蓄熱技術の開発を行うESREE Energy、資金調達を実施
産業熱の脱炭素化の課題を、再エネ余剰電力と安価な蓄熱技術で解決へ

ESREE Energy株式会社(本社:東京都荒川区 代表取締役:岩田貴文、以下「ESREE Energy」)は、ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員:早川与規)、デジタルグリッド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:豊田祐介)及びReGACY Innovation Group株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:成瀬功一)を引受先とする資金調達を実施しました。これにより、砂利蓄熱技術をはじめとする独自の蓄熱技術の開発を加速することで、産業熱の脱炭素化を目指します。
■ESREE Energyについて
<熱エネルギーの脱炭素化の必要性>
世界の最終エネルギー消費量の約50%(※)は熱エネルギーによるものであり、熱エネルギーは産業部門での多く利用されています。しかしながら、産業熱の脱炭素化はいまだに進んでいないのが現状です。
<蓄熱を中心とした技術開発>
ESREE Energyでは、再生可能エネルギー由来の電力を熱に変えて蓄え、必要な時にエネルギーとして活用する技術の研究開発を行っております。具体的には、砂利を活用した蓄熱技術により、晴天昼間の太陽光発電の余剰電力を熱として蓄え、夜間を含めて、安価かつ安定的に産業用蒸気を供給することを目指しております。
加えて、Pumped Thermal Energy Storage(PTES)と呼ばれる、高温ヒートポンプとランキンサイクルを組み合わせた技術の開発にも取り組んでおります。これにより、ヒートポンプによる産業熱の効率的な脱炭素化と、経済性のある長期エネルギー貯蔵(LDES)の開発にも貢献してまいります。
※ World Energy Outlook. IEA. 2018. p.43
■投資家からのコメント(順不同)
<ユナイテッド株式会社 投資事業本部 キャピタリスト/マネージャー 八重樫 郁哉>
<ユナイテッド株式会社 投資事業本部 キャピタリスト 御厨 優>
ESREE Energyの資金調達に際し、出資者として参画できましたことを大変光栄に思っております。
再生可能エネルギーの有効活用を通じて産業熱の脱炭素化に挑む同社の取り組みは、カーボンニュートラルの実現に向けて、経済合理性と安定供給の両立という脱炭素ソリューションの難題に正面から向き合うものであり、実効性の高いアプローチにより着実に社会実装に向けて推進されています。
また、代表の岩田氏が、政策・市場構造への深い理解と事業推進における高い実行力を兼ね備えた起業家である点に大きな魅力を感じ、このたびの出資に至りました。
産業構造の転換を牽引していくスタートアップへと成長されることを、心より期待しております。
<デジタルグリッド株式会社 代表取締役社長CEO 豊田 祐介>
再生可能エネルギーの主力電源化において、長時間のエネルギー貯蔵は避けて通れない課題です。ESREE Energy社が開発に取り組む蓄熱技術は、この難題に対する新たな『解』となり得る、大きなポテンシャルを秘めていると感じています。実用化への道のりは挑戦の連続かと思いますが、その先にある脱炭素社会への貢献度は計り知れません。私たちは、この意義深い取り組みに共感し、今後の同社の成長と、技術が花開く時を楽しみにしつつ、その挑戦をしっかりと後押ししていきたいと考えております。
<ReGACY Innovation Group株式会社 取締役兼執行役員 桶谷 建央>
熱の脱炭素化、特にESREE Energy社がターゲットとする中低温域は、日本の産業構造から大きな需要があることは自明であり、産業政策的にも非常に重要視されております。
一方で、技術的な課題や産業構造上のビジネススキームとしての成立困難性が残り、革新的なサービスが長らく確立されておりません。
こういった背景も鑑みたうえで、深い産業構造の理解や技術的な独自性を持つESREE Energyと代表取締役の岩田氏であれば、この領域でのブレークスルーを起こすことができると強く感じ、この度は出資という形でサポートさせて頂くことになりました。
初期的なPoCの確立など、地域事業者とのオープンイノベーションが欠かせない領域だからこそ、弊社のアセットも十二分に活用し、今後はより一層、二人三脚での市場開拓を支援させて頂く所存です。
■ESREE Energy株式会社 代表取締役 岩田 貴文より
世界のエネルギー消費の大半を占める『熱』の脱炭素化は、カーボンニュートラル実現において避けては通れない大きな壁です。我々は、独自の蓄熱技術をエンジニアリングの力で実現することで、経済性のある脱炭素化ソリューションを構築してまいります。
今回、エネルギーやスタートアップの分野で知見豊富な、心強いパートナーの皆様に参画いただいたことを大変心強く思っております。今回の資金調達を糧に、まずは蒸気利用を必要とする産業界の皆様とともに、実用的かつ革新的な実証例を積み上げていくべく、研究開発を加速させていきます。
■今後の展開
ESREE Energyでは、今年度、一般社団法人TMIPが運営するTokyo GreenTech Challenge等の支援により、砂利蓄熱の小型のラボ機を製作し、研究開発を進めてまいりました。現在、脱炭素蒸気供給のための砂利蓄熱の社会実装に向け、低圧蒸気ユーザー(食品メーカー様や製紙メーカー様など)の皆様との実証実験を計画しております。
「熱の脱炭素化に取り組みたい」
という企業様は、ぜひ下記よりお問い合わせください。
■会社概要
会 社 名:ESREE Energy 株式会社
代 表 者:代表取締役 岩田 貴文
所 在 地:東京都荒川区南千住八丁目5番7号 白鬚西R&Dセンター209号室
事業内容:蓄熱、ヒートポンプ、発電等に関する技術開発及び製造販売
URL :https://esree.co.jp/
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