京都の物語を紡ぐ場所　新ホテルブランド「KIORI Portfolio（キオリポートフォリオ）」烏丸駅と錦市場至近に誕生

時間、場所、記憶が織り重なる、新しいホテル体験

KHC・ホテル・オペレーションズ株式会社

2025年11月13日 14時00分

京都の歴史と文化が息づく街で、静かな美しさを感じながら現代的な快適さを享受できるホテルブランド「KIORI Portfolio（運営会社：KHC・ホテル・オペレーションズ株式会社　代表取締役：平野直之）」が誕生しました。烏丸駅や錦市場など、街の鼓動を感じるロケーションに佇み、滞在そのものを一つの物語に変える体験をお届けします。

KIORI Portfolioブランドストーリー：

「KIORI Portfolio」は、その名前を日本語の“織り”に由来し、旅のひとときが繊細な糸となって、あなたの人生という大きなタペストリーにそっと織り込まれていくことを願うホテルブランドです。京都という舞台で、時間、場所、そして記憶が重なり合い、静かな美しさを紡ぐ体験を提供します。

新しいホテルグループ「KIORI Portfolio」は、京都市内に8つの施設を展開予定。そのうち5つはすでにオープンし、次の3つも順次開業を予定しています。各ホテルは、和の美意識とモダンな快適性を融合させたデザインを追求しています。

各施設では京都の記憶を五感で感じるためのこだわりを随所に散りばめています。館内に漂う香りは、百年の歴史を誇る老舗・松栄堂が調合した「白川」です。ヒノキや乳香、ほのかな花の香りが重なり合い、静かな余韻を残すその香りは、目に見えない糸のように空間と心を結びます。朝は、柔らかな光に包まれながら、共用スペースで京都の老舗ベーカリー「進々堂」のパンをキーコーヒー、紅茶やジュースとともに楽しむことができます。客室には、創業300年を超える一保堂茶舗のティーバッグをご用意。湯気とともに立ち上る香りが、京都の朝の静けさを映し出します。パンの香ばしさとお茶の深い余韻が溶け合う瞬間、時間がゆっくりと流れ始めるのを感じるでしょう。

また、キオリコレクションでは、宿泊者限定で毎日17時から19時までのイブニング・アワーを開催しています。京都の老舗ワインショップ「ワイングロッサリー」が厳選したワインや、日本酒専門店「富屋」が選び抜いた京都の地酒を、柔らかな光に包まれた静謐な空間でお楽しみいただけます。華やかな演出はなく、グラスを傾けながら過ごす穏やかなひとときは、日常の喧騒から離れ、心に余白をもたらす贅沢な時間です。

KIORI Portfolioでの滞在は、香り、味わい、静寂、そして余白を通して、京都という都市の記憶をあなたの物語に織り込む体験です。地域との深いつながりを大切にしながら、ゲストに京都の本質を伝えることを目指しています。

3つのブランドライン：

キオリコレクション

フラッグシップブランド。京都の歴史ある地域で洗練された贅沢な滞在を提供します。毎日17時から19時まで宿泊者限定のイブニング・アワーを開催。厳選されたアルコールを無料でお楽しみいただけます。

キオリホテル

京都の奥深い文化と現代的な快適さを美しく調和させた空間を提供するホテルブランド。伝統に触れる旅と、心ほどける安らぎ。そのどちらも叶える、上質なひと時を提供します。

キオリエグゼ

意図的なシンプルさで、効率的かつ快適な滞在を実現。客室は、使いやすさと実用性を重視する方のために細部まで考え抜かれてデザインされています。

観光トレンドとインバウンド回復に応えるKIORI Portfolio：

京都は国内外からの旅行者が急回復し、欧米やアジアからの長期滞在需要が増加しています。KIORI Portfolioは、京都の中心「田の字エリア」に集結し、観光にもビジネスにも便利な立地で、国内外からの様々なお客様に“暮らすように旅する”という新しい滞在スタイルを提案します。連泊のお客様にも快適にご利用いただけるよう、各ホテルにはコインランドリーや電子レンジなど、日常使いに便利な設備を整えています。

KIORI Portfolio　総支配人、ジョイス・ワン氏は次のように述べています：

「KIORI Portfolioは、単なるホテルチェーンの延長ではありません。私たちは、宿泊施設を通じて京都という街を再解釈し、文化の保存と再生を目指しています。そのアプローチは、派手さを排しながらも深い意味を持つものです。流行を追うのではなく、ゲストが京都と真に呼吸を合わせ、心からつながる場所を提供したいと考えています」

KIORI Portfolioのビジョン：

私たちの願いは、京都に息づく記憶を未来へと丁寧に紡ぐこと。KIORI Portfolioは、街とともに成長しながら、訪れる人々に静かで深い体験を提供し続けます。ここで過ごしたひとときが、ゲストにとって新しい京都の記憶となり、その記憶が再びこの地を訪れる理由になることを心から願っています。

KIORI Portfolio　ブランド施設一覧