ベンチャーセカンダリー投資を通じて日本発デカコーンを創出、世界への飛躍を支える「SHIZA VENTURES」を設立※

〜スタートアップ創業経験を持つジョーダン・フィッシャーと、日本のスタートアップ投資を牽引してきた松田怜佳が共同創業。グローバル機関投資家のエドモンド・フォン氏が参画〜

株式会社Shiza Ventures

株式会社Shiza Ventures(東京都港区、代表取締役:ジョーダン・フィッシャー/以下「当社」)は、日本のグロースステージにおけるベンチャーセカンダリー市場に特化したファンド組成および運用事業の展開に向け、2026年4月に設立されたことをお知らせします。

当社が掲げるのは「Infrastructure for ambition」—挑戦を支えるインフラであること。社名の「SHIZA」は日本語の「視座」に由来し、スタートアップエコシステム全体の視座を、ともに高めていくことをミッションとしています。


なぜ今、「視座」が必要なのか。

この10年で、日本にもユニコーンと呼ばれる企業が生まれました。しかし、世界の主戦場で戦い、時価総額数兆円規模へと駆け上がるデカコーンは、まだ日本から生まれていません。本気でグローバルに挑戦できる環境が、まだ十分に育っていないのです。必要なのは、世界水準の視座、そして大きなリスクを取ることが許容され、挑戦が後押しされる環境です。日本から世界に挑戦する企業が増えれば、そこにグローバルな資本も集まってきます。

既存の前提や現状にとらわれることなく、高い視点から本質を捉え、見えていなかった可能性や選択肢を見出していく。自らも学び続け、起業家、投資家、事業会社をはじめとするエコシステムの多様なプレイヤーと、視座を高め合っていく。それが、日本から世界を代表する企業が生まれるための起点になると信じています。

グロースステージにおけるベンチャーセカンダリー投資を通じて日本のスタートアップエコシステム全体に流動性を供給するとともに、高いポテンシャルを持つ国内スタートアップへ国内外の大型資本を呼び込み、日本から世界の舞台で戦う1兆円規模のグローバル企業が生まれる未来をつくります。

※ 当社又は当社が組成を予定するファンドの無限責任組合員は、金融商品取引法第63条に基づく届出(適格機関投資家等特例業務)を行う準備を進めています。本リリースは投資勧誘を目的としたものではありません。詳細は本リリース末尾の「本リリースに関するご注意」をご参照ください。

■ 足りないのは資金量だけではなく、「巨大な挑戦へ集中できる時間と環境」

日本のスタートアップへの投資額は、この10年で大きく拡大しました。一方で、投じられた資金が成長し、回収され、次の挑戦やビジョンへと循環していくための、グロースステージにおける「流動性」の選択肢は、依然として限られたままです。

日本では、未上場株式の流通市場がまだ十分に機能しているとは言えません。VC・CVC・事業会社、そして創業者や従業員のいずれにとっても、保有する株式を現金化する手段は乏しいのが実情です。他方でVCファンドには運用期間の定めがあり、企業の成長段階とは必ずしも一致しないタイミングでエグジットを迫られる場面が生じます。その受け皿が国内の早期IPOに偏った結果、本来はより長い時間をかけて価値を高められる企業ほど、準備が整う前に上場を選ばざるを得ない—そうした構図が生まれています。

この構造のなかでは、企業本来の価値とは無関係な理由によって成長の機会が失われてしまいます。株主は納得のいく形で資産を流動化できず、経営陣は限られた時間軸のなかで確実な着地を求められる。

大きなリターンは、大きなリスクの先にしか生まれない――私たちはそう考えています。世界で勝つための研究開発も、海外市場への本格投資も、短期の成果を約束しないからこそリターンの源泉になり得る。しかし早期の回収圧力が働く構造では、そうした一手ほど選びづらくなります。挑戦を支えるはずの資本の仕組みが、挑戦の幅を狭めてしまっている。これはエコシステム全体にとっての損失です。

米国では、セカンダリー市場の存在が「非上場のまま長期にわたって価値を高め続ける」ことを可能にし、世界を代表する企業を生み出してきました。日本では、その選択肢が限られてきました。エコシステムを内側から見てきたチームだからこそ、私たちはその新しい選択肢をつくります。

■ 企業価値を最大化する3つの特徴

1. Secondary Liquidity|多様な手法による流動性の提供 

個別株式の直接買い取りにとどまらず、ファンドのLP持分譲渡、継続ファンド(コンティニュエーション・ファンド)、ファンドポートフォリオの一括取得まで幅広く対応します。さらに数十億円規模の案件にも対応できる体制の構築を進めています。手法と規模の両面から、あらゆるステークホルダーの状況に合わせた最適なストラクチャーを設計・実行します。

2. Global Shiza|資本政策の最適化と世界水準の視座 

投資・エグジットの実績に裏打ちされた企業評価と資本再構成に、事業を自らスケールさせた経験に基づくハンズオン支援を融合。複雑化した株主構成の整理からガバナンス正常化までを一体で主導し、経営陣が次の飛躍に没頭できる環境を創出します。

3. Global Capital|グローバル資本市場とのダイレクト接続 

国内外のトップ機関投資家との資本ネットワークを活かし、大型調達を積極的にサポートするとともに、多様なエグジットの選択肢を提供。共同投資による大型成長資金の確保から米国上場・グローバルM&Aの実現までを主導します。

■ 世界有数の機関投資家で要職を歴任したエドモンド・フォン氏(IDea8)が戦略的パートナーとして参画

グローバルなオルタナティブ投資の分野で約30年のキャリアを持つエドモンド・フォン氏が、当社の戦略的パートナーとして参画しました。

IDea8の創設者・マネージングパートナーであるエドモンド氏は、機関投資家として一貫してグローバルなオルタナティブ投資の最前線に携わってきました。米国の大学基金・年金等の資産を運用するUC Investments(運用資産約2,000億ドル)ではシニア・マネージング・ディレクターを務め、複数の資金プールにまたがるオルタナティブ投資戦略を統括。Putnam Investments、The Carlyle Group(Carlyle-Blue Wave Partners)、Horsley Bridge Partnersなどでの投資経験も有し、現在は日本の公的機関の投資アドバイザリー委員および米国の基金の投資委員会のメンバーを務めています。

UC Investments在籍時には、次世代の運用会社への投資にも注力し、新たに立ち上がった運用会社への大規模なアンカー投資を行うとともに、新たな投資戦略やパートナーを発掘してきました。

今回の戦略的パートナーシップを通じて、エドモンド氏が長年にわたり培ってきた投資・ポートフォリオマネジメントの知見と、世界有数の機関投資家として構築してきた独自のネットワークを、日本のベンチャーセカンダリー市場に持ち込みます。IDea8は、資本形成、オペレーション、ガバナンス、テクノロジーの各領域における当社の成長基盤の構築を支援するとともに、当社への投資も行います。

エドモンド氏の参画を通じて、当社は日本のベンチャー市場とグローバルな機関投資家をつなぎ、世界水準のオペレーション基盤と規律を備えたベンチャーセカンダリー投資プラットフォームの構築を目指します。

エドモンド・フォン氏(IDea8 創業者・マネージングパートナー/SHIZA VENTURES 戦略的パートナー)

「私はこれまで、投資家としてのキャリアの半分以上を、世界各地のユニークな市場領域で活動する運用会社や投資チームの評価に費やしてきました。そうした中で、現在の日本の未公開市場は非常に興味深い状況です。世界で通用するテクノロジー企業が存在する一方で、そうした企業をグローバルレベルへと引き上げるために必要なリスクマネー、流動性、そして挑戦を支え続ける力が、明らかに不足しています。

この未充足のニーズを埋めることは、現在、世界で最も魅力的な投資機会の一つだと考えています。

私がShiza Venturesの挑戦をサポートすることに決めたのは、日本の資本市場と起業家の現場、その双方を内側から理解し、そこで生じている課題に向き合う、志と規律を共有したチームが集まっているからです。IDea8は、グローバルな機関投資家の期待に応えられる運用体制の構築を支援し、その先に、日本の未公開市場とグローバルな資本をつなぐ役割を果たしていきます。」

■ 「Tokyo Venture Capital Hub」に拠点を開設

当社は、麻布台ヒルズ内に開設された「Tokyo Venture Capital Hub」に拠点を構えました。

ベンチャーセカンダリー投資では、既存株主であるVC・CVC・事業会社との継続的な対話が起点になります。国内の主要プレイヤーが集まる環境に身を置きながら、ベンチャーセカンダリー市場の発展に取り組んでまいります。

■ チームについて

ジョーダン・フィッシャー

マネージング・パートナー

日本のスタートアップエコシステムとグローバル資本市場をつなぐ第一人者。J.P.モルガン証券では国内外の機関投資家向けに日本株の執行を主導。その後、Zehitomoを共同創業し、CEOとして従業員100名超・ユーザー100万人超まで成長させ、シリーズCまで累計37億円を調達。投資社数で世界最大規模のアーリーステージVCであるAntlerではベンチャーパートナーを務め、日本から世界に挑戦する起業家への投資を実行してきた。

資本市場、起業、スタートアップ投資の現場を横断し、投資家・起業家・政策立案者の3者をつなぐ独自のポジションを確立。ダボスから東京まで、スタートアップ政策や日本へのグローバル投資をテーマとした登壇・講演は直近数年で50件超。代表的な国内外のメディアでも発信を続けている。

松田 怜佳

ジェネラル・パートナー

日本のスタートアップエコシステムの発展を初期から牽引してきた投資家の一人。国内最大級の公的ファンドであるINCJ(旧産業革新機構)にてディープテックやAI、ヘルスケア領域への投資を主導し、IPOやM&Aを通じた複数のエグジット実績を持つ。その後、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ(JIC-VGI)の立ち上げ時よりパートナーとして参画し、日本最大級のグロースファンドにおいて主要な投資活動を牽引した。 

10年以上にわたり、ソーシングから投資実行、社外取締役としてのハンズオン支援、エグジットまでを一気通貫で担当。投資家以前はアクセンチュア、ウォルト・ディズニー・ジャパンにて事業戦略やオペレーション実務に従事。資本政策から事業現場の泥臭いハンズオン支援までを一気通貫で手がけられる稀有な投資家。


■ SHIZA VENTURESについて

株式会社Shiza Venturesは、日本のグロースステージにおけるベンチャーセカンダリー市場に特化したファンド運営を行うことを企図して設立された会社です。既存株主である起業家、VC、CVC、事業会社等に流動性を提供するとともに、国内外の機関投資家から日本の有望なスタートアップへの資本を呼び込み、成長資本がより循環する市場の構築を目指しています。

「Infrastructure for ambition」を掲げ、日本のスタートアップエコシステムに新たな選択肢と流動性を生み出し、日本から世界で活躍する企業が生まれるための資本インフラを構築してまいります。

公式サイト:https://shiza.vc/

【本件に関するお問い合わせ先】 
株式会社Shiza Ventures
E-mail:info@shiza.vc

【本リリースに関するご注意】

・本リリースは、当社の設立、事業内容および投資方針等に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定のファンドへの出資その他の投資の勧誘、有価証券の取得の申込みの勧誘、または有価証券に関する投資助言を行うものではありません。

・当社が今後組成を予定するファンドの無限責任組合員は、金融商品取引法第63条に基づく届出(適格機関投資家等特例業務)を行う準備を進めています。今後組成するファンドに関する募集・勧誘その他の資金調達活動は、当該届出を行った後に、法令に従って実施いたします。

・本リリースに含まれる将来に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づく当社の見解であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。

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会社概要

株式会社Shiza Ventures

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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区虎ノ門五丁目9番1号 麻布台ヒルズガーデンプラザB 513号室
電話番号
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代表者名
フィッシャー・ジョーダン
上場
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資本金
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設立
2026年04月