報：40.5%

・不動産仲介会社からの提案：36.9%

・専門書・投資関連書籍：29.7%

・他の投資家からの情報：28.8%

・不動産投資関連の動画：19.8%

・税理士等の専門家の意見：18.9%

・SNSでの口コミ情報：18.0%

・金融機関からの提案：15.3%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：0.9%

■不動産投資の判断基準、「想定利回り」が61.3%で最多

　「Q5.不動産投資を行う際に、特に重視する要素があれば教えてください。（上位3つまで）」（n=111）と質問したところ、「想定利回り」が61.3%、「エリアの発展性」が46.8%、「入居者ニーズ」が27.9%という回答となりました。

・想定利回り：61.3%

・エリアの発展性：46.8%

・入居者ニーズ：27.9%

・最寄り駅からの距離：24.3%

・管理会社の信頼性：24.3%

・周辺環境：18.0%

・取引価格の妥当性：14.4%

・維持管理コスト：4.5%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：0.0%

■不動産の価格上昇が続く中、今後の投資において、53.2%が「周辺エリアの開発計画の確認」を重視

　「Q6.不動産の価格上昇が続く中、今後の投資で重視したい点があれば教えてください。（複数回答）」（n=111）と質問したところ、「周辺エリアの開発計画の確認」が53.2%、「新規投資エリアの開拓」が42.3%、「長期的な家賃需要の見極め」が41.4%という回答となりました。

・周辺エリアの開発計画の確認：53.2%

・新規投資エリアの開拓：42.3%

・長期的な家賃需要の見極め：41.4%

・物件価格と相場の比較検討：36.9%

・投資利回りの慎重な試算：33.3%

・金利上昇リスクの考慮：30.6%

・物件の耐久性・維持管理状態の確認：19.8%

・複数エリアへの分散投資：14.4%

・不動産市況の情報収集：14.4%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：0.0%

■不動産投資を行う際に、専門家からのサポートを「受けている」人は39.7%、「受けたい/興味がある」人は57.6%

　「Q7.あなたは、不動産投資を行う際に専門家からのサポートを受けていますか。」（n=111）と質問したところ、「受けている」が39.7%、「今後受けたいと思っている」が44.1%、「受けたことはないが、興味はある」が13.5%という回答となりました。

・受けている：39.7%

・今後受けたいと思っている：44.1%

・受けたことはないが、興味はある：13.5%

・受けるつもりはない：1.8%

・わからない/答えられない：0.9%

■専門家に期待するサポート、「中長期的な価格予測」「投資計画の策定支援」など

　Q7で「受けている」「今後受けたいと思っている」「受けたことはないが、興味はある」と回答した方に、「Q8.専門家からどのようなサポートを期待しますか。（複数回答）」（n=108）と質問したところ、「中長期的な価格予測」が59.3%、「投資計画の策定支援」が51.9%、「税務・相続のアドバイス」が42.6%という回答となりました。

・中長期的な価格予測：59.3%

・投資計画の策定支援：51.9%

・税務・相続のアドバイス：42.6%

・物件価値の客観的な評価：33.3%

・融資条件の交渉：30.6%

・購入・売却タイミングの助言：29.6%

・不動産市況の情報提供：20.4%

・入居者管理の支援：9.3%

・その他：0.0%

・わからない/答えられない：0.0%

■「顧客に寄り添うサポート」や「良い物件の紹介」などを期待する声も

　Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、専門家に期待しているサポートがあれば、自由に教えてください。（自由回答）」（n=108）と質問したところ、「顧客に寄り添うサポート」や「良い物件の紹介」など29の回答を得ることができました。

＜自由回答・一部抜粋＞

顧客に寄り添うサポート。
売却時に関しても同様のサポートが欲しい。
スピード感。
損しない方法。
名古屋周辺の土地の値段の変化。
金利の動向。
良い物件の紹介。

■まとめ

　今回は、名古屋に投資物件を持っている不動産投資経験者111名を対象に、名古屋エリアにおける不動産投資の実態調査を実施しました。

　まず、93.7%が、名古屋の不動産市況を「割高」と実感している一方で、うち94.2%が、「今後も名古屋の不動産を購入したい」と回答しており、その理由として、約6割が「検討していた物件がどこも割高だった」ことを挙げました。また、不動産投資の判断基準では、「想定利回り」が61.3%で最も多く、今後の投資においては、「周辺エリアの開発計画の確認」（53.2%）などが重視されています。さらに、不動産投資を行う際に、専門家からのサポートを「受けている」人は39.7%、「受けたい/興味がある」人は57.6%にのぼり、専門家に期待するサポートとして、「中長期的な価格予測」（59.3%）や「投資計画の策定支援」（51.9%）などが挙げられました。

　今回の調査では不動産価格の上昇が続く中で、投資家が独自の基準を基に積極的な投資姿勢を見せていることが明らかになりました。特に、周辺エリアの開発計画や長期的な需要見通しなど、将来性を見据えた投資判断が重視されています。一方で、こうした判断には専門的な知見が必要とされるケースが多いことから、投資家が投資判断の確実性を高める上で、専門家によるサポートの重要性が高まっていると言えるでしょう。

■エターナル代表近野貴行からのコメント

　今回の調査を通じ、名古屋の不動産が割高と感じられながらも多くの投資家に支持されている実態が判明しました。不動産投資は多額の資金を要し、長期間にわたる運用が必要です。そのため、将来的な価格動向や開発計画を適切に見極め、購入後の管理やリスクへの対応も見逃せません。エターナルでは、お客さまのライフプランに合わせたオーダーメイドのご提案や、運用中のアフターフォローを重視し、長期的な価値創出を共に目指します。今後も、市場の動向と専門的な知見を掛け合わせ、安心できる資産形成の道筋をご提供してまいります。さらに、こうした動向を注視し、的確な助言とサポートでお客さまの資産運用を支え、今後も注力いたします。