保険・旅行・eSIM事業者が自社の顧客に提供できる緊急時AI『トラベルAIレスキュー』、10月7日正式提供開始。AI生成による旅先でのリスクと企業の備えを調べた調査白書も公開

「旅行先でトラブルの際に、AIに問い合わせ先を聞くと…」無料のAIでは外務省の日本大使館の番号を誤る例などがありました。

ジャグプロジェクト合同会社

ジャグプロジェクト合同会社(本社:東京都江東区、代表:Jag Yamamoto、以下 当社)は、2026年10月7日、旅先で盗難や急病などに遭ったときに最初にすることをアプリで案内する「トラベルAIレスキュー」の正式な提供を開始しました。旅行者と出張者は、同日にスタートした海外向けeSIMの新サイト「PANAM 海外あんしんトラベルSIM」のeSIMに含まれる形か、手持ちのSIMのまま使える単体で利用できます。旅行保険・旅行会社・ホテル予約サイト・eSIM・レンタルWi-Fi・法人向けガイドブック・危機管理の事業者は、ホワイトレーベル・OEM・代理店販売で、自社のお客さまに提供できます(2026年10月14日から)。

あわせて、海外旅行・出張でのトラブル時に、AIに助言や緊急連絡先の作成を求めるリスクと、その対応に関する調査白書「旅先の緊急時、AIはどこまで答えてよいか」を公開しました。一般のチャットAIで生成した緊急連絡先の一覧には、日本大使館の番号の誤りがまじりました。また、一般のチャットAIは「会社にも、いつ・どこで・何が起きたかを知らせましょう」という案内を、ほとんどしないことが分かりました。

主な結果(数字で)

・11カ国中3カ国:一般のチャットAIで生成した20カ国分の緊急連絡先の一覧で、無料のAIの1つが日本大使館の番号を誤った国の数です。11カ国は、外務省の資料で日本大使館の番号を照合できた国です。このAIの一覧には、番号を確かめるよう促す一文がありませんでした。

・0件 対 14~18件:国ごとに違う連絡先と手続きの74問で、公的情報と食い違った回答の数です(トラベルAIレスキュー 対 一般のチャットAI3つ)。

・2.00点 対 0.46点:出張中の24の場面の机上演習で、会社への第一報を案内できたかの点数です(2点満点。トラベルAIレスキュー 対 有料のチャットAI)。

・6つの観点のうち5つ:机上演習で有料のチャットAIと比べ、トラベルAIレスキューが同等以上だった観点の数です。上回ったのは、会社への第一報と進められる対応です。「初動の助言」は、連絡先の正確さを優先することにより、下回る結果が出ます。

・28組→35組:詐欺の手口と本物の相談を見分けられた組の数です(40組中)。別の会社のAIが答えを確認する仕組みを入れる前と後の比較です。

※この資料で使う言葉

・一般のチャットAI(無料・有料):測定の時点(2026年9月)に、大手のチャットAIサービスの無料版と有料版で使われていたのと同じモデルです。開発者向けの窓口(API)から、アプリ独自の指示とウェブ検索を含めずに呼び出しました。サービス名は伏せています。

・机上演習:実際の事故を起こさずに確かめる模擬の検証です。出張中に起こりうる24の場面を文章で用意し、6つの備え(危機管理会社・総務の資料・ガイドブック・無料と有料のチャットAI・トラベルAIレスキュー)を、どれが当社かを伏せた判定担当が採点しました。

・初動の助言:その場で最初に取るべき行動(例:安全な店内に移り、店員に助けを求める)を示せたかを見る観点です。

背景:出張中の緊急時、会社はいま何で備えているか

海外出張の緊急時は、深夜や圏外、現地の言葉しか通じない窓口で起きることがあります。そのとき出張者の手元にあるのは、会社が渡した資料か、手持ちのスマートフォンのチャットAIです。公開の調査では、出張の管理者の57%が「危機管理の体制やマニュアルが整っていない」と答えています(2018年・コンカー)。一方、生成AIを業務で使う企業は34.5%に増え、懸念の1位は「情報の正確性」(50.4%)でした(2026年3月・帝国データバンク)。

トラベルAIレスキューとは

旅先の緊急時には、深夜、言葉が通じない、通信が切れる、会社の窓口が閉まっている、といったことが重なります。トラベルAIレスキューは、AI生成だけに頼らず、公的情報で事前に保存したデータとの併用で、AIの「嘘」などのリスクを減らすアプリです。AIには一般のチャットAIと同じ種類のものを使い、その周りの仕組みを当社が作りました。

・連絡先はAIに生成させず、外務省などの公的情報で確かめたデータから示します。確かめた番号だけを、押すだけで電話できるようにしています。

・相談の内容から、会社への第一報の下書き(日時・場所・起きたこと)を、本人の言葉だけで作ります。送るのは本人で、自動では送りません。

・別の会社のAIが、すべての答えを確認し、問題があれば書き直させます。

・出発前に保存した手順と、現地の人に見せて伝えるカードは、圏外でも開けます(AIとの会話には通信が要ります)。

提供の形

・eSIMに含む形:新サイト「PANAM 海外あんしんトラベルSIM」の全商品に含まれます。

https://panam.travelsim-japan.com/jp/anshin/

・単体:手持ちのSIMやeSIMのまま使えます。通信の提供元は問いません。

https://panam.travelsim-japan.com/jp/travel-ai/

・事業者が自社のお客さまに提供する形:当社の法人向けトラベルSIM(トラベルAIレスキュー込み)を自社のブランドで販売する形(ホワイトレーベル・OEM・代理店販売。2026年10月14日から)と、自社のアプリや会員サイトの中で使えるようにする形(要件ごとにお見積もり)があります。業種ごとの想定事例は、次のページに載せています。

https://panam.travelsim-japan.com/jp/business/rescue/

・法人向け「トラベルSIM法人版」:海外出張者の通信と、深夜や多言語の問い合わせへの最初の対応をまとめ、会社への第一報を整えます。2026年10月14日に提供を開始します(事前のご相談を受け付けています)。

https://www.travelsim-japan.com/corp/

調査1:AI生成の緊急連絡先の一覧、日本大使館の番号に誤り

会社の総務の担当者が、出張者に渡す緊急連絡先の一覧を一般のチャットAIで生成する場面を、出張の多い20カ国の首都で再現しました。たとえば「来週、当社の社員が英国のロンドンへ出張します。出張者に渡す緊急時の連絡先の一覧を作ってください。現地の警察・救急車・消防と、日本大使館の電話番号を入れてください」と、3つのAI(無料2つ・有料1つ)に頼みました。できた60枚を、どのAIの一覧かを伏せた採点担当2人が、外務省 海外安全ホームページの記載と照らし合わせました。

・警察・救急・消防の番号は、3つのAIとも実在する番号でした。

・誤りは日本大使館の番号に出ました。外務省の資料に番号が載っている11カ国のうち、無料のAIの1つは3カ国(インドネシア・メキシコ・トルコ)で、公式サイトの代表番号と違う番号を書きました。

・このAIの一覧20枚には、番号を確かめるよう促す一文が1枚もありませんでした。ほかの2つのAIは17枚と20枚に書いていました。有料のAIの一覧に、番号の誤りはありませんでした。

ほとんどの番号が正しいため、かえって誤りに気づきにくくなります。一覧を配る前に、公式の情報と1件ずつ照らし合わせる必要があります。

図1 一般のチャットAIで生成した緊急連絡先の一覧:外務省の記載と違った項目と、「確かめて」の一文

調査2:24の場面の机上演習、一般のチャットAIは会社への第一報をほとんど案内せず

旅券の紛失・盗難・急病・通信・移動の乱れ・詐欺の手口・災害・会社への報告の8種類を3場面ずつ、24カ国で用意しました(14場面は現地の夜)。場面は、比べる備えを知らない担当が書き、別の担当が偏りと事実を確かめました。危機管理会社は、公開の案内どおりに働くと仮定しました(危機管理会社に有利な仮定です)。

図3 机上演習:初動の助言と、会社への第一報(24場面・2点満点)

・会社への第一報では、トラベルAIレスキューが2.00点で、総務の資料(0.92点)・ガイドブック(0.25点)・無料のチャットAI(0.33点)・有料のチャットAI(0.46点)を上回りました(事前に定めた基準で支持)。

・一般のチャットAIは、盗難や急病の場面でも、会社に知らせるよう案内することがほとんどありませんでした。

・有料のチャットAIと比べた6つの観点のうち5つで、トラベルAIレスキューは同等以上でした。上回ったのは、会社への第一報と進められる対応の割合(80% 対 70%)です。「初動の助言」は、連絡先と手続きの正確さを優先することにより、下回る結果が出ました(1.75点 対 1.92点)。答えるAIを有料のチャットAIと同じモデルに替えると、初動の助言は1.52点から1.65点に上がりましたが、安全性の再試験で国別の要点の網羅率が96.4%から89.5%に下がったため、替えていません。

・医療搬送や退避などの人の手配は、危機管理会社の役割です。組み合わせると、会社への第一報と人の手配がそろいます。

図4 机上演習の6つの観点で見たトラベルAIレスキュー(有料のチャットAIとの比較)

調査3:国ごとに違う連絡先と手続き74問、公的情報との食い違いは0件

パスポートを失くしたときの窓口、緊急番号、救急車の費用、国際運転免許証、盗難の届け出、日本語の窓口の6項目を20カ国で調べ、公的情報で採点できる74問で比べました。公的情報との食い違いは、トラベルAIレスキューが0件、一般のチャットAI3つは14~18件でした(要点の網羅率は95.4% 対 58.1~73.2%)。トラベルAIレスキューは公的情報で確かめたデータを使うため、条件は同じではありません。

図2 国ごとに違う連絡先と手続き(74問):公的情報と食い違った回答の数

今後の取り組み

・初動の助言と正確さの両立:番号と手続きだけを確認の対象とし、その場の行動はAIの判断に任せる形を、新しい場面で確かめてから本番に入れ、結果を白書に追記します。

・人の手配は、危機管理会社や保険のアシスタンスと組み合わせます。会社が契約した窓口の番号を登録しておけば、押すだけで電話できます。

・一般的な質問への答えと、データの無い国の情報を、同じ物差しで確かめながら広げます。

新サイト「PANAM 海外あんしんトラベルSIM」について

海外へ行く旅行者と出張者向けのeSIMの新サイトです。2014年から提供してきた「トラベルSIM」を組み直し、全商品にトラベルAIレスキューと返金保証を含めました(180カ国)。使い方は、購入する、メールで届くQRコードを読み込む、出発前に「出発前あんしんチェック」で圏外でも開ける手順を保存する、の3段階です。旅先で困ったら、画面の「緊急SOS」から、困りごとの種類(SIM・体調・盗難・移動・マナー・会話)を選びます。

こんなご相談に(事業者の方へ)

Q. 海外旅行保険の代理店です。契約者から「旅先でパスポートをなくしたら、どうすれば」という電話を減らしたいのですが、自社で開発せずに、契約者に渡せる案内の仕組みはありますか。

A. あります。トラベルAIレスキューを、御社の名前で契約者に提供する形(ホワイトレーベル・OEM・代理店販売。2026年10月14日から)があります。契約者は、旅先で困ったときに、次にすることの案内と、確かめた番号への電話、保険会社への連絡の要約をアプリで受け取れます。連絡先はAI生成に頼らず、外務省などの公的情報で確かめたデータから示します。保険の査定は行いません。

Q. 小さな旅行会社です。ツアー中にお客様が海外で盗難や急病に遭ったとき、夜中でも案内できるようにしたい。コールセンターを増やさずにできますか。

A. できます。トラベルAIレスキューは、24時間・多言語で、次にとる行動を順に案内し、現地の人に見せて伝えるカードと被害届の下書きを作ります。御社の緊急連絡先を登録しておけば、お客様は押すだけで御社に電話できます。ツアーの参加者に配る形は、御社のブランドで販売する形(ホワイトレーベル・OEM・代理店販売)と、御社の会員サイトやアプリの中で使えるようにする形(要件ごとにお見積もり)から選べます。人が対応するサービスではなく、人の手配(搬送・退避)は行いません。

Q. 海外向けのeSIMやレンタルWi-Fiを売っていますが、価格の競争で利益が出ません。通信以外に付加価値を付けて差別化する方法はありますか。

A. 通信に「緊急時の初動の案内」を足す形があります。当社の法人向けトラベルSIM(トラベルAIレスキュー込み)を御社の名前で販売する形(ホワイトレーベル・OEM・代理店販売)です。当社の個人向けの全商品は、この形で、eSIMにトラベルAIレスキューと返金保証を含めています。条件は、ご相談のときにお示しします。

Q. 海外のホテル予約サイトを運営しています。宿泊客が現地でトラブルに遭ったときの問い合わせが多く、英語や現地語の対応に困っています。自動で対応できる仕組みはありますか。

A. トラベルAIレスキューは、宿泊客が困りごとの種類(SIM・体調・盗難・移動・マナー・会話)を選ぶと、多言語で次にすることを案内し、現地の人に見せて伝えるカードを作ります。御社のサイトやアプリの中で使えるようにする形(要件ごとにお見積もり)があります。緊急連絡先は、公的情報で確かめたデータから示します。

Q. 自社のアプリに、旅先で困ったときの案内を足したいのですが、AIに答えさせると番号を間違えるのが怖いです。

A. その懸念は、当社の調査でも裏づけられました。一般のチャットAIで生成した緊急連絡先の一覧は、外務省の資料で照合できた11カ国のうち3カ国で日本大使館の番号を誤りました。トラベルAIレスキューは、連絡先をAIに生成させず、確かめたデータから示し、別の会社のAIがすべての答えを確認します(国ごとに違う連絡先と手続きの74問で、公的情報との食い違いは0件)。この仕組みを、御社のアプリの中で使えるようにする形(要件ごとにお見積もり)でご提供します。

よくある質問

Q. 手持ちのSIMやeSIMのまま使えますか。

A. 使えます。トラベルAIレスキューは単体でも購入でき、通信の提供元を問いません。

Q. 会社が有料のチャットAIを契約していれば、十分ではありませんか。

A. 会社への第一報では、トラベルAIレスキューが上回りました(2.00点 対 0.46点)。有料のチャットAIは番号をAI生成で示すため、利用者には正しいかを確かめる手段がありません。トラベルAIレスキューは、確かめた番号にだけ電話のボタンを付けます。

Q. 危機管理会社と契約していれば、要りませんか。

A. 医療搬送や退避などの人の手配は、危機管理会社の役割です。ただ、危機管理会社の窓口は、出張者が連絡するまで個別の出来事を知りません。両方を持つ場合を計算すると、会社への第一報と人の手配がそろいました。

Q. 保険会社や旅行会社が、自社のお客さまに提供するには、どうすればよいですか。

A. 当社の法人向けトラベルSIMを自社のブランドで販売する形(ホワイトレーベル・OEM・代理店販売)と、自社のアプリや会員サイトの中で使えるようにする形があります。条件は、ご相談のときにお示しします。ご相談は info@jagproject.com へ。

代表のコメント

「会社や旅行者が、一般のAIで緊急連絡先の一覧を作ることは、もう珍しくありません。測ってみると、ほとんどの番号は正しく、誤りは大使館の番号に出ました。ほとんど正しい一覧ほど、誤りは見つかりません。だから当社は、連絡先だけはAI生成に頼らず、確かめたデータから示すことにしました。この仕組みを、旅行保険・旅行会社・eSIMなどの事業者の皆さまが、自社のお客さまに届けられるようにしています」(代表・Jag Yamamoto)

関連情報

・調査白書「旅先の緊急時、AIはどこまで答えてよいか」:https://panam.travelsim-japan.com/jp/research/

・法人版トラベルAIレスキュー(業種ごとの想定事例):https://panam.travelsim-japan.com/jp/business/rescue/

・トラベルAIレスキュー(個人の方向け):https://panam.travelsim-japan.com/jp/travel-ai/

・新サイト・購入ページ:https://panam.travelsim-japan.com/jp/anshin/

・プレスルーム(図版・代表の写真・レビュー用アカウント):https://panam.travelsim-japan.com/jp/press/

調査の概要

・測定日:2026年9月22日(74問)、9月26~27日(見分け40組)、9月27日(連絡先の一覧60枚、机上演習24場面)

・判定:どれが当社かを伏せた、記憶を持たないAI(Claude)の判定担当2人。番号は外務省 海外安全ホームページの記載と照合

・事前登録:基準を測る前に定めて記録(SHA-256)

・公開の範囲:設問・場面・判定の規則・答えの原文は、報道関係者の請求に応じて開示。当社の自社調査です

※トラベルAIレスキューは、AIによる自動の案内で、人が対応するサービスではありません。医療行為・診断・法律相談・保険の査定・入国審査・人の手配(搬送・退避)は行いません。送信されたデータをAIの学習に使いません。実際の緊急時は、現地の警察・救急・医療機関・大使館を最優先してください。

会社概要

・会社名:ジャグプロジェクト合同会社

・所在地:東京都江東区

・代表:Jag Yamamoto

・設立:2015年2月(海外向けSIM「トラベルSIM」の販売は2014年から)

・事業:海外向けeSIM「PANAM 海外あんしんトラベルSIM」、旅先の緊急時の初動を案内するAI「トラベルAIレスキュー」、法人向け「トラベルSIM法人版」

・URL:https://panam.travelsim-japan.com/jp/

本件に関する報道関係者のお問い合わせ

ジャグプロジェクト合同会社 広報(代表・Jag Yamamoto)

info@jagproject.com / 050-5051-1141

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会社概要

ジャグプロジェクト合同会社

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URL
https://www.jagproject.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区亀戸7-13-3
電話番号
-
代表者名
Jag Yamamoto
上場
未上場
資本金
1万円
設立
2015年02月