AI・DXの提案を受けた中小企業の経営・管理層149人に調査、49.7%が導入の必要性を十分に判断できず
導入判断で難しいこと第1位は「費用が適正かどうかわからない」 現実的な進め方は「低コストのサービスから始めて、効果を見ながら広げる」 が最多
AI活用・DX推進支援や事業経営の伴走支援を行うMulti Support Consulting(マルチサポートコンサルティング、所在地:東京都千代田区、代表:佐久間 篤夫、URL:https://www.multi-support.jp/)は、中小企業・中堅企業で経営・管理に携わる30〜60代の方(AI・DXの提案を受けた経験がある方に限定)149人を対象に、「中小企業のAI・DX導入における判断に関する実態調査」を実施しました。
AI・DXの導入では、業務効率化や生産性向上などが期待される一方、自社の課題に合ったサービスなのか、費用は適正なのか、導入後に社内で運用できるのかなど、さまざまな観点から検討する必要があります。外部企業から提案を受けても、その内容が自社にとって本当に必要なのかを判断することは、必ずしも容易ではありません。
そこで今回は、AI・DXの提案を受けた経験がある中小企業・中堅企業の経営・管理層を対象に、提案を受けた回数や導入の必要性を判断できたかどうか、導入判断で難しいと感じること、実際に導入する場合に現実的だと思う進め方などを調査しました。
※回答者の男女比は男性63.1%、女性36.9%でした。年齢層は30代が38.3%、40代が42.3%、50代が16.1%、60代が3.4%でした。

【調査サマリー】
・AI・DXの提案を受けた際、自社に必要かどうかを十分に判断できなかった人は49.7%
・AI・DX導入を判断するうえで難しいこと第1位は「費用が適正かどうかわからない」(95人)、第2位は「導入後に社内で運用できるか不安」(85人)、第3位は「提案内容が自社に合っているか判断できない」(71人)
・AI・DXを導入する場合の現実的な進め方は「低コストのサービスから始めて、効果を見ながら広げる」が35.6%で最多
※アンケート結果を引用する場合は「引用:マルチサポートコンサルティング」と記載し、該当ページのURLをリンクしてください。
AI・DXの提案を外部企業から「2~4回受けた」が58.4%で最多

「AI・DXのツールやサービスについて、外部の企業から提案を受けたことは何回ありますか(単一回答)」と質問したところ、「2~4回ある」が58.4%で最多となりました。次いで「一度だけある」が22.1%、「5回以上ある」が19.5%という結果になりました。
今回の調査対象では、AI・DXの提案を複数回受けた経験がある人が多く、5回以上の提案を受けた人も約2割に上りました。
AI・DXの提案を受けても、49.7%が自社に必要かどうかを十分に判断できず

「提案を受けたとき、自社に本当に必要かどうかを判断できましたか?(単一回答)」と質問したところ、「あまり判断できなかった」が41.6%、「ほとんど判断できなかった」が8.1%となり、合わせて49.7%となりました。
一方、「ある程度は判断できた」が45%、「十分に判断できた」が5.4%となり、合わせて50.4%でした。
AI・DXの提案を受けた経験がある人の中でも、自社に導入する必要があるのかどうかを十分に判断できなかった人が約半数いることがわかりました。
AI・DX導入の判断で難しいこと、第1位は「費用が適正かどうかわからない」

「AI・DXの導入を判断するうえで、難しいと感じることは何ですか(複数回答可)」と質問したところ、「費用が適正かどうかわからない」が第1位(95人)でした。次いで「導入後に社内で運用できるか不安」が第2位(85人)、「提案内容が自社に合っているか判断できない」が第3位(71人)、「社内に詳しい人材がいない」が第4位(51人)という結果になりました。
費用の妥当性だけでなく、導入後の運用体制や自社の業務との適合性についても、AI・DXの導入を判断する際の課題となっていることがうかがえます。
AI・DXの導入は「低コストから始めて効果を見ながら広げる」が最多

「AI・DXを導入するなら、どのような進め方が現実的だと思いますか(単一回答)」と質問したところ、最も多かったのは「低コストのサービスから始めて、効果を見ながら広げる」の35.6%でした。次いで「一つの業務に絞って試す」が25.5%、「使用中のサービスのAI機能など、身近なものから試す」が20.1%、「専門家に相談して、自社に合った方法を決める」が12.1%、「最初から全社的な導入計画を立てて進める」が4.7%、「外部企業から提案された内容をもとに進める」が2%となりました。
この結果から、AI・DXの導入については、最初から大規模に取り組むよりも、低コストで始めたり、特定の業務に絞って試したりしながら、段階的に進める方法が現実的だと考える人が多いことがわかりました。
まとめ
外部企業からAI・DXの提案を受けた回数について聞いたところ、「2~4回ある」が58.4%で最も多く、「5回以上ある」も19.5%となりました。今回の調査対象では、複数回にわたってAI・DXの提案を受けた経験がある人が多いことがわかりました。
一方、提案を受けた際に自社に必要かどうかを判断できたか聞いたところ、「あまり判断できなかった」「ほとんど判断できなかった」を合わせて49.7%となり、約半数が判断に難しさを感じていました。
AI・DXの導入を判断するうえで難しいことについては、「費用が適正かどうかわからない」が95人で最多となり、次いで「導入後に社内で運用できるか不安」が85人、「提案内容が自社に合っているか判断できない」が71人となりました。費用の妥当性や導入後の運用体制、自社の業務との適合性など、複数の観点から導入の必要性を見極めることが課題になっていることがうかがえます。
また、AI・DXを導入する場合の現実的な進め方については、「低コストのサービスから始めて、効果を見ながら広げる」が35.6%で最多でした。次いで「一つの業務に絞って試す」が25.5%、「使用中のサービスのAI機能など、身近なものから試す」が20.1%となり、小さく始め、効果を確認しながら段階的に導入する進め方が支持されていました。
今回の調査から、AI・DXの提案を受けた経験がある企業の経営・管理層でも、導入の必要性を判断することや、費用の妥当性、導入後の運用体制を見極めることに難しさを感じていることがわかりました。AI・DXを導入する際には、提案されたツールやサービスをそのまま採用するのではなく、自社の経営課題や業務内容、社内の運用体制に照らし合わせて検討することが重要だと考えられます。

AI・DXの導入判断から実行まで、中小企業の取り組みを支援
マルチサポートコンサルティングは、法律・経営コンサルタントの佐久間篤夫を中心に、中小企業の経営課題に寄り添い、AI活用・DX推進を支援しています。AI・DXの導入では、ツールの機能や費用だけでなく、自社の経営課題との適合性や導入後の運用体制、契約や情報管理などのリスクも踏まえて検討することが重要です。同社では、経営・技術・法律の多面的な視点から、ツールの導入ありきではなく、業務内容や経営課題を整理し、費用対効果や社内での運用可能性を考慮した現実的な導入計画の策定を支援しています。
また、AI・DX導入に向けた事業計画の策定支援や、関連する補助金・助成金の申請支援にも対応しています。企業ごとの課題や経営資源を踏まえ、無理なく実行できる導入計画を検討し、段階的なAI・DXの導入をサポートしています。
業務でのAI活用について検討している企業向けに、AI活用可能性の無料簡易診断や30分の無料相談も案内しています。AI・DXの導入に迷っている場合には、まず自社の課題や活用の可能性を整理し、導入の必要性や現実的な進め方を検討することが、取り組みの第一歩となります。
■調査概要:中小企業のAI・DX導入における判断に関する実態調査
【調査期間】2026年10月8日〜2026年10月22日
【調査方法】インターネット調査
【調査対象】中小企業・中堅企業で経営・管理に携わる30〜60代の方(AI・DXの提案を受けた経験がある方に限定)
【調査人数】149人
(データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。)
■会社概要
会社名:Multi Support Consulting(マルチサポートコンサルティング)
URL:https://www.multi-support.jp/
所在地:東京都千代田区九段南3-9-1九段サザンビル2階
代表:佐久間 篤夫
事業内容:事業経営の伴走支援、AI活用・DX推進支援、組織運営の課題解決、トラブル・紛争の解決
■本件に関するお問い合わせ先
Multi Support Consulting(マルチサポートコンサルティング)
代表:佐久間 篤夫
TEL:03-6272-6972
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