江戸の浮世絵ブームが現代の書店に蘇る! 伝統を受け継ぐ現代の名工による「復刻浮世絵」を特設屋台で販売
浮世絵や古地図を扱う株式会社こちずライブラリは、2025年1月末〜3月下旬まで、紀伊國屋書店新宿本店にて、江戸時代の「屋台見世」を特注で再現した屋台を設置し、復刻浮世絵と復刻古地図商品の販売を行います。
開催概要
イベント名:江戸屋台「浮世絵・古地図商品」特別販売フェア
会期:第1回 2025年1月31日(金)~2月2日(日)、第2回 2025年2月21日(金)~2月24日(月・祝)、第3回 2025年3月20日(木・祝)~3月23日(日)
時間:13:00~19:00
会場:紀伊國屋書店新宿本店 1階ひろば(東京都新宿区新宿3-17-7)
【復刻浮世絵について】
江戸の風情と技を今に伝える、至高の木版画コレクション
東京伝統木版画工芸協同組合による復刻浮世絵は、100年以上続く日本伝統の技術「江戸木版画」として、経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されています。
彫師、摺師、材料や道具を作る工房それぞれが江戸時代からの技術と手法を継承し、版木は山桜、和紙は「越前生漉奉書紙」を使用した伝統工芸品です。
きめ出し、空摺り、布目摺などの凹凸による表現、雲母摺や紙に摺り込まれた絵具の放つ輝き、一枚一枚に写し取られた線の勢いなど、印刷では表現しきれない木版画ならではの美しさを実際にお手にとってご覧いただけます。
「江戸木版画」詳細情報(東京伝統木版画工芸協同組合 高橋工房WEBサイト)
【復刻古地図について】
古地図散策がつなぐ、今と昔
江戸時代において、地図も木版の技が活かされ、浮世絵と並ぶ江戸土産として広く親しまれていました。多色刷りの美しさと精緻な描写で見る人を魅了し、実用と鑑賞の両方の価値を兼ね備えていたのです。
当イベントでは、当時の版を元に描き起こした美しく可読性に優れた復刻古地図を活用した関連商品を販売します。
古地図は、江戸の人々が実際に使用していた地図で現代の町を歩くことができる、過去と現在をつなぐ魅力的なツールといえます。「ブラタモリ」をきっかけに長くブームが続く古地図散策ですが、浮世絵と組み合わせることで、街に残る痕跡から当時の人々の暮らしぶりを想像しながら、より深い歴史の旅を楽しむことができます。
「復刻版古地図」詳細情報
https://old.oldmap.jp/cat/oldmap/about
【特注屋台について】
江戸の粋が凝縮した再現屋台見世
特注屋台は、江戸時代から材木商が集まる地域に位置し、ものづくりの拠点として親しまれている深川美術が制作しています。
焼き杉の木目を生かす塗装と金具にもエイジングを施し、行灯看板には深川美術の絵師による肉筆画も貼り込みました。江戸時代にタイムスリップしたような空間を作り上げています。
紀伊国屋書店新宿本店の店内を自在に移動できるよう設計し、様々なスペースでの展示を予定しています。
【こちずライブラリについて】
古地図と浮世絵で紐解く、街の記憶と未来
古地図や浮世絵への関心は近年ますます高まり、街歩きや江戸文化に興味を持つ層を中心に強い支持を集めています。当社では、江戸・明治・昭和にかけての古地図や浮世絵に関する企画・販売・相談業務を承っています。地域の魅力を再発見し、未来へとつなぐ「みちしるべ」としての古地図や浮世絵の活用をお手伝いいたします。
【会社情報】
社名:株式会社こちずライブラリ
本社所在地:〒105-003 東京都港区西新橋1-16-12 東新ビル
代表取締役:熊谷伸一
事業内容: 復刻古地図・古地図に関する情報提供、企画・制作、販売
設立: 2013年(平成25年)12月
WEBサイト:https://oldmap.jp
【お問い合わせ先】
株式会社こちずライブラリ
担当:森 mori@oldmap.jp
すべての画像