外宮参道を「お伊勢参りのプロローグ」へ “商店街2.0”を実践する新組織「外宮参道プロジェクトチーム」が発足
人気旅行系インフルエンサー「りょうまい夫婦」さんが、外宮参道アンバサダー「令和の御師」に就任
外宮参道発展会(所在地:三重県伊勢市本町6-4、会長:山本武士)は、第63回式年遷宮を迎えるにあたり、外宮参道の魅力を発信していく新組織「外宮参道プロジェクトチーム(GPT)」を2026年7月14日に正式発足し、同日より活動を開始いたします。また、三重県出身の人気旅行系インフルエンサー「りょうまい夫婦」さんに、外宮参道アンバサダー「令和の御師(おんし)」としてご就任いただき、共同での活動を開始いたします。今後、りょうまい夫婦さんには、外宮参道を実際に歩くことで感じられる魅力を、SNSや動画などを通じて全国へ発信していただきます。


活動内容
外宮参道プロジェクトチームでは、外宮参道を歩くことで感じられる魅力を「7つの体験」として整理し、その内容を対象や媒体に応じて、分かりやすい入口から深い理解まで段階的に発信してまいります。
1. 「令和の御師」プロジェクト - りょうまい夫婦さんによる動画・SNS発信
りょうまい夫婦さんには、外宮参道アンバサダー「令和の御師」として、外宮参道を歩くことで感じられる「7つの体験」を、TikTok、Instagram、YouTubeなどを通じて発信していただきます。参拝前後の過ごし方や、外宮参道ならではの食、歴史、まちの空気感などをお二人の視点で切り取り、これまで外宮参道を詳しく知らなかった方にも、「訪れてみたい」「歩いてみたい」と直感的に感じていただける動画コンテンツとして全国へ届けてまいります。
2. 「令和の外宮参道」プロジェクト - ガイドブックやWeb情報のアップデート
ガイドブックやWebサイトなどで既に紹介されている外宮参道の情報を、令和の時代を訪れる方にもその魅力が伝わる内容へと更新していきます。外宮参道を「お伊勢参りのプロローグ」として位置づけ、参拝前に心を整える時間、歴史や文化に触れる体験、外宮ならではの食の楽しみ、新旧の店や人が交わるまちの魅力などを、「歩きたくなる令和の体験」として分かりやすく届けてまいります。
3. 「外宮参道アーカイブ」プロジェクト - 歴史・文化・精神性を深く伝える情報発信
動画やガイドブックだけでは伝えきれない外宮参道の歴史、文化、精神性や、その背景にある物語については、noteなどの読み物コンテンツを通じて丁寧に発信していきます。外宮から始まるお伊勢参りの文化や、食を司る豊受大御神をお祀りする外宮の鳥居前として育まれてきた食文化など、「7つの体験」をより深く掘り下げて言語化し、外宮参道の歴史や文化を未来へ残してまいります。
外宮参道note:https://note.com/gekusando_gpt


外宮参道 7つの体験
外宮参道プロジェクトチームでは、外宮参道の魅力を次の7つの体験として定義しました。
①禊 - 日常から参拝へ、気持ちを切り替える体験
伊勢市駅に降り立った人は、駅前の鳥居や参道に並ぶ行灯を目にしながら外宮へ向かいます。鳥居をくぐり、行灯に導かれながら歩くことで、日常から参拝へと気持ちを切り替える時間が生まれます。
②整う - 参拝前に心を静める体験
外宮参道は、にぎわいを前面に出す観光地とは異なり、落ち着いた空気が流れる道です。歩くほどに心が静まり、外宮参拝へ向かう準備が整っていく。そうした時間そのものが、外宮参道ならではの体験です。
③歴史 - 外宮から始まるお伊勢参りの歴史を感じる体験
古くから「お伊勢参りは外宮から」とされてきた歴史を踏まえ、外宮参道を歩くことで、かつての参拝者の足取りを追体験することができます。周辺には、せんぐう館や伊勢市歴史博物館など、伊勢の歴史を知る施設もあります。
④上質 - ゆったりとした余白を味わう体験
混雑や慌ただしさから少し離れ、自分の歩幅で参道を進むことができる。落ち着いたまちの空気の中で、伊勢の旅をゆったりと味わえる時間が生まれます。
⑤食の神 - 豊受大御神にゆかりのある食文化を感じる体験
外宮には、天照大御神のお食事を司る豊受大御神が祀られています。豊受大御神は食の神であり、外宮前は昔から「食」と深く結びついた場所です。
⑥全国の食 - 全国の食が集まる参道を楽しむ体験
外宮参道には、伊勢の食だけでなく、全国の食や暮らしの価値を届ける店舗も集まってきています。食の神様の前に、地域を越えた食の魅力が重なり合うことも、外宮参道ならではの楽しみです。
⑦新旧 - 伝統と新しいまちの動きが交差する体験
外宮参道は、観光客が歩く道であると同時に、伊勢に住む人々が日々使う生活の道でもあります。歴史ある景観の中に新しい店も生まれており、伝統と新しいまちの動きが重なり合うことが外宮参道らしさです。

取り組み背景
外宮参道は、伊勢市駅から伊勢神宮・外宮へと続く参道であり、古くから「お伊勢参りのはじまりの道」として旅人を迎えてきました。とりわけ明治30年に参宮鉄道の山田駅、現在の伊勢市駅が開業して以降、駅から外宮へ向かう通りは、鉄道で伊勢を訪れる参拝客を迎える玄関口として大きく発展しました。明治後期には、外宮前と二見方面を結ぶ路面電車も開通し、昭和初期には駅前から外宮へ至る参道には25もの旅館に加え、食堂、土産物店が立ち並び、「日本三代旅館街」とも表現されるほどのにぎわいを見せていました。外宮前は、単に参拝へ向かうための通過点ではなく、伊勢を訪れた人々が宿を取り、食事をし、旅の支度を整え、外宮参拝の前後の時間を過ごす場所でもありました。参拝へ向かう道すがら、心を整え、歴史に触れ、食やまちの空気を味わう。そうした体験は、外宮参道に古くから備わってきた価値です。
前回の式年遷宮が行われた2013年以降、伊勢市駅前周辺には少なくとも500室を超える宿泊機能が新たに加わり、現在も新たなホテル開業を控えているなど、駅前の風景は大きく変わりつつあります。これは、外宮参道が担ってきた「お伊勢参りのはじまりの道」としての役割が、令和の時代にあらためて高まりつつあることを示す動きとも捉えられます。そこで、そうした来訪者の皆さまに、外宮参道に古くから備わる魅力を広く力強く発信し、伊勢での滞在体験や観光満足度を高めるべく、今回の取り組みを開始いたしました。



外宮参道アンバサダー「令和の御師」について
りょうまい夫婦さんは、総フォロワー数約90万人を誇る、三重県出身の旅行系インフルエンサーです。鈴鹿市出身の「りょうま」さんと、松阪市出身の「まい」さんによるご夫婦で、全国各地の観光地の魅力をSNSなどで発信されています。今回、外宮参道プロジェクトチームでは、りょうまい夫婦さんに外宮参道アンバサダー「令和の御師」としてご就任いただきます。
御師とは、かつて全国にお伊勢参りの魅力を伝え、旅の案内、参拝の先導、食事や宿泊の手配などを担った存在です。現代においては、旅の魅力を分かりやすく伝え、人々をその土地へ導く存在ともいえます。地元三重にゆかりを持ち、全国に向けて旅の魅力を発信しているりょうまい夫婦さんに、現代の旅人を外宮参道へ導く「令和の御師」として、外宮参道の魅力を発信していただきます。
TikTok:
https://www.tiktok.com/@ryomai_odkk/
Instagram:
https://www.instagram.com/ryomai_odkk/
YouTube:
https://www.youtube.com/@ryomai_odkk/
外宮参道プロジェクトチームについて
外宮参道プロジェクトチームは、伊勢市駅から伊勢神宮・外宮へと続く約400mの外宮参道沿いにある50軒以上の店舗や住民で構成される商店街組織「外宮参道発展会」のもと、若手店主たちを中心に立ち上がった実行チームです。2025年1月から始まった活動を土台に、2026年7月、外宮参道のこれからを担う実践的なプロジェクトチームとして正式に発足しました。
外宮参道は、外宮へ向かう参道であると同時に、伊勢の歴史、文化、食、まちの空気を感じられる場所です。私たちは、この道に受け継がれてきた価値を、今を訪れる人にも伝わる形で見つめ直し、外宮参道を歩く意味や楽しみ方を発信していきます。
また、人口減少や担い手不足、SNSによる情報流通の変化など、商店街を取り巻く環境が変わるなかで、従来の商店街の歩みを受け継ぎながら、若手店主を中心に、店舗や地域の枠を越えて、外宮参道の価値に共感する人々とも連携しながら、令和の時代に合った地域おこしを実践していきます。こうした新たな商店街のあり方を、私たちは「商店街2.0」と捉えています。AIやデジタルツール、SNSも活用しながら、外宮参道に古くから備わる体験や物語を地域内外へ広く届け、第63回式年遷宮を迎えるにあたり、外宮参道を「お伊勢参りのはじまりの道」として改めて見つめ直していきます。訪れる人、営む人、暮らす人がそれぞれに誇りを持てる参道を、次の時代へつないでいきます。

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