【鶴岡市開催】みちのく息吹展2025 ~グループ美術展
山形県鶴岡市内で、東北ゆかりの新進気鋭作家6名の作品を展示するグループ展を開催
BEKOA株式会社は、2025年9月14日(日)・9月15日(月)に、グループ展を開催する。
東北地域密着の空間デザイン事業とアート制作企画を行う同社は、東北出身アーティストの発信の場を増やし、これまで繋がりのなかった他の地域の方との繋がりを広げる目的で、本イベントを実施。
また、来場者へよりアートを日常的に体験いただけるような機会を創出する。

【イベント情報】
会場:ベコア特設ギャラリー 山形県鶴岡市日出1丁目27-13 (株)石川測量事務所
会期:9月14日(月) 9時~17時 / 9月15日(火) 9時~14時
出展作家:高橋 嗣恩/丹野 優香/志水 みかん/shun/只野 彩佳/佐藤 結
入場:無料
※中学生以下のお子様は、保護者様ご同伴のうえでご入場をお願いいたします。
※会場は、2階階段になります。
※出展作品は、展示販売いたします。



【出展作家プロフィール】
〇高橋 嗣恩(たかはし しおん)
2002年生まれ。宮城県多賀城市出身/宮城県在住
2024年 東北生活文化大学 生活美術学科 卒業
動物を中心に自然界の姿を表現する水彩画家
幼少期から視覚過敏と聴覚過敏に悩まされ、発熱や体調不良を繰り返す日々を過ごす。そんな中、唯一の安らぎの場は自然界であり、そこから癒しと落ち着きを得て、人間社会で生きる勇気をもらう。
動物を中心に様々な自然を描く水彩画家として、自然への深い想いを軸に、「らしさ」を感じ取るままにその存在を表現することに努めている。
〇志水 みかん
北海道出身/山形県山形市在住
2022年 東北芸術工科大学 芸術学部美術科洋画コース 卒業
2025年 東北芸術工科大学大学院 芸術文化専攻 絵画研究領域 修了
夕暮れ時の光に潜む「時を見失う瞬間」に魅了され、「光の質感」をテーマに制作。日々異なる色彩
を纏う夕空の下、刻々と移ろう光はモノの輪郭を残しながら内部を曖昧にし、存在の捉え方を問いかける。脳科学・哲学的視点から認識の多層構造に着目し、「輪郭」を「言語的境界の象徴」として捉える。雲母や偏光顔料を混ぜ込んだ高透明な層を幾重にも重ね、展示空間の光との共鳴により、鑑賞時刻や視点に応じて変化する画面を構築。この光の変容が、モチーフ内部の曖昧な現れと明確な輪郭の対比を生み出し、ひとつの世界に潜む多様な見え方を提示する。
〇YUU.CONNECT
1991年生まれ。長野県出身/宮城県在住
2021年 YUU.CONNECTとして活動開始
チョークやオイルパステルを使った、混色やぼかしなどの表現手法を使い、黒板に質感や立体感を出す表現を得意とする。また、コーヒー画やペン画、ボトルペイントなど制作方法は多岐に渡る。
『ご依頼主を始め、展示場所やイベントの趣旨に寄り添い、共に考え、より良いものを生み出せるように』という想いを込めて、日々制作活動を行う。
〇shun
1997年生まれ。福島県西会津町出身/北海道在住
2020年 東北学院大学 卒業
アクリル画家。『感情を絵にする』をテーマに、自信が感じた感情を色彩表現する。
現在は、拠点を北海道に移し、芸術やスポーツを通して、地域の文化貢献に携わる。
〇只野 彩佳(ただの あやか)
1992年生まれ。宮城県出身/宮城県在住
2016年 武蔵野美術大学 造形学部日本画学科 卒業
2018年 東京藝術大学 大学院 美術研究科芸術学専攻 美術教育 修士課程修了
--作家メッセージ--
和紙に、岩絵具、銀箔、膠などを用いて絵画を制作しています。
人々の暮らしも自然も変わらないものはない中で、変化や失われる中にある希望、痕跡を拾い集めて新たな風景を描こうとしています。
私の作品に影響する自然や景色に対する価値観は、故郷での震災経験が始まりです。途方もない世界の中でも、美しい景色の瞬間がありました。それを美しいと思うことは明日や未来への希望でした。
私の描く景色の色は、世界がきらめいて見えた時の空気や、積み重なる時間を表しています。
この世界の美しい形や景色を知りながら、私は自分や誰かにとっての希望になるような風景を描き記したいと考えています。
〇佐藤 結(さとう ゆう)
1996年生まれ。宮城県出身/宮城県在住
2021年 宮城教育大学教育学研究科教科教育専攻美術教育専修 修了
--作家メッセージ--
焼き絵(ウッドバーニング)という技法を用いた作品作りをしています。
焼き絵とは、電熱ペンというハンダゴテのような機械を使用し、木を焼き付けた時
の焦げの濃淡で描くという技法です。
私は無垢材を主に使用しており、木が生きてきた証でもある木目や形、色といった
木そのものの美しさを生かしながら自分のイメージと融合した作品作りを目指して
います。
作品には女性と蝶が描かれています。蝶に何を投影させるかにより、見方や物語が
見る人によって変化します。ご自身の思い出の中の何かと作品がリンクして物語が
紡がれましたら大変嬉しいです。
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