「知っていれば、間に合うかもしれない」― 認知度の低いHIV緊急予防「PEP」、匿名で事前相談できるオンライン窓口を提供
認知度の低いHIV曝露後予防(PEP)。「知らない・間に合わない・相談しづらい」の3つの壁に、オンライン相談とプライバシーに配慮した体制で対応。

オンライン診療を提供するかぐやクリニックは、HIV曝露後予防「PEP(Post-Exposure Prophylaxis)」に関する情報発信と、オンライン相談・処方の体制を強化しました。
救急・集中治療を専門とする医師の監修のもと、HIV感染リスクが心配される行為の後、限られた時間内に、匿名での事前相談に対応するオンライン窓口を整えます。
診療・処方を行う場合には、必要な本人確認および医師の判断に基づき対応します。
■ 背景:HIVの「緊急予防」という選択肢が、十分に知られていない

厚生労働省エイズ動向委員会の報告によると、日本では2024年、HIV感染者662例・AIDS(エイズ)患者332例、計994例が新たに報告されました。新規HIV感染者のうち約6割が同性間の性的接触によるものとされています。
その一方で、HIVに感染した可能性のある行為の後に服薬を開始する緊急予防策「PEP」の存在は、当事者層にも十分に知られていないのが現状です。
米国疾病予防管理センター(CDC:Centers for Disease Control and Prevention)の2025年nPEP勧告では、HIV感染リスクが想定される曝露後、できるだけ早く、理想的には24時間以内、遅くとも72時間以内に評価・開始を検討すべきとされています。実際の処方可否は、曝露状況、既往歴、併用薬、検査の要否等を踏まえて医師が判断します。
「1時間でも早く」が求められる一方で、日本では次の3つの壁が、必要としている人への到達を妨げています。
・知らない ― そもそもPEPという選択肢を知らない
・間に合わない ― 平日日中に対応医療機関へ行くことが難しい
・知られたくない ― 受診そのものに心理的な抵抗がある
■ かぐやクリニックの取り組み

・知られていない → CDC・WHOの国際ガイドラインに基づく情報を発信
・時間が合わない → オンライン相談・24時間の受付体制
・知られたくない → 匿名での相談・プライバシーへの配慮
医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合に、自宅から相談・診療・処方まで進められる体制を目指し、受診のハードルを可能な限り下げることで、必要な人が必要なタイミングで医師に相談できる入口をつくります。
PEPは、HIV感染リスクのある行為後に医師の判断で行われる予防的な内服治療です。
効果を保証するものではなく、開始時期、曝露状況、服薬状況等により結果は異なります。処方の可否は医師が個別に判断します。
■ 監修医コメント

「救急の現場では、"あと少し早ければ"という場面に何度も向き合ってきました。PEPもまさに時間が大きく関わる領域です。
けれど、存在を知らなければ動きようがなく、知っていても受診の壁で足が止まってしまう方が少なくありません。
誰にも知られず、夜間でも専門医に相談できる入口をつくることが、いま現実的に意味のある一歩だと考えています。」
― 本サービス監修医 鶴 昌太 医師
救急科専門医・集中治療専門医/性感染症診療にも従事
■ 参考情報
PEPの科学的根拠や受診の流れについては、以下で詳しく解説しています。
https://kaguyaclinic.com/media/sti/hiv/pep-72hours/
■ クリニック概要
名称:かぐやクリニック
診療内容:HIV予防(PrEP / PEP)ほか自由診療
提供形態:オンライン診療(匿名での事前相談・24時間相談受付)
お問い合わせ:info@kaguyaclinic.com
■ 出典
厚生労働省エイズ動向委員会 令和6年(2024年)年報
https://api-net.jfap.or.jp/status/japan/nenpo2024.html
CDC nPEP Recommendations, United States, 2025(MMWR Vol.74 No.1)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/74/rr/rr7401a1.htm

かぐやクリニック
かぐやクリニックは、相談から処方・発送まで自宅で完結する自由診療のオンラインクリニックです。
「おうちで終わる、スマートな医療」を掲げ、24時間LINEからの完全匿名相談(ニックネーム可)に対応。 初診・再診料は無料で、費用はお薬代のみです。
HIV予防や性感染症、男性医療、先端医療(エクソソーム)など幅広い領域で確かな診療体制を整え、誰もが安心して心身のケアを行える社会を目指しています。
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