株式会社イズム、24時間働き続けるAIエージェント「HACH(ハッチ)」の提供を開始 ─ 誰も整理していない社内情報を自動で集約し、あなたの代わりに働く。使うほど育ち、会社の頭脳になる

普段お使いのビジネスチャットに招待するだけ。集めたデータをもとに、あなたの代わりに手を動かします。単なる業務支援ツールではなく、使うほど育ち、会社の頭脳「カンパニーブレイン」になります。

株式会社イズム

株式会社イズム(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宮川勲、以下「当社」)は、2026年(令和8年)8月8日、常駐型AIエージェント「HACH(ハッチ)」の提供を開始しました。

HACH は、いま使っているビジネスチャットに招待するだけで社内に常駐し、24時間働き続けるAIエージェントです。人から呼ばれたときだけ応答する従来のAIとは異なり、夜間も休日も自律的に稼働します。散らばったまま、誰も整理していない社内情報——チャット・メール・カレンダー・会議議事録——を自動で集約し、会社の「いまの状態」として構造化します。

役割は、集めることにとどまりません。集約したデータをもとに、議事録の要約、案件状況の整理、対応が滞っている相手の検知、リマインド文面の下書きまで、これまで人が時間をかけていた作業をあなたの代わりに引き受けます。担当者が普段のチャットから問いかければその場で答え、日次・週次のレポートとして自動で届けることもできます。

そして HACH は、使えば使うほど育ちます。蓄積されるのはデータだけではありません。何が起きたかという記憶、誰と誰がどう繋がっているかという関係、そして似た場面でどう動くべきかという判断の軸。当社はこれらが噛み合って会社が一つの“頭”のように振る舞う状態を「カンパニーブレイン(会社の脳)」と呼んでいます。HACH は単なる業務支援ツールではなく、カンパニーブレインとして機能していくことを目指したサービスです。

サービスサイト: https://hach.work/

常駐型AIエージェント「HACH(ハッチ)」、2026年8月8日提供開始

■ 背景:AIは優秀でも、会社のことを何も知らない

生成AIの業務活用は急速に広がりました。文章も、要約も、分析も、驚くほどの精度でこなします。それでも「思ったほど仕事が楽になっていない」という声は、いまだに多く聞かれます。

理由は、AIの能力の問題ではありません。AIが、会社のことを何も知らないからです

「A社の件だけど」と切り出しても、AIはA社が何をしている会社なのか、これまでどんな経緯があったのか、いま誰が担当しているのかを知りません。だから毎回、前提の説明から始めることになります。資料を貼り、経緯を書き、関係者を補足して、ようやく本題に入る——。この前置きに、けっきょく時間を取られてしまう。

いまのAIは、能力は極めて高いけれど、会社のことは何も知らない新入社員のようなものです。優秀であることと、戦力になることは、同じではありません。

そして会社の側にも、AIに渡せる状態の情報が用意されていません。会社の実態は、次のような場所に分かれて存在しています。

・チャット:日々の判断や合意が流れていき、後から探し出せない

・メール:取引先とのやり取りが、担当者個人の受信箱に閉じている

・会議の議事録:録画も文字起こしも残っているが、読み返されないまま蓄積されていく

・担当者の頭の中:もっとも重要な文脈が、どこにも記録されていない

情報が足りないのではありません。AIに渡せる形になっていない。AIが探せる状態になっていない。これが、活用を妨げる本当の要因です。

つまり、これからのAI活用の差を決めるのは、モデルの性能ではなく、自社の情報をAIが使える状態に整えられるかという環境整備です。

HACH は、その環境整備を人の手作業に任せるのではなく、AI自身に担わせるという発想から生まれました。社内に常駐し、会社のあらゆる情報を24時間かけて蓄積し続ける。会社のことを何も知らない新人ではなく、会社のことを誰よりも知っている存在へ育てていく——それが HACH の設計思想です。

■ ハッチの8つの特徴

特徴1:社内に散らばるデータを、夜間に自動で集約・構造化する

HACH の中核は、社内データの一元管理です。チャット・メール・カレンダー・会議議事録といった、これまで別々の場所に蓄積されていた情報を毎晩自動で収集し、3つのレイヤーで整理します。

・Layer 1(ソース):チャット・メール・カレンダー・会議議事録を自動収集

・Layer 2(コンテキスト):自社/メンバー/取引先/人物/プロジェクト/タスク/イベントの7つのデータベースに構造化

・Layer 3(アウトプット):ダッシュボード、レポート、チャットでの応答として引き出す

人手による入力を前提としないため、運用が形骸化しません。日々の業務をこなしているだけで、会社のデータ資産が自動的に蓄積されていきます。

社内データを3つのレイヤーで整理する構成イメージ

特徴2:一元化されたデータは、いつものチャットから引き出せる

蓄積したデータは、専用ツールを開かずに利用できます。Slack / Microsoft Teams / Chatwork / LINE WORKS など普段お使いのチャットに HACH を招待し、@HACH と呼びかければ24時間いつでも応答します。

・「@HACH 昨日の議事録、要点だけまとめて」

・「@HACH A社の状況、いまどうなってる?」

・「@HACH 過去の値引き判断から、うちの“OKライン”を言語化して」

渡す情報と問いかけ方を変えるだけで用途が広がるため、部門ごとに専用ツールを追加する必要がありません。

いつものチャットから @HACH と呼びかける利用イメージ(画面はイメージです)

特徴3:定時レポートとして自動で届けることもできる

問いかけを待たずに、決まった時刻に情報を届ける運用も可能です。以下は導入の一例です。

・AM 3:00|チャット・メール・カレンダー・会議議事録を自動収集

・AM 4:00|集めた情報を仕分け・判定し、会社の「いまの状態」に整える

・AM 5:00|赤・黄・青で色分けした日次ダッシュボードを作成

・AM 9:00|朝のレポートをチャットへ配信

※ 上記は運用パターンの一例です。配信の時刻・頻度・内容は、御社の業務に合わせて設計します。

このほか、週次でのタスク棚卸しや、Good / Try / Nice&Thanks を振り返る週次レポートといった運用も可能です。

朝9時に届く日次レポートとダッシュボードの例(画面はイメージです)

特徴4:会議議事録を6つの観点で自動評価

オンライン会議の議事録を、目的・議論・意思決定・ネクストアクション・進行・時間効率の6つの観点で自動評価します。良かった点・改善点・次回への一手が、議事録からの根拠引用つきで届きます。点数は「成績」ではなく、ふりかえりのきっかけとして提供するものです。

特徴5:判断基準(brain)を、自然な日本語で育てられる

HACH の判定は、自然言語で書かれた判断基準「brain」に従います。「これは重要ではない」「この人は別の意味で使っている」といった違和感を見つけたら、専門知識なしで brain を更新できます。調整内容は翌日の判定から反映され、使うほど自社の判断基準に近づいていきます。判定ルールは一覧で読める形になっており、ブラックボックスのまま育てるのではなく、会社の手で育てていける設計です。

新しく入った社員に会社のやり方を伝えていくのと同じように、日々の訂正がそのまま HACH の成長エンジンとなり、後述する「カンパニーブレイン」を形づくっていきます。

特徴6:勝手に働く。でも、勝手に決めない

手を動かすのは HACH、決めるのは人。自律的に動く一方で、影響の大きい行為には必ず人の承認を挟みます。

・本人に成り代わって社外へ返信しません(参考の下書きは作成します)

・会社の重要情報や判断ルールを勝手に書き換えません(すべて「提案」として提示します)

・人が「採用」しない限り何も変わりません(沈黙を同意として扱いません)

特徴7:機密情報は、AI推論の直前に自動でマスキング

APIキー・認証情報などの機密は、AIによる推論の直前に自動でマスキングしたうえで処理します。また、HACH が外部へ情報を書き戻すことはありません。

特徴8:使えば使うほど育つ ─ 時間が味方になる

導入初日の HACH は、まだ会社のことをほとんど知りません。それで構いません。翌日には昨日の会話を知り、1か月後には案件の経緯を知り、1年後には「この会社が過去に何を、なぜ、どう判断してきたか」を知っている存在になっています。

育ち方は3つあります。

・蓄積で育つ:毎晩の自動収集によって、参照できる情報が日に日に厚くなる

・訂正で育つ:「これは重要ではない」「この人は別の意味で使っている」という日々の指摘が、そのまま判断の精度を上げる

・文脈で育つ:取引先・案件・人物の関係が繋がり、点だった情報が線として読めるようになる

一般的なソフトウェアは、導入した瞬間がもっとも価値が高く、時間とともに陳腐化していきます。HACH は逆です。時間が経つほど手放せなくなる——そしてこの蓄積は、他社には複製できない、その会社だけの資産になります。

■ HACH が目指すもの:会社の頭脳「カンパニーブレイン」を育てる

当社は HACH の本質的な価値を、機能の集合ではなく「カンパニーブレイン(会社の脳)を育てる装置」であることに置いています。

カンパニーブレインとは、新しいデータベースやシステムを指す名前ではありません。蓄積された情報、判断の軸、日々の訂正、そして対話や通知の利用サイクル。それらが噛み合って、会社そのものが一つの“頭”のように振る舞う状態を指す概念です。

HACH の内部には、5つの層が重なって蓄積されていきます。

・哲学:何を大事にし、何を大事にしないか

・記憶:何が起きたか、何を決めたか、誰と何をしたか

・関係:誰と誰が、どんな縁で繋がっているか

・判断ロジック:似た場面で、どう動くべきか

・現在地:いま、どこに熱があり、どこに澱みがあるか

データベースが受動的に保管するだけであるのに対し、カンパニーブレインは能動的に振る舞います。判断する/思い出す/繋ぐ/気づく/語る/育つ——「この案件は受けるべきか」に過去事例と価値観を統合して答え、「あの時なぜそう決めたのか」を忘れず、人が見落とすシグナルを拾い上げます。

この価値は、日々の効率化にとどまりません。

・新メンバーのオンボーディング:入社初日から「会社の頭の中」にアクセスできる

・属人化・退職リスクへの備え:個人の頭の中にしかなかった暗黙知が、会社側に転写されている

・判断の継続性:経営者や担当者が変わっても、会社の哲学と判断軸が残り続ける

カンパニーブレインは、人が真剣に使った分だけ育ちます。そして汎用AIには決して再現できない、その会社固有の知能資産になります。当社が「AIを導入する」ではなく「AIを社内に迎え入れ、育てる」という言い方をしているのは、このためです。

■ 汎用チャットAIとの違い

・動き出すきっかけ/一般的なチャットAI:人が聞いたとき ⇔ HACH:聞かれなくても、毎晩自動で動く

・見ている情報/一般的なチャットAI:その場で貼り付けた内容 ⇔ HACH:チャット・メール・カレンダー・議事録を継続的に

・判断の基準/一般的なチャットAI:一般的な正しさ ⇔ HACH:御社の判断基準(brain)── 自然な日本語で調整可能

・使う場所/一般的なチャットAI:専用の画面を開く ⇔ HACH:いつものビジネスチャット

・翌日/一般的なチャットAI:昨日のことは覚えていない ⇔ HACH:蓄積され、カンパニーブレインとして育っていく

「優秀だけれど、呼ばないと動かない人」と、「社内に居て、呼ばなくても整えておいてくれる人」の違いです。HACH は前者を便利にするサービスではなく、後者を一人迎え入れるためのサービスです。

■ 想定される活用シーン

一元化されたデータをどう使うかは、部門ごとに設計できます。

・営業:商談議事録を過去の受注パターンと照合し、良かった点・危ない点・次の一手を提示

・カスタマーサポート:応対内容を優良事例を基準に品質チェックし、言い回しを提案

・マネジメント:返信が止まっている相手を検知し、リマインドの文面まで下書き

・会議:決定事項と宿題を担当者別・期限つきで整理

・採用:面談メモを評価基準に沿って強み・懸念に整理し、他候補との比較表を作成

・ナレッジ:過去の判断の履歴から自社の基準を言語化し、新人教育に活用

■ 導入の流れ

「ヒアリング → ご提案 → 導入・設定 → 稼働 → レビュー・チューニング」の5ステップです。事前に資料や仕様をご用意いただく必要はありません。標準的なスケジュールでは、Week 1 ヒアリング、Week 2 ご提案、Week 3 接続・設定、Week 4 稼働開始となります(期間は目安です)。

■ 提供開始日・お問い合わせ

・提供開始日:2026年(令和8年)8月8日

・サービスサイト:https://hach.work/

・資料請求・無料相談:https://hach.work/contact.html

・使い方ガイド:https://hach.work/guide.html

ご相談・お見積りは無料です。お問い合わせから1〜2営業日以内に担当よりご連絡します。

■ 会社概要

・会社名:株式会社イズム(ISM Inc.)

・所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ3F

・設立:2004年

・代表者:代表取締役 宮川 勲

・資本金:9,000万円(資本準備金含む)

・事業内容:AIエージェントの開発・提供、システム開発など

・コーポレートサイト:https://ism-ai.com/

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社イズム 担当:HACH(ハッチ)

E-mail:hach@ism-ai.com

サービスサイト:https://hach.work/

※ Slack、Microsoft Teams、Chatwork、LINE WORKS は各社の商標または登録商標です。

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業種
情報通信
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東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ3F
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代表者名
宮川勲
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2004年04月