ミラノの新たな都市拠点「ヴィラッジョ・オリンピコ」再開発で日系企業Italia Fudosanが商業エリアの専任パートナーに決定。〜2026年冬季オリンピック後の次世代ライフスタイルを牽引〜

ミラノ大聖堂から約3kmの好立地、プラダ財団前に誕生する約10,000㎡の商業スペースで、リテール全体のコンセプト立案からテナント誘致までを一貫して担当し、ミラノの新ハブを創出します。

Italia Fudosan

ヴィラッジョ・オリンピコのイメージパース

2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック終了後に誕生する新たな都市拠点「ヴィラッジョ・オリンピコ(Villaggio Olimpico)」プロジェクトにおいて、イタリア・ミラノを拠点とする日系不動産コンサルティング会社 Italia Fudosan(代表取締役:河見一成)が、商業エリア(SPIG:公共・公益性を持つ民間サービス空間)の専任パートナーとして選出されました。

本プロジェクトは、ミラノ大聖堂から南へ約3km、プラダ財団の正面という好立地に位置しています。近年では、ファッション関連企業の新本社や、大手企業のオフィス移転が相次ぎ、クリエイティブ産業の集積地として注目を集めているエリアです。
この地で、イタリア最大手デベロッパーの一つであるCOIMA社が推進する本プロジェクトは、ミラノ市史上最大級の都市開発のひとつとして位置付けられています。

Italia Fudosanは、約10,000㎡・全23区画にわたる商業スペースにおいて、リテール全体のコンセプト立案、テナント誘致活動を一貫して担当し、プロジェクトの中核を担います。

本プロジェクトでは、「社会的インパクト」「文化」「ウェルビーイング」を軸に、ミラノ市との協定のもと、単なる商業開発にとどまらない、新たな都市型ライフスタイルの実現が目指されています。

世界的な都市競争が激化する中、都市は単なる経済活動の場ではなく、人々の生活の質(ウェルビーイング)を高めるための重要な役割を担うようになっています。特に、歴史と文化が息づくミラノでは、大規模再開発を通じて新たな価値を創造し、持続可能で生活者視点の都市モデルを構築することが喫緊の課題となっています。

その象徴的な取り組みが、「ヴィラッジョ・オリンピコ」プロジェクトです。かつて鉄道操車場であったエリアの一部には既存建物を活用しながら、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの選手村としての利用された後、新しい商業エリアに生まれかわます。地域住民をはじめとする多様な人々が恩恵を享受できる、「公共性・公益性を兼ね備えた民間サービス空間」の創出が求められており、こうした都市の新しいニーズに応える存在として、Italia Fudosanの専門性と創造性が高く評価されました。

Italia Fudosanは、本プロジェクトにおいて商業エリアの専任パートナーに選定され、単なる商業施設の開発にとどまらず、地域社会の活性化、文化の発信、そして人々のウェルビーイング向上に寄与する「次世代型都市開発モデル」の実現を目指します。

Italia Fudosanが本プロジェクトで担う役割と独自性は以下の通りです。

Piazza Olimpica広場

1. 約10,000㎡にわたる大規模商業空間のプロデュース

約10,000㎡、全23区画という広大な商業スペースにおいて、デベロッパーとともにリテール全体のコンセプト立案からテナント誘致活動までを一貫して担当します。多様な店舗構成により、地域住民だけでなく、ミラノを訪れる国内外の観光客にも新たな体験を提供します。

2.「社会的インパクト・文化・ウェルビーイング」を核としたコンセプト

本プロジェクトでは、「社会的インパクト」「文化」「ウェルビーイング」をキーワードに、単なる商業施設にとどまらない公共性・公益性の高い空間の創出を目指します。
地域と結びついた文化施設や、健康的な暮らしを支えるウェルビーイング関連施設、インクルージョン(社会的包摂)やサステナビリティに取り組むテナントの誘致を通じて、次世代の都市型ライフスタイルを提案します。

メインゲート
同エリアのシンボル プラダ財団

3. コミュニティとの連携と文化的シナジーの創出

既存の地域住民をはじめ、プラダ財団を中心としたカルチャー発信拠点や、周辺に拠点を構えるファッション企業、IT企業、スタートアップなどとのシナジーを重視。
ミラノらしい文化的魅力と創造性を体現する場を創出し、この地をミラノの新たなデスティネーションとして位置づけていきます。

プロジェクト概要

項目

内容

プロジェクト名称

ミラノ・スカロ・ディ・ポルタ・ロマーナ再開発プロジェクト

施設名称

ヴィラッジョ・オリンピコ(Villaggio Olimpico)

所在地

ミラノ市 Via Lorenzini

商業スペース規模

約10,000㎡、全23区画

デベロッパー

COIMA

専任アドバイザー

Italia Fudosan (ホームページ: www.ifmilano.com)

役割: 商業エリア(SPIG)のコンセプト立案、テナント誘致活動

主要キーワード

社会的インパクト、文化、ウェルビーイング、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック

完成時期(予定)

2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック終了後

Italia Fudosan 代表取締役 河見一成コメント:

「この度、『ヴィラッジョ・オリンピコ』プロジェクトの商業エリアにおける専任パートナーという大役を拝命し、大変光栄に思います。ミラノの活性化、そして2026年冬季オリンピック後のレガシー創出に貢献できることを心より嬉しく思います。私たちは、『社会的インパクト・文化・ウェルビーイング』を軸に、ここにしかない、未来志向の商業空間を創造してまいります。皆様のご期待に沿えるよう、全社一丸となって取り組んでまいりますので、今後の進捗にご期待ください。」

Italia Fudosanについて:

Italia Fudosan(創業者・代表取締役 河見一成)は、2006年に設立されたイタリア・ミラノを拠点とする日系の不動産コンサルティング会社です。
設立以来、ミラノをはじめとするイタリアの主要都市および欧州の各都市で、店舗開発を中心に事業を展開し、イタリア・欧州・日本の企業が抱える多様な不動産ニーズにお応えしてまいりました。

ヨーロッパの商業不動産市場および店舗開発の仕組みに関する深い知見と、日本独自のきめ細やかなサービスを融合させることで、クライアントの事業成功を力強く支援しています。

本件に関するお問い合わせ先

Italia Fudosan 広報部

Email:pr@ifmilano.com

web : www.ifmilano.com

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商業施設・オフィスビル
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会社概要

Italia Fudosan Real Estate SRL SB

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URL
https://www.ifmilano.com/
業種
不動産業
本社所在地
Via Giacomo Leopardi 26 Milano Italia
電話番号
050-5532-8335
代表者名
河見 一成
上場
未上場
資本金
-
設立
2007年01月