CVC・新規事業担当者のためのコミュニティ「Counter Club Japan」発足
- グローバルCVCコミュニティの日本展開-
シリコンバレー発のベンチャーキャピタル Counterpart Venturesは、グローバルCVCコミュニティ「Counter Club」の日本拠点となるコミュニティ「Counter Club Japan(カウンタークラブジャパン)」を発足しました。Counter Clubは、世界750社のCVCと1,700名以上のキャピタリストが参加するコミュニティであり、日本企業のCVC担当者および新規事業責任者が実務知見を共有し、実践するための場として展開します。

■ なぜ今、CVCコミュニティが必要なのか
CVCや新規事業開発は、企業の成長戦略として注目される一方で、不確実性が高く、実務ノウハウを共有する機会が限られている領域でもあります。また、AIやディープテックを始めとした先端技術を取り込む目的で、シリコンバレーや欧州でCVC活動を実施する日本企業が増えています。
【Counterpart Venturesによるインタビューに基づくCVC担当者の声】
-
CVCの必要性は理解するも、人材やノウハウの不足によって進まない
-
設定しているCVCの目的達成のイメージとそのマイルストーンが想像できない
-
投資先との事業開発が進まず、上層部が2号ファンド立ち上げに懸念を示している
-
経営陣の交代により、CVCの存在意義を問われ、存続の危機に直面している
-
国外スタートアップとの関係構築・投資実務・組織運営に関する知見がない
また、CVCや新規事業開発経験を有する人材は市場にまだ少なく、企業が直面している、または次のステージで起こり得る課題を、実務レベルで相談できるネットワークが十分に整っていないという問題も指摘されています。
今こそ、CVCについての「グローバルスタンダードの方法論の不在」というボトルネックを、CVCコミュニティの持つ知見や人脈の共有によって「事業創造力」を向上させることで解消する必要があります。
■ Counter Clubとは
Counter ClubはシリコンバレーのベンチャーキャピタルCounterpart Venturesによって運営されている、企業のCVC担当者および新規事業責任者のためのプライベートコミュニティです。
企業が直面する課題や機会について実務に直結する知見を共有する場として、2018年にシリコンバレーで設立されました。

Meetup、Summitなどコミュニティ主導の活動を通じて世界中のCVCを結びつけながら成長し、現在では750社のCVC、1,700名以上のキャピタリストが参加するグローバルネットワークへと発展しています。
■ Counter Club Japan始動
2026年、日本でも同様の取組みとして Counter Club Japan(CCJ) を始動します。プライベートローンチ以降、すでに140名超の登録があります。
Counter Club Japanでは、日本企業のCVC担当者および新規事業責任者を中心に、国内外の実務家のためのイベントやディスカッションを通じて、スタートアップ投資、事業共創、グローバル展開などに関する実践的な知見の共有を行います。
年に一度開催されるサミットでは、海外からCounter ClubのCVCメンバーを招聘し、日米のコミュニティを有機的に接続します。
Counter Club Japanは、Counter ClubというグローバルCVCコミュニティで培われた経験やネットワークを背景に、日本企業が世界レベルのイノベーション能力を習得することを支援する産業横断型コミュニティとして活動していきます。
コミュニティパートナー

伊藤 仁成(敬称略)
株式会社 MTG Ventures 代表パートナー
地域と人と未来 株式会社 代表取締役
この度、Counter Club Japanの立ち上げに関われることを大変嬉しく思っています。
事業会社とスタートアップの共創は大きな可能性を秘めている一方で、実際には「どう連携すれば価値を生み出せるのか」が分からず、十分に機能していないケースを多く見てきました。特にグローバルに目を向けたとき、日本はまだ挑戦の量・質ともに伸びしろがある領域だと感じています。
CCJは、そうした課題に対して、実務家同士がリアルな経験を持ち寄り、失敗も含めて共有できる場です。単なる情報交換にとどまらず、次のアクションにつながる実践的な学びと出会いが生まれるコミュニティになると考えています。
これまで培ってきたコミュニティづくりやオープンイノベーションの経験、これまで構築した全国のネットワークを活かし、CCJコミュニティに貢献していきます。
そして、CCJの活動を通じて、日本からグローバルに挑戦する事業会社の新規事業やスタートアップが次々と生まれていくことを期待しています。
■ Counter Club Japan運営主体
Counter Clubは、シリコンバレーのベンチャーキャピタル Counterpart Ventures によって運営されています。
同社の創始者・パートナー(西条 祐介、Patrick Eggen)は両者合計で20年以上にわたりCVCファンドの運営に携わってきた経験を有しており、CVCの戦略策定、組織運営、投資実務に精通しています。こうした経験を背景に、Counter Club Japanは企業のCVC担当者や新規事業責任者が実務レベルで議論できるコミュニティとして運営されています。

西条 祐介
私は元々、日本の事業会社でオープンイノベーションやCVCの実務を行っていましたが、ベンチャーという不確実性、短期的成果の見せづらさからくる組織の不安定性などの中で奮闘していました。この課題は、決して日本企業特有の事象ではなく、万国共通のものです。
「気軽に相談できるCVCの知り合いがいれば解決できるはず」という思いから、8年前にCounter Clubを立ち上げました。CVCメンバーの熱量と多大なるサポートをいただきながら、本音で語れる仲間、顔が見えるコミュニティというコンセプトを大切に、グローバルで最大級(Counterpart Ventures調べ)のCVCコミュニティとなり、今年は9年目になります。
この度、日本でも同じコンセプトで「Counter Club Japan」を立ち上げます。私自身の知見、Counter Clubで培ったCVCに関わるノウハウ、グローバルなCVCの人脈などを総動員して、日本のCVCをグローバルに戦えるレベルに引き上げていきます。我々はグローバルの方法論を日本流にカスタマイズすることで、更なるノウハウへ昇華することができると思っています。
コミュニティの発展を通じて、日本のCVCの進化、その先にある日本のイノベーションの発展に寄与してまいります。

Patrick Eggen
We are proud to launch Counter Club Japan at a time when Japan’s innovation ecosystem is poised for meaningful
growth. After our more than two decades in corporate
venture capital and eight years building Counter Club into a global community of CVC leaders, I strongly believe there is a real need in Japan for a trusted peer network built by
practitioners, for practitioners. By connecting global insights with the unique strengths of Japanese corporations, we
hope CCJ will serve as a catalyst for innovation and venture collaboration in Japan.
(対訳)
日本のイノベーションエコシステムが大きく発展しようとしているこのタイミングで、Counter Club Japanを立ち上げられることを大変嬉しく思います。私たちは20年以上にわたりコーポレートベンチャーキャピタルに携わり、さらにこの8年間、Counter ClubをグローバルなCVCリーダーのコミュニティとして育ててきました。
だからこそ今、日本には、実務家による実務家のための信頼できるネットワークが必要だと強く感じています。グローバルな知見と日本企業ならではの強みをつなぐことで、CCJが日本におけるイノベーションとベンチャー連携を後押しする推進力になることを期待しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
