AI×画像認識×ロボティクスのスタートアップ Forcesteed Roboticsが、オンプレLLMサーバの日本市場展開を開始

台湾のAIスタートアップであるSpingence Technology Co., Ltd.と提携し、日本企業向けのオンプレLLMサーバを販売開始

株式会社Forcesteed Robotics

2025年2月20日 09時00分

　2025年2月20日、株式会社Forcesteed Robotics（本社：東京都江東区、代表取締役：大澤弘幸、以下「FSR」）は、台湾のAIスタートアップSpingence Technology Co., Ltd.（本社：台湾、代表取締役：ジェシーチェン、以下「Spingence」）と提携し、日本市場向けのオンプレミス型大規模言語モデル（LLM） を搭載したAIサーバの販売を開始いたします。本製品は、データプライバシー保護、セキュリティ強化、高性能コンピューティングを兼ね備えており、日本の産業に新たな選択肢を提供するものです。

商品概要

　本製品は、オンプレミス環境で運用可能なLLMサーバ であり、企業がクラウド環境を使用せずにAI技術を活用できる点が大きな特徴です。Spingenceの技術を基盤に、NANDフラッシュとDRAMの最適化 により、大規模AIモデルのトレーニング時に発生するメモリ制約を低減し、システムの安定性を確保しました。これにより、日本企業のAI活用を加速し、より安全なデータ管理を可能にします。

　本製品は、特に製造業、医療介護関係、金融、政府機関、研究機関など、機密データを取り扱う業界に適していると考えています。

商品詳細

　日本国内における本製品は、正規販売代理店であるFSR社より販売開始いたします。具体的な販売開始日は2025年2月20日 を予定しています。

価格

　本製品の価格は、仕様に応じて個別見積もりとなります。

　ご興味をお持ち頂ける場合は、以下の担当者にご連絡をいただけますと幸いです。

　日本法人様でご購入の検討を頂ける場合のお問合せ先：
　株式会社Forcesteed Robotics 　： COO 諸岡　　（ morooka.akiko@forcesteed.com ）

今後の展開

　FSRは本製品の販売を皮切りに、日本市場におけるオンプレミス型AIインフラの標準化を目指し、企業のさまざまなニーズに対応する柔軟なカスタマイズソリューションを提供いたします。さらに、Spingenceとの技術提携を強化し、AIの計算処理効率を向上させる次世代技術の開発にも取り組み、日本市場に最適化されたAI環境の構築を進めていきます。

　FSRは、AI×画像認識×ロボティクスの最先端技術を駆使し、人工意識（Artificial Consciousness, AC）を活用する日本発のスタートアップです。従来のルールベースやヒューリスティック最適化とは一線を画し、常識を持った制御、説明性（理由と根拠）を持った制御をロボットやデバイスに適用することで、直感的かつ適応性の高いシステムを実現します。これにより、動的で複雑な環境下におけるロバストな自律制御を可能にし、スタンドアローン運用を支援します。

　また、FSRは単なるオンプレLLMサーバの販売にとどまらず、AI×画像認識×ロボティクスを活用した包括的なソリューションプロバイダーとしての役割を担い、企業の抱える課題に応じたカスタムAIソリューションを提供します。これにより、日本企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させ、より高度な自動化・最適化を実現することを目指します。

株式会社Forcesteed Robotics　代表取締役大澤弘幸

「AI技術の進化に伴い、日本市場ではデータプライバシーと運用コストのバランスを考慮したオンプレミス型のソリューションが求められています。本製品は、高いセキュリティと優れたパフォーマンスを両立させたAI基盤 を提供し、日本企業のデジタル変革を支援します。Spingenceとの提携により、最先端の技術を活かした高性能なAIシステムの普及を目指してまいります。」

Spingence Technology Co., Ltd.　CEO ジェシー・チェン

「Spingenceは、オンプレミス型LLMの市場拡大に向けて、日本市場での戦略的パートナーを求めていました。Forcesteed Roboticsの強力な技術力と業界知識は、当社の目指すビジョンと完全に合致しており、日本企業に対しより最適なAIソリューションを提供できると確信しています。本提携を通じて、AIの可能性をさらに広げ、日本のデジタル変革を推進していきたいと考えています。」