スナック閉店時代に挑む、原宿発“日替わりママ”の和の交流拠点　和ばんざいスナック「宵酔（ヨイヨイ）」レセプションパーティー開催

原宿に“和”のエッセンスを取り入れた日替わりママのスナック「宵酔（ヨイヨイ）」を開店いたします。それに先がけ、レセプションパーティを開催いたします。

株式会社オトムスビ

2025年5月12日 17時13分

株式会社オトムスビ（所在地：神奈川県、代表取締役：小川結奈）は、新たな飲食事業の取り組みとして、原宿に“和”のエッセンスを取り入れた和ばんざいスナック「宵酔（ヨイヨイ）」を開店いたします。それに先がけ、2025年5月16日（金）に、ささやかなレセプションパーティを開催いたします。

【閉店ラッシュの先に見えた、スナックの未来地図】

戦後の日本を支えた“地域の社交場”、スナック。コロナ前に約7万軒あったスナックは2021年には約５万軒にまで減りました。（＊資料１）1980年頃にできたスナックですが、ママの高齢化やコロナの影響で閉めた店もあります。その一方で新しいタイプのスナックも出てきています。出歩くのが難しい高齢者や病気の方向けの送迎付き「介護スナック」や街づくりに携わる若者が接客する「街中スナック」などです。スナック業界は厳しい状況にありますが、新たな取り組みや地域との連携により、再生の可能性も見えてきています。

＊資料１：朝日新聞　消えるネオン、営業制限に苦しむ夜の店「産業として破壊される勢い」

https://www.asahi.com/articles/ASQ215721Q10UTIL02D.html?utm_source=chatgpt.com

【出会いを“音”に変える場所、和ばんざいスナック宵酔（ヨイヨイ）の誕生】

そんな新しい形のスナックの一つとも言える、曜日替わりで和装の“ママ”がおもてなしをする和ばんざいスナック「宵酔（ヨイヨイ）」。本プロジェクトを手がけるのは、企業の社長や社員の想いを“可聴化”し、企業テーマソングやCM音楽など、さまざまな「音」を創り出してきた株式会社オトムスビ。代表取締役の小川結奈は、音楽と同じように「人とのふれあいもまた人生を彩る“音”である」と考えています。その想いのもと、「宵酔（ヨイヨイ）」は誕生しました。

【主演女優はあなた──日替わりママが織りなす人生劇場】

小川が毎日お店に立てないことからママは日替わり制になりました。このスタイルにしたことで、ママさん達がありのままの自分を出せる貴重な場になっています。日曜日担当の漫画家で現在は経営者向けのビジュアルコンテンツ制作を行う池田るきさんは、小川と同じ山口県出身で互いの活動を支え合ってきた仲。この話を聞いた時、すぐに協力したいと名乗り出ました。昔から人に相談されやすいし、人の話を聞くのも好きな池田さん。「日曜日の寂しん坊」が集まる場所にしたいと提供するメニューに思いを巡らせます。日替わりで立つ和装ママたちは、それぞれが人生というドラマを背負った主演女優。心が疲れた時にそっと迎え入れてくれる場所になります。

【“やってみたい”を叶える、和のプラットフォーム宵酔（ヨイヨイ）】

小川は、日本酒を盛り上げたいと日本酒シンガーとして酒蔵の歌の制作や飲食店でのライブを行い、また日本酒ラジオ番組のパーソナリティーも勤めています。そのため「宵酔」は日本酒が充実しており、さらには「株式会社オトムスビ」によるオリジナルBGMがお店全体を包みこみます。原宿で働く30代～50代の方々がおばんざい、日本酒、そして人と人との出会いを通して、温かな時間を過ごせる“心の隠れ家”となります。また、昼間は店舗の間借り営業やイベントスペースとしての活用も予定しており、和菓子、着物、和文化ワークショップなど、「やってみたい」という想いを持つ方々が一歩踏み出せる場として機能してまいります。

サビ猫ロック

猪又酒造

菊泉

滝澤酒造

代表取締役小川の声「『宵酔』は、音楽家として歩んできた私にとって、“音”ではなく“空間”で人の心を動かす新たな表現の場です。ここには、私がこれまで出会ってきた素敵な人たち、支えてくれた仲間たちのエネルギーが詰まっています。本レセプションが、多くの方にとってこの新たな物語の始まりとなりますよう、心より願っております」