海と環境がテーマのビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』を全国の小・中・高等学校100校へ寄贈します!
海がテーマの探究学習を応援・サポートします
一般社団法人シンク・ジ・アース(理事長:水野誠一/所在地:東京都渋谷区)は、持続可能な社会創生を目指した教育を実践する先生と生徒を応援するプロジェクト「SDGs for School」 を2017年より実施しています。毎年希望する学校へSDGsを学ぶための教材を寄贈。これまでに全国およそ1600校に教材を無償で提供し、およそ10万人以上の生徒が寄贈した教材を使って授業を受けました。2024年には日本人にとって身近で大切な「海」をテーマに、多様な切り口で海について学べるビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』を公益財団法人ブルーオーシャンファンデーションと特定非営利活動法人ZERI JAPANとの協働で制作しました。6月8日「世界海洋デー*」に本書を100校へ寄贈するプログラムを開始します。
*世界海洋デー:海や海と人とのつながりに思いを馳せ、海の大切さについて考える日として2008年に国連総会で制定されました。

出版の背景には、海洋環境の危機的状況と子どもたちの「海離れ」への課題意識があります。海の問題はSDGs14番目のゴール「海の豊かさを守ろう」でも取り上げている世界的な課題の一つです。気候変動による海水温の上昇や磯焼け、海洋プラスチックごみの流入など多くの課題を抱えています。
日本財団が2024年7月11日に発表した「第4回 『海と日本人』に関する意識調査」(2年に一度実施)によれば、7割が「海は大切な存在だ」と答えている一方、「海にとても親しみを感じる」人はわずか31%。「この1年で一度も海を訪れていない」人は52%にのぼります。この本が、子どもたちの海への関心を取り戻し、海を大切にする心を育み、実際に海へ行くきっかけになってほしいと願っています。


6月8日の「世界海洋デー」に全国の小・中・高等学校100校へ40冊の寄贈プログラムを開始します。
6月8日の10時から「世界海洋デー」に書籍『あおいほしのあおいうみ』寄贈プログラムの募集を開始します。先着100校で1校につき40冊(1クラス分)を贈ります。対象は全国の小・中・高等学校など、子どもたちに継続的な学びの場を提供している先生や指導者の方です。ぜひたくさんの学校で活用していただきたく、本企画を多くの方にお知らせいただけましたら幸いです。
2024年寄贈校の声と実践例
今回の募集は昨年度に続き、2回目となります。昨年応募があった学校からの感想を一部ご紹介します。
「カラーがいっぱいでワクワクした作りになっているので、とても良い教材だと思います。一度手に取ると、つい読み込んでしまうような作りになっているので、子どもたちは楽しく引き込まれていて、本当に素敵な教材だと思いました。」小学校@島根県
「視覚的に訴えながら、大変分かりやすい構成になっていた。社会で取り組まれている具体的な課題解決についても取り上げられており、率直に分かりやすいと感じた。また生徒も読んでいて楽しい!と話していたのが印象的だった。」高等学校@愛媛県
「イラストや写真が豊富にあり、生徒の興味関心を惹きつけることができると感じました。また、海なし県であることから、実際の海を目にしたことがない生徒にとっても、このようなごみだらけの海岸が我々が住む日本に存在している事実を知ることができた点が有意義でした。」高等学校@埼玉県
書籍『あおいほしのあおいうみ』の授業での活用事例はWEBにて公開しております。
大阪・関西万博では『あおいほしのあおいうみ』万博版・英語版が販売中!
大阪・関西万博のブルーオーシャン・ドームは「海の蘇生」がテーマのパビリオンです。気候変動、海洋資源、ごみ問題など、海が直面している問題を宇宙からの視点で体験することができます。ブルーオーシャン・ドームの会場(ドームC)では、巻末に特別付録がついた『あおいほしのあおいうみ』の万博版・英語版も販売されています。大阪万博にお越しの際は、お立ち寄りください。

SDGs for Schoolとは
SDGs for Schoolは、SDGsを題材とした楽しく、わかりやすく学べる教材(書籍、映像、カリキュラム等)をつくり、希望する学校に届けるなど、持続可能な社会創生のための教育を実践する現場の先生と生徒を応援するプロジェクトです。教育の現場から、子どもたちと一緒に、持続可能な社会実現に向けての潮流を作り出していくことを目的に活動しています。2018年度に書籍『未来を変えた目標 SDGsアイデアブック』を制作し約1000校へ寄贈。先生向けの研修イベント「ティーチャーズ・ギャザリング」の実施や、企業/NPOと子どもたちによる協働プロジェクトのサポートをするほか、学生が自発的に活動をはじめたプロジェクトの支援も行っています。https://www.thinktheearth.net/sdgs/
Think the Earthについて
一般社団法人Think the Earth(シンク・ジ・アース)は環境問題や社会問題を考え、学び、行動するきっかけ作りを続けているNPO。2003年から、お金のこと、気候変動、水、食べものなど毎回テーマを変えた6冊のビジュアルブックを作り、全国の小・中・高等学校(4万5000校)に1冊ずつ寄贈。2013年からの4年間、経済産業省と共に実施した再生可能エネルギー教育普及プロジェクトで、再エネについて楽しく、わかりやすく学べるビジュアルブック『グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門』をつくり、希望する小・中・高等学校およそ300校へ届けた。 2017年にSDGsの教育普及プロジェクト「SDGs for School」を開始。

■団体概要
名称 :一般社団法人シンク・ジ・アース
所在地 :東京都渋谷区代官山町9-10 SodaCCo3T01
代表者 :代表理事 水野誠一
設立 :2001年2月19日(2011年10月5日 一般社団法人登記)
ウェブサイト:https://www.thinktheearth.net/jp/
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人シンク・ジ・アース
SDGs for School事務局 広報 : 笹尾実和子
Email:tte-press2@thinktheearth.net
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像