株式会社V01D、分散型GPU×クリエイターエコノミーの新基盤構築へ
JANCTIONと連携し、AI×3DCG時代の創作インフラ構築へ

クリエイティブテクノロジーカンパニー:株式会社V01D(ヴォイド)(本社:東京都、代表取締役:渡辺遼、以下 V01D)は、ジャスミーラボ株式会社(本社:東京都、代表取締役:原田浩志、以下 ジャスミーラボ)が開発・運営するクラウドGPUプロジェクト「JANCTION(ジャンクション)」と、分散型GPU活用およびクリエイターエコシステムの拡大を目的としたMOUを締結したことをお知らせいたします。
本提携により、これまで一部の企業やスタジオに限定されていた高負荷なレンダリング環境を開放し、個人クリエイターを含むあらゆる制作主体が、AIと3DCGを掛け合わせた高度なクリエイティブ制作にアクセスできる環境の構築を目指します。
■背景|AI時代におけるクリエイティブの技術格差から、表現格差へ。

生成AIの急速な進化により、誰もがアイデアを映像としてアウトプットできる時代が到来しました。
しかしその一方で、「アウトプットの質」において新たな格差が生まれています。
従来の3DCG・映像制作の現場では、構図・ライティング・質感設計・演出設計など、高度な知見とノウハウが長年にわたり蓄積され、それらを基盤として高品質な表現が実現されてきました。
しかし現在、多くの新規参入者にとって「何が良い表現なのか」「どのように改善すべきか」は依然として暗黙知のままであり、「AIで映像を生成することはできるが、作品として昇華できない」という新たな課題が顕在化しています。
このセンス・設計力・表現力の格差こそが、次世代クリエイターの成長を阻む本質的なボトルネックとなっています。
さらに近年の生成AIブームは、映像制作における役割構造そのものにも大きな変化をもたらしています。
トラッキング・ロトスコープ・マスキング・データ整理・タグ付けといった反復的・定型的な作業は、本来AIが担うべき領域でありながら、依然として多くのクリエイターの手作業に依存しています。
その一方で、コンセプト設計・演出・構図設計・ストーリーテリングといった、人間の創造性が最も発揮されるべき領域にまで生成AIが進出し始めています。
その結果、クリエイターがAIの学習・生成のための下処理に多くの時間を費やし、そのデータをもとにAIが表現を生成するという、ある種の「役割の逆転現象」が起きています。
私たちはこの状況こそが、近年の生成AI時代における本質的な課題であると考えています。
AIの目的は人間の創造性を代替することではなく、人間がより創造的な活動に集中できる環境を実現することにあります。
反復作業・計算処理・大規模なレンダリング処理をテクノロジーが担い、人間は企画・演出・表現といった価値創造に集中する——その理想的な役割分担が実現されて初めて、AIはクリエイターの可能性を拡張する真のパートナーになると考えています。
加えて、映像出力の解像度は8K・16Kへと急速に進化しており、1フレームあたりのレンダリング負荷は従来の数倍から数十倍に達しています。AIを活用した制作ワークフローでは生成・修正・検証のサイクルが高速化し、処理速度そのものがアウトプットの質と量を左右する時代へと移行しています。
クラウドレンダリングをはじめとする分散型GPU技術の活用は、もはや一部の大規模スタジオだけの選択肢ではなく、あらゆるクリエイターや制作組織にとって不可欠な制作基盤となりつつあります。こうした時代において求められるのは、単に最新技術を導入することではありません。
クリエイティブの本質を理解するプロフェッショナルと、それを支える高度な制作インフラを一体として設計・運用できる体制です。技術環境だけを整えても表現の質は向上せず、反対に優れたクリエイティブの感性だけでは、高度化・高速化する制作環境を最大限に活用することはできません。
V01Dとジャスミーラボは、分散GPUインフラとクリエイティブノウハウを融合させることで、クリエイターが「作業者」ではなく「創造者」として活躍できる次世代の制作環境の実現を目指しています。
■本提携の目的|AI×3DCG時代の創作インフラ構築へ

V01Dとジャスミーラボは、この構造的課題を解決するため、
分散型GPUネットワークを活用した新たな制作インフラの構築に取り組みます。
本MOUに基づき、以下の領域において連携を進めてまいります。
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分散レンダリングアプリケーションの開発および実運用フィードバック
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AIと3DCGを融合した制作ワークフローの最適化
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クリエイター向け共同コンテスト・イベントの企画および実施
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GPUリソース活用の可視化および効率化に関する技術検証
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新規プロダクトおよびサービスの共同開発
これらの取り組みを通じて、
Blender等の主要な3DCGソフトウェアを対象とした分散レンダリング環境の検証や、
AI生成映像に最適化したGPUワークフローの構築を推進します。
そして、「アイデアからハイクオリティな映像アウトプットまで」を一気通貫で実現できる、新たな創作環境の提供を目指します。
■ V01Dのポジション|クリエイター経済圏の中核へ

V01Dはこれまで、国内外ブランド向けの3DCG/VFX制作をはじめ、
SNS向け広告、DOOH(屋外デジタル広告)における
疑似3Dクリエイティブ制作などを通じて、
実制作現場におけるGPU負荷や制作環境の課題と向き合ってきました。
一方で、制作現場ではGPUリソースや制作環境へのアクセス格差が、クリエイターの成長機会と
アウトプットの質を制限しているという構造的課題が存在しています。
本提携を通じてV01Dは、制作会社という立場を超え、
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制作(アウトプット)
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環境(GPU / ツール / パイプライン)
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機会(アワード / コンテスト / 露出)
これらを横断的に設計・提供することで、
AI時代におけるクリエイターエコシステムの中核を担う存在を目指します。
作品をつくる側から、創作環境そのものを設計する側へ。
V01Dは、AIと3DCGクリエイティブが融合する新たな産業構造の確立を目指します。
■イベント展開|2026年開催クリエイティブアワード

本提携の実証およびエコシステム拡張の取り組みとして、
V01Dは2026年内に3DCG・VFX領域におけるアワードイベントの開催を予定しています。
本アワードでは、AIと3DCGの融合を前提とした新たな評価基準を導入し、
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作品の完成度だけでなく「制作プロセス」「AI活用」「発想力」を評価
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なぜその表現に至ったのかという思考と設計の可視化
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優れたアウトプットにおける共通構造の抽出と知見の共有
これらのアプローチを通じて、これまで暗黙知とされてきた「センス」や
「表現力」を誰もが学習・再現可能な形式へと昇華する試みを行います。
これにより、単なる優劣を競う場ではなく、
次世代クリエイターが「真に優れた表現とは何か」を学び、
獲得できるプラットフォームとしての機能を担います。
■コメント
V01D 代表取締役: 渡辺 遼
これからのクリエイティブは、AIを使えるかではなく、
どこまで表現に昇華できるかが問われる時代になります。
今回の取り組みは、その表現の限界を決めている環境の壁を取り払う挑戦です。
技術とクリエイティブの両方を深く理解したチームが一体となって動くことで、
初めてその壁は崩せると考えています。
ジャスミーラボ 代表取締役: 原田浩志
JANCTIONは、GPUという資源をより多くの人に開放することを目的に開発を進めてきました。
V01Dとの連携により、AI時代のクリエイターにとって
実用的かつ価値のある基盤を提供できると確信しています。
■ 今後の展望
今後は、本提携を起点に以下の取り組みを進めてまいります。
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分散レンダリングの実用化およびプロダクト化
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AI×3DCGクリエイターコミュニティの拡大
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国内外におけるアワード・イベント展開
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企業・教育機関との連携強化
V01Dは「創ることが制限されない世界」の実現に向け、AIとクリエイティブの融合を推進してまいります。
■ 会社概要
会社名:株式会社V01D(ヴォイド)
所在地 :〒108-0023 東京都港区芝浦4-20-2
代表者 :代表取締役 渡辺 遼
設立 :2024年04月
事業内容:3DCG/VFX制作、AI開発、イベント事業、プラットフォーム開発
会社名:ジャスミーラボ株式会社(JasmyLab Inc.)
所在地 :〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3-11F
代表者 :代表取締役 原田浩志
設立 :2023年6月
事業内容:分散型GPUの開発運用、独自ブロックチェーンの研究開発
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社V01D
広報担当:渡邊
Email:info@v01d.jp
ウェブサイト:https://v01d.jp
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