より安全に、より身近に。空調風神服®から、海外生産の新シリーズ「Global Label」誕生

～サンエスの技術が支える7つの保護機能搭載24Vバッテリー＆ファンセット～

株式会社サンエス

2025年3月24日 18時00分

　近年、気候変動による猛暑や熱中症リスクの高まりが社会課題となる中、モバイルバッテリーを活用した暑熱対策製品の需要が急速に拡大しています。作業現場はもちろん、日常生活においても効果的な暑熱対策へのニーズが高まる中、より幅広い層が安全に使用できるモバイルバッテリー製品の重要性が増しています。

　このような背景から、モバイルバッテリーには電気用品安全法（PSE）への適合が義務付けられ、より安全性の高い製品が求められる中、株式会社サンエス（本社：広島県福山市）は、安全性と品質を最優先に考えた空調風神服ブランドの展開の中で新シリーズ「Global Label」として、「24VバッテリーセットGL-1」および「24VファンセットGL-1」を2025年3月より順次発売いたします。

　本製品は、検証段階から弊社の技術部門が監督し、単なる動作確認にとどまらない徹底した安全性検証を実施しています。具体的には、落下試験や構造確認などの物理的検証に加え、無負荷時のシャットダウン、短絡保護、過電流保護、過充電保護、過放電保護、加熱保護、低温保護など、これまで空調風神服で展開してきた従来の「Japan Label」と同等の基本的な保護機能を実装しており、さらに、これら検査項目や保護機能の実装は、製造元と書面による確認を行うなど、海外製でありながら確かな品質管理体制を構築しています。また、より多くの事業者や個人の方々に、安全で快適な暑熱対策を提供できるようにするため、手に取りやすい価格におさえています。

製品の特長

徹底した技術検証による安全性の追求

○ 検証段階からの技術部門による監督体制

○ PSE適合品として法令基準をクリア

○ 出力電圧検査と厳密な外観検査の実施

○ 落下試験・構造確認など、実使用を想定した物理的検証の実施

○ 7種類の基本保護機能を標準搭載

○ 検査項目・保護機能の実装における書面でのエビデンス管理

高出力と使いやすさの両立

○ 最大24Vの高出力バッテリーを搭載

○ 最大風量約100ℓ/secの大風量を実現

○ 充電時間はわずか約3.5時間

○ スマートフォンなどの小型電子機器を充電できるUSBポートを搭載

○ 装着が容易なスピンロック仕様で軽量設計

確かな品質をリーズナブルに提供

○ 従来の日本製バッテリー「Japan Label」に加え、必要な機能を厳選

○ より多くの方に空調風神服の快適さを体験いただける価格を実現

製品仕様

（バッテリー）

● 品番・製品名：RD9580G・24VバッテリーセットGL-1

● サイズ：W77×H118×D23.2㎜

● 重量：約340g

● カラー：ブラック

● その他：USBポート搭載、PSE適合品

（ファン）

● 品番・製品名：RD9530H・24VファンセットGL-1

● 厚み：約40㎜

● 重量：約89g（1個あたり）

● カラー：ブラック

● その他：スピンロック式でファン脱着が容易

販売について

● 発売時期：2025年3月より順次

● 販売チャネル：ワーキングウェア取扱代理店、ECサイト、ホームセンター他

開発の背景

　ファン付きウェア市場は2024年シーズンで約200億円規模に成長しており、様々な業種での需要が高まっています。弊社は、より多くのユーザーに安全で快適な空調風神服を着用いただきたいという思いから、これまでの高品質な日本製バッテリー「Japan Label」に加え、安全性と必要機能を追求した「Global Label」を開発いたしました。

環境への取り組み

　弊社は、技術的視点からの製品検証を重視しています。一般的な動作確認や稼働時間の確認にとどまらず、製品の構造や性能を総合的に評価し、安全性を確保しています。さらに、JBRCへの加盟を通じてリチウムイオン電池のリサイクルを推進するなど、製品の安全性と環境負荷の低減の両立に取り組んでいます。

　特に、Global Labelシリーズでは、検証段階から弊社技術部門が関与し、出力電圧検査や外観検査などの基本項目に加え、各種保護機能の実装確認、さらには製造工程や検査体制に至るまで、製造元との緊密な連携のもと、確実な品質管理を実現しています。

今後の展開

　従来の建設現場などの業務用途に加え、アウトドアやレジャー、日常的な暑さ対策として一般のユーザーの方々にも幅広く空調風神服をご利用いただけるよう、ワークウェア専門店だけでなく、ファッション衣料の販売チャネルなども含めた販売網の拡大を進めてまいります。また、弊社の安全性への取り組みとノウハウを活かし、OEMなど、新たなビジネス展開についても積極的に検討してまいります。