ATC、周南公立大学と連携し、飲酒リスク啓発活動を学生と共創 / アルコール体質検査を通じた事故・疾病予防の社会的意義を拡大
アルコール体質検査サービスを展開するATCは、周南公立大学と連携し、飲酒リスク低減と健康経営の推進に資する社会啓発活動を開始。実践型教育プログラムを通じ、次世代人材の育成と社会課題の解決に取り組む。
合同会社アルコール・トレランス・チェックシステムズ(ATC)は、周南公立大学経済経営学部 髙橋真実准教授の研究室と連携し、過度な飲酒によるリスク(事故、がん、精神疾患等)の低減と予防啓発に向けた社会活動を共同で展開していくこととなりました。
社会的背景
日本では、飲酒に起因する交通事故、労働災害、家庭内トラブル、さらにはがんや肝疾患、精神疾患といった健康被害が依然として深刻な社会課題となっています。特にアルコール代謝能力には個人差が大きく、自らの体質を知らずに飲酒を続けることでリスクが高まるケースも少なくありません。加えて、大学生など若年層や職場、地域社会において「飲めてあたりまえ」という無言の同調圧力やアルコールハラスメントの問題が複数の調査や報告で指摘されています。
ATCはこうした背景を踏まえ、科学的根拠に基づく「アルコール体質検査」を普及させることで、自己の体質を理解し、その特性にあった自己管理を促し、事故や疾病の予防、健全な飲酒文化の形成に貢献いたします。また、検査結果を踏まえたフォローアップとして「飲酒リスク対策教育訓練」も実施しており、健康経営支援や教育現場での活用が広がっています。
学生との共創型啓発活動
今回の取り組みでは、学生とともにマーケティング手法を使った適切な飲酒習慣の啓発活動に携わっています。学生の創意工夫に溢れる企画やコンテンツの開発、SNS・学内外でのキャンペーン展開など、若年層の視点を取り入れた新たなアプローチを目指します。また、学生のアクティブラーニング(AL)やジョブ型雇用に対応した実践型教育の場としても位置付けられています。
髙橋准教授から次のようなメッセージをいただいています。
「起業やソーシャルマーケティングの実践をしたい学生にとっては勿論、マーケティングを履修する学生にとって、リアルな活動の機会を得て、社会課題解決に主体的に関わることは、教科書で学んだ理論を実践するのはどういうことか、本当の意味での理解ができる最良の環境となります。私の取り組むプロジェクトでは、マーケティング教育を起点とした課題発見と解決、市場創造のエコシステム構築を目指しており、今回のATCとの活動のようなアクションを積み重ねていくことによって実践的な能力を備えたジョブ型雇用に対応できる即戦力人材を効果・効率的に育成するとともに、学生×企業の化学反応による新たな知見やサービスの深化を通じて、人々の生活の質向上と課題解決による社会貢献を実現し、その過程で企業も成長すると考えます。」
寄付と今後の展望
活動の一環として、ATCは周南公立大学に寄付を行い、教育環境整備や今後の継続的な産学連携活動を支援しています。ATCは、社会全体の飲酒リスクを下げる活動には、若年層からの意識啓発が不可欠だと考えています。髙橋准教授の教育理念と取り組みに深く共感しています。本共創プロジェクトが次世代の社会課題解決型人材育成に寄与することを期待するとともに、今後も大学をはじめ様々な教育機関や団体と連携し、アルコール関連疾患の予防に加え、飲酒事故ゼロを目指す社会づくりのための活動を推進してまいります。
【会社概要】
会社名: 合同会社アルコール・トレランス・チェックシステムズ(ATC)
所在地: 東京都府中市分梅町2-37-4-206
代表者: 代表社員 中岡 茂
設立: 2025年4月
事業内容:
●アルコール体質検査サービスの企画・提供
●飲酒リスク予防を目的とした啓発・教育活動
●健康経営支援サービスの提供
●関連する研究開発およびコンサルティング事業
URL: www.atc-s.com
【サービス概要】
製品名: WEB版アルコール体質検査キット(企業・団体向け)

概要:
ATCが提供するアルコール体質検査サービスは、弊社CTO木下健司博士の特許技術を用いた正確なDNA検査により、唾液から採取したDNA情報を基に、個人のアルコール代謝能力を科学的に判定するものです。
検査結果により、アルコール分解酵素(ADH1B、ALDH2)の活性型/低活性型/非活性型を特定し、5つ(もしくは9つ)の体質タイプに分類し、飲酒による健康リスクや行動指針の理解と自己管理に役立てることができます。
加えて、検査後のオプションサービスとして「飲酒リスク対策に関する教育訓練プログラム」を提供しており、企業・団体の健康経営施策や教育機関での体系的な飲酒問題啓発活動に活用されています。
主な利用用途:
●企業の健康経営推進施策(福利厚生、事故予防、教育研修)
●教育機関での啓発活動
●自治体・団体による地域向けリスク啓発
●検査後の飲酒リスク対策教育訓練の実施
●個人のセルフマネジメント
提供形態:
●WEB版アルコール体質検査キット
・検査キット(唾液採取キット+結果分析報告書)
・オンラインサービス(個人結果確認用プラットフォーム)
●教育訓練プログラム(座学・オンライン研修・啓発教材など)
累計実績:
●累計1.5万件以上の検査提供(※武庫川女子大学および一般社団法人生命科学教育研究所からの継続)
●教育機関・企業・自治体など幅広い分野で導入
【本件に関するお問い合わせ先】
合同会社アルコール・トレランス・チェックシステムズ(ATC)
広報担当
E-mail: info@atc-s.com
TEL: 03-6821-1192
備考:
本リリースはATCの社会貢献活動の一環として発出されるものです。
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