NY在住アーティストが日本で挑むパフォーマンスアート《The Seahorse Family》
──ジャンルの異なる5名の表現者が“家族”として、親密さと奇妙さが混じり合う空間で展開する実験的パフォーマンス

本作では、ジャンルの異なる5名の表現者たちが、“家族”という制度や構造を、身体と記憶を用いて再構築していきます。また、自身の表現を交差させながら、家族というかたちに潜む「役割」と「意味」を問い直します。この試みは、パフォーマンスアートの枠組みを拡張し、観客と共に「家族とは何か?」という問いを共有することを目的としています。
本作は、RINNE complex(埼玉県戸田市)でのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムを通して、ニューヨークを拠点に活動するKori Koolmanによって構想されました。
作品の核には、日本独自の空間概念「間(Ma)」が息づいており、身体・音・構成のあいだに静かに立ち上がる“余白”が、「ケア」「静かな抵抗」「役割の逆転」といったテーマを浮かび上がらせていきます。
パフォーマーには、身体表現の専門家に加え、現代アーティスト、サウンドアーティスト、サックス奏者、経営者など多様な領域の表現者が参加。
個々の専門性を超えて、「いま・ここで」交わることで立ち上がる、即興性と実験性に満ちた、時に挑発的なパフォーマンスです。
※本公演には、一部にヌードおよび性的な表現を含む可能性があります。18歳未満の方のご観覧はご遠慮ください。
▶ 公演情報
日時:2025年6月14日(土)
開場 16:00 / 開演 16:30
公演 16:30–17:30 / アフタートーク 17:30–19:00(スナック&ゆで卵付き)
会場:RINNE complex(埼玉県戸田市新曽2431)
※駐車場・駐輪場あり
入場料:前売 1,500円 / 当日 2,000円
※ご予約推奨・当日支払い可
前売券予約フォーム:https://forms.gle/LPbRiiTpoC3CX2EP6
▶ 出演
Kori Koolman
Tatsunori Hosoi
Takumi Mizuno(水野 匠)
Hiroto Kimura(木村 広人)
Amano Yuto(天野 悠人)
Kori Koolman(コリ・クールマン)
ニューヨーク在住のアーティスト/教育者。
Parsons School of Design、School of Visual Artsなどの芸術大学で教鞭をとりながら、ビデオアートやパフォーマンス、アート教育の分野で幅広く活動。
「家族」「気遣い」「コントロール」「依存」「喪失」などを主題に、舞踏の哲学・身体性を取り入れた実験的な作品を展開している。今回、RINNE complexのAIRプログラムにより来日・滞在制作を実施。
Tatsunori Hosoi
ビデオ・写真・絵画・インスタレーションを主な表現媒体に使う現代アーティスト。
死生観や非物質的な存在をテーマに、人間の意識と肉体の関係性、さらには物質世界と精神世界の狭間を探求する。
https://www.tatsunorihosoi.com/
Hiroto Kimura
サックス奏者。コンテンポラリージャズバンドKIMURA HIROTO ENERGY VOIDのリーダーとして活動、2017年Motion Blue YOKOHAMAでワンマンライブを行う。
即興芸術集団Dharma代表の福川との出会いによって即興演奏の道へ進み、サックスDUOで演奏活動を行う。藤沢で定期的に即興演奏ワークショップのファシリテーターも務める。
https://www.instagram.com/kimurahiroto.sax/
Takumi Mizuno
サウンドアーティスト。
ノイズポストパンクバンドAIZ、 フィジカルサイバーノイズデュオPRDCTのメンバーとして活動。
https://www.instagram.com/takumi_dadacandy
問合せ
Office SixZaemon
Email: office_sixzaemon@sixzaemon.com
RINNE complex website: https://www.office-sixzaemon.com
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