高橋源一郎氏審査委員長。小学生の「すべての挑戦」を讃える新文学賞、始動
君の物語に、翼を。鎌倉の小さな創作教室から、教育委員会後援の新しい挑戦が始まります。
かまくら国語塾(所在地:神奈川県鎌倉市、代表:中本順也)は、作家・高橋源一郎氏を審査委員長に、鎌倉市教育委員会・葉山町教育委員会の後援を受けて、全国の小学生を対象とした新文学賞『ことばの翼 子ども文学賞』を創設し、2025年7月19日より作品応募を受け付けます。完成度を問わず、子どもたちの「書きたい」という衝動そのものに光を当てる、非営利の文学賞です。

■ 創設の背景:今の物語は、未来の自分への手紙
子どもたちの「書いてみたい」に、きちんと応える場所をつくりたい。この文学賞は、そんな願いから生まれました。
自分の心と向き合い、迷いながらことばを探す——。時に立ち止まり、時に放り出す。でも、評価や点数を離れ、時間をかけて綴る中で、子どもたちは “今しか書けない物語” を紡ぎ出します。
物語を書くことは、未来の自分へ宛てた手紙を書くことです。
『ことばの翼 子ども文学賞』は、その手紙を自由に書き上げるための “滑走路” でありたいと考えています。

■ コンセプト:すべての挑戦に、拍手を。
本賞の最大の特徴は、完成に至らなかった作品の挑戦を讃える「みかん賞(未完賞)」の設置です。
壮大な物語の序章、まだ結末の見えないお話、あるいは書きかけの断片——そのすべてが審査対象になります。
10,000字の長編から、生まれたばかりの物語の芽まで、すべての「書きたい」を受け止めます。
「書きたい」という衝動が、審査の対象です。

■ 審査基準は「楽しんで書いたか」。文芸界・教育界のプロフェッショナルが集結
審査委員長には作家・高橋源一郎氏が就任。
さらに、読書教育のプロフェッショナルである笹沼颯太氏(Yondemy代表)、物語創作教育の第一人者である澤田英輔氏(軽井沢風越学園)など、文芸界・教育界の第一線で活躍する専門家が審査員として集結しました。
子どもたちの表現に多角的な視点から光を当てます。

■ 教育委員会・地元企業も後援。地域から広がる支援の輪
この文学賞の理念には、教育行政をはじめ地域社会から大きな共感と期待が寄せられています。
鎌倉市教育委員会・葉山町教育委員会の後援のもと、読書教育サービス「Yondemy」や鎌倉のクリエイティブ企業「面白法人カヤック」をはじめ、多くの企業・団体・個人の皆さまにご賛同とご支援をいただきました。
私たちは、優れた作品を選ぶだけの場ではなく、子どもたちの「書いてみたい」を社会で支え合う仕組みをめざします。
■ 第1回『ことばの翼 子ども文学賞』開催概要
・応募期間:2025年7月19日(土)~8月31日(日)
・対象:全国の小学生
・テーマ:自由
・字数:10,000字以内(未完成でも応募可能)
・形式:手書き(写真・スキャン)、PDF、Word等
・賞:大賞(図書カード3万円)、高橋源一郎賞、審査員特別賞、みかん賞、かまくら国語塾賞
・発表:2025年10月中旬予定。入賞作品は記念冊子に収録
web:https://kotoba-wing-award.studio.site
X:@kotobawingaward
Instagram:@kotoba_wing.award
YouTube:https://www.youtube.com/@ことばの翼子ども文学賞公式
※ ことばの翼 子ども文学賞は、次年度以降も継続して実施していく予定です。
■ かまくら国語塾について
屋号:Leuk woorden Inc.
名称:かまくら国語塾
所在地:神奈川県鎌倉市
代表:中本順也
設立:2022年2月(サービス開始は2020年)

「書きたいこと、読みたいものを、どこまでも。」の理念のもと、神奈川県鎌倉市で物語創作を中心とした教室を運営。点数や評価から離れた場所で、子どもたちが自分の「書きたい」という心の声に素直に向き合い、自分だけの言葉を見つける旅の伴走をしています。ことばの翼 子ども文学賞は、教室での日々の実践から生まれたものです。
■ お問い合わせ先
「ことばの翼 子ども文学賞」事務局
担当:中本順也
E-mail: kamakura.kokugo2020@gmail.com
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