鍾乳洞を御神体とする神社から始まる、日本文化の旅
地域の人が主役―岡山県新見市で日本文化体験ブランド「NIIMI ORIGIN」が始動

岡山県新見市で洞窟探検ツアーを運営するPOLEPOLEは、この地域に受け継がれてきた文化や暮らしを海外から訪れる旅行者へ届ける、インバウンド向け日本文化体験ブランド「NIIMI ORIGIN」を2026年4月8日に開始しました。

NIIMI ORIGINが目指すのは、この土地に受け継がれてきた文化を外部から切り取って商品化することではありません。
神社の宮司や蕎麦職人、酒蔵、料理人、農畜産業の担い手、伝統芸能の継承者など、この土地で文化や仕事を守り続けてきた人たち自身が体験の主役となり、その背景や思いを海外から訪れる人へ伝える観光の形です。

鍾乳洞をご神体とする信仰
宮司から、この土地に受け継がれる祈りの文化を学びます。

地域が楽しみにする新酒まつり
毎年多くの人で賑わう、酒蔵恒例の新酒まつりです。

酒造りを支える酒米
良質な水と風土が育む酒米を、農家から学びます。

若者が受け継ぐ神楽
地域の若者たちが受け継ぐ伝統芸能。その熱意に触れる特別な時間です。
この地域に受け継がれてきた文化を海外の旅行者に楽しんでもらうと同時に、その姿を通して、この地に暮らす人たちが自分たちの文化や暮らしの価値を改めて誇りに感じるきっかけになればと考えています。
将来的には、この小さな取り組みが地域の活気につながり、地元に残る若者や、一度外へ出た若者が新見へ帰ってきた時に携われる仕事や産業の一つへと育っていくことを目指しています。
観光地ではない場所に残る、日本の文化を体験に
新見市には、石灰岩地帯が生み出した洞窟や豊かな水、自然への信仰、そのほか蕎麦づくり、酒造り、米づくり、和牛の生産、神楽など、この土地の自然環境や暮らしの中で育まれてきた文化があります。
一方、その多くは地域に暮らす人たちにとって身近な日常であり、これまで観光商品として広く紹介される機会は多くありませんでした。

NIIMI ORIGINでは、こうした文化を単に「見るもの」として紹介するのではなく、なぜこの土地に生まれ、どのように人々の暮らしと関わりながら受け継がれてきたのかを、地域の人との交流を通して体験できるプログラムとして届けます。
一般的な観光施設を巡るツアーとは異なり、各体験は1組限定、最大6名までの少人数制です。

この土地で暮らしを支えてきた人たちと旅行者が互いに顔を合わせ、質問や会話を交わしながら過ごす時間を大切にしています。
第一弾は、洞窟・蕎麦・神社を巡る一日
現在販売している第一弾の体験では、新見市に受け継がれてきた自然、食、信仰を一つの物語としてつなぎます。
参加者は、一般公開されている観光洞窟とは異なり、自然の姿のままの洞窟を専用装備で探検します。洞窟内部を歩きながら、この土地ならではの地形を体感し、洞窟と人との関わりを学びます。

その後、蕎麦職人から地域の蕎麦文化について話を聞き、実際に蕎麦を切り、食事を共にします。単なる調理体験ではなく、なぜこの地域で蕎麦が受け継がれてきたのか、その独自の背景にも触れます。
最後に、鍾乳洞を御神体として祀る神社を訪問します。宮司の解説を通して、人々の暮らしを支えてきた水や自然との関わり、そして鍾乳洞が御神体として祀られるようになった背景を学びます。
洞窟探検、蕎麦づくり、神社訪問という異なる体験を一日で結ぶことで、新見地域の自然と文化が長い時間をかけて育まれ、互いに深く結び付いてきたことを伝えます。
地域の人の理解と賛同から始まったツアーづくり
NIIMI ORIGINの立ち上げにあたり、最初に相談したのは地域の神社でした。

「あまり観光化されていないこの地域の文化や歴史を、海外から訪れる人に楽しんでもらえるツアーをつくりたい。」
その思いを伝えたところ、宮司が丁寧に耳を傾けてくださり、取り組みに賛同いただけたことから、このプロジェクトは動き始めました。
新しい観光事業を地域へ持ち込むのではなく、一人ひとりに目的を説明し、不安や思いにも耳を傾けながら、今も対話を重ねています。

現在は、神社や酒蔵、飲食店、伝統芸能の団体、畜産業の担い手をはじめ、蕎麦職人や英語ガイドなど、この土地で暮らすさまざまな人たちが、それぞれの立場から取り組みに関わっています。
協力者を観光の素材として扱うのではなく、それぞれが大切に守り続けてきた文化や仕事を尊重し、無理のない形で旅行者へ伝えることを基本としています。
西表島での10年以上のガイド経験を、新見へ
NIIMI ORIGINを立ち上げた代表は、沖縄県の西表島で10年以上にわたり、自然体験のガイドとして国内外の旅行者を案内してきました。

その後、新見市へ移り住み、洞窟探検ツアーを運営する中で、この土地で暮らす人たちとの関わりを深めてきました。
インバウンド観光について学び、セミナーへの参加や観光関係者との意見交換を重ねる中で、有名な観光地だけではなく、その土地で暮らす人との交流や、その地域に受け継がれてきた文化との出会いに、多くの海外旅行者が関心を寄せていることを知りました。
一方で、外から訪れた人が価値を感じる文化や暮らしが、地域では当たり前の日常として受け継がれていることにも気付きました。
そこで、海外から訪れる旅行者と地域に暮らす人たちが出会うことで、旅行者には新しい日本文化との出会いを、地域には外からの視点を通して自分たちの文化の価値を再認識してもらえる機会を生み出したいと考え、NIIMI ORIGINを立ち上げました。

NIIMI ORIGINについて
NIIMI ORIGINは、岡山県新見市の自然、文化、食、信仰、地域の人との交流を組み合わせた、インバウンド向け日本文化体験ブランドです。
一つの体験につき1組限定、最大6名までの少人数制で実施し、海外から訪れる旅行者に、一般的な観光では出会うことの難しい地域の文化や暮らしを紹介します。
開始日: 2026年4月8日
実施地域: 岡山県新見市
実施形式: 1組限定、最大6名まで
対象: 海外から訪れる個人旅行者、旅行会社・DMCによる手配旅行
公式サイト: https://niimi-origin.com
事業者概要
屋号: POLEPOLE
代表: 岡 弘幸
所在地: 岡山県新見市
事業内容: 洞窟探検ツアー、インバウンド向け日本文化体験の企画・運営
ブランド名: NIIMI ORIGIN
本件に関するお問い合わせ先
POLEPOLE/NIIMI ORIGIN
代表 岡 弘幸
メール:[info@niimi-origin.com]
公式サイト:https://niimi-origin.com
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