まちづくりの一助に。日本で初のスマートエアドーム建設を目指す。
Jiririta株式会社(石川県・加賀市)は日本初となるエアドーム建設を目指し、韓国・城南市にある株式会社フィールドワンとエアドームの技術支援業務委託契約書兼膜材等試験検査協力合意書を締結。

専門学校を運営する学校法人清永学園 金沢福祉専門学校(石川県・金沢市)の子会社であるJiririta株式会社(石川県・加賀市)は日本初となるエアドーム建設を目指し、韓国・城南市にある株式会社フィールドワンとエアドームの技術支援業務委託契約書兼膜材等試験検査協力合意書を締結した。
Jiririta株式会社は「福祉」「祭り」「観光」「スポーツ」など様々な分野で、地域の持つ潜在的な魅力を引き出す企画を、自治体や様々な協会等へ提案し、形にし実行する活動を行っている。
今回のエアドーム建設プロジェクトは、エアドームを中心とした形で雇用や交流人口、観光人口を増やし、地域経済の活性化にも寄与することができ、結果的にまちづくりの一助となる事が期待できる。

また、今回Jiririta株式会社と契約を締結した株式会社フィールドワンは、韓国で初めて国産のエアドームを独自に開発してきた企業であり、20年以上にわたって官公庁および民間スポーツ施設の建設・運営を通じて、その企画力と技術力を実証してきた韓国スポーツ産業のリーディングカンパニーであり、革新企業である。


エアドームは、自然の原理を応用し、柱や梁を必要としない空気膜構造の大型施設である。施設内部に空気を送り込んで、膜材を維持する方式を採用している。
従来の建築物に比べて、施工が迅速かつ経済的であり、工期も通常の建築物より短く、約3〜4か月で完成が可能である。

また、エアドームは設置コストも低いため、とても効率的であり、撤去や再設置も容易なことから、スポーツ施設、防災避難施設、コンサート会場、さらにはスマート農業施設に至るまで多様な用途に活用することができる。

更に、地震や気候変動の影響で年間約160日程度しか屋外活動が難しい状況の中、安定したスポーツ活動を可能にする全天候型の「エアドーム」は、多目的な代替施設として世界でも注目を集めている。
Jiririta株式会社の青木は
エアドームは、降雪地帯における大きな避難所の役割を併せ持つ、内閣府推奨の「フェイズフリー※1」の大型施設になり得ます。現在進めている最初のプロジェクトでは、降雪地域におけるサッカー場兼イベント施設兼避難所を想定して進めています。
日本では、都度、各地で起こる地震による被害、また台風や扇状降水帯等による水害など、様々な地域で苦しむ事が多い国です。
自然相手に災害予防はできませんが、災害対策と実施については起きる前に実施すべき事項と考えます。冬場の被災地、特に北陸、東北、北海道、中国地方において雪も降り、非常に寒い地域なため、被災者が雪や冷風をしのぐことができる暖かい場所が必要です。
一方、我々の大元は専門学校を営む学校法人ですが、文部科学省より今後は学校法人も位置する周りの「まちづくり」を行うことを推奨される予定です。
我々が考える「まちづくり」の基本理念は3つあります。
第一に、「人の動線の集約と交流人口の増加」
第二に、「仕事を増やす」
第三に、「人を育てることができる環境にする」
我々が学校法人であることから第三は可能であるとして、第二はエアドームの運営上仕事を増やすことができ、第一についてもエアドームとスポーツやイベント、また道の駅などにより少なからず交流人口が向上すると考えております。
エアドームについては、空気圧や温度のコントロールをPCで管理するだけでなく、携帯でも調整できるようになる予定で、最新の再エネ導入も同時に行い、名称を「スマートエアドーム(商標登録済)(※2)」とすることを予定しています。
韓国のフィールドワン社オム社長にも共闘いただき、まずは来年日本でのスマートエアドーム第一号の建設を目指します。
同時に、第二号以降はサッカー以外の通常屋外で行うスポーツ、例えばテニス、野球、KEIRIN(競輪)などのスマートエアドームを検討してます。
そして折をみて、世界のフィールドで、フィールドワン社オム社長と共に戦っていきたいと考えます。
と話す。
※1 フェイズフリー
内閣府ホームページ抜粋
※2 スマートエアドーム
スマートエアドームとは、IOT対応システムを統合し、温度、照明、湿度、内部気圧などの気候変数をリアルタイムで制御する機能を備え、スポーツ施設、農業、ライブ会場、緊急避難所など多様な用途に適用できるものを指す。
株式会社フィールドワンのオム・ギソク代表は
「今回の契約は単なる契約にとどまらず、韓国産エアドーム技術を本格的に海外市場へ輸出する「K-スポーツエアドーム輸出第1号プロジェクト」であり、かつJiririta株式会社社と共にスタートを切るという点において大きな意義を持つものである。
今回のJiririta株式会社との契約は、日本の厳格な安全基準を満たすため、また降雪地域に適したカスタマイズに重点を置き、全工程を網羅するフィールドワン独自の技術開発の成果です。
これは日本市場進出の第一歩であり、K-エアドーム海外第1号として、さらに東アジアや中東など海外エアドーム市場を先取りするための出発点でもあります。フィールドワンの『K-エアドーム』ブランドを世界へと拡大していく強い意志を持っています。」
株式会社フィールドワンのプレスリリースはこちら
【会社情報】
株式会社フィールドワン
京畿道城南市盆唐區ファンセウルロ200番地
26Nタワ-ガーデンビル 6~8階
代表取締役社長 KeeSuk Eom
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