サウジアラビア初の自動車メーカーであり、同国発のEVブランドのCEERは、大胆かつ非凡なフラグシップモデル「EXOBOT」を発表
【2026年9月21日、サウジアラビア・ジェッダ発】
サウジアラビアの皇太子兼首相であり、公共投資基金(PIF)の取締役会会長を務めるムハンマド・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アル・サウード殿下は、サウジアラビア初の自動車メーカーであり、同国初のEVブランドであるCEERはがセダンおよびSUVの「EXOBOT」を発表しました。 CEERはCEER製造複合施設(CMC)で開催されたワールドプレミアにおいて、このフラッグシップモデルの製品デザインや性能に関する情報を発表しました。

EXOBOTの紹介
EXOBOTは、CEER初のフラッグシップモデルであり、2030年までに計画されている7車種のラインナップの第一弾となります。このラインナップには、多様な顧客ニーズに応えるため、様々な駆動方式を備えた中型車やコンパクトカーが含まれます。これらの車両は、サウジアラビアのキング・アブドゥッラー経済都市(KAEC)にあるCEER製造複合施設(CMC)で製造されます。この製造施設は、中東最大規模であり、世界でも最も技術的に先進的な施設の一つです。
EXOBOTには、EVセダンとSUVという2つの異なるボディスタイルが用意されており、いずれもサウジアラビアのイノベーションと国家的野心を体現し、先見性のあるデザイン、先進技術、卓越した性能、そして比類のないドライビング体験を兼ね備えています。
EXOBOTは、サウジアラビアの風景から着想を得て、その文化に根ざし、同国のビジョンを反映した独特のデザインを特徴としています。現地で設計・開発された車両は、サウジアラビアおよび同地域の環境条件に合わせて特別に開発されました。
EXOBOTは、モビリティの新たな時代への変革的な一歩を象徴するものであり、自動車産業における地域を主導し、サウジアラビアの地位を確固たるものにします。
先見性あふれるデザイン
大胆なサウジアラビアのアイデンティティを体現するEXOBOTのエクステリア(外観)は、極めてダイナミックなプロポーションと、静止している時でさえも力強い加速感を伝える独特のウェッジ形状が特徴です。そのフォルムは、フロントとリアの鋭利で精密に加工されたボリュームと、乗員スペース中央部の優雅で流麗な曲面をシームレスに融合させ、ヘグラ古代建築(注1)から着想を得た生体力学的美的感覚を生み出しています。フロント部分は、力強い存在感を放っています。 これに加え、洗練された水平方向のライトシグネチャーが相まって、視覚的な幅を最大限に引き出し、路上での圧倒的な存在感を醸し出しています。 (注1:アル・ラフージとは、サウジアラビア中部地域の伝統的な建築様式を指し、特に、主に観察、換気、自然採光のために用いられる三角形の壁の開口部を特徴としています)
圧倒的な存在感を放つデザインが特徴のEXOBOTセダンは、全長5.26メートル、全幅2.1メートル、全高1.43メートル。また、EXOBOT SUVは、全長5.02メートル、全幅2.1メートル、全高1.69メートルで、いずれも大型乗用車セグメントに位置づけられます。
EXOBOTは、全長2.4メートルの史上最大級のフロントガラス(注2)を採用しており、同クラスで最も急な15度の傾斜角度が設定されています。先進的な反射コーティングを施したこの超薄型合わせガラスが劇的に前方へ伸びることで、 空力性能と視認性を再定義し、乗員を日差しから守り、太陽熱の吸収を最小限に抑えます。(注2:EXOBOTには、乗用車としてこれまでに製造された中で最大のフロントガラスが採用される予定です)
この大胆なデザインは、サウジアラビアの歴史的意義に根ざしており、1932年にサウジアラビアが統一され王国となったことに着想を得た、32本の特徴的なバーからなるシグネチャーライトなどがその要素となっている。
この車両の美しさを引き立てているのが独自の軽量鍛造アルミホイールです。サウジアラビア王国の建築に見られる「アル・ラフージ(Al-Lahuj)(注3)」様式の開口部から着想を得た特徴的な三角形のモチーフが施されており、EXOBOTのダイナミックで力強いたたずまいをさらに際立たせています。(注3:アル・ラフージとは、サウジアラビア中部地域の伝統的な建築様式を指し、特に、主に観察、換気、自然採光のために用いられる三角形の壁の開口部を意味します)
キャビン内のインテリアは、まるで聖域のような空間であり、ドライバーと乗客の体験を向上させる数々の革新的な機能が備わっています。これは人間の快適さとテクノロジーが完璧に調和した卓越したパーソナライズされたオアシスを創り出すことを意図しています。
車内には、ドライバーに向かって流れるようにコックピットが広がっています。洗練されたミニマルなステアリングヨークは、重要な操作系をドライバーの指先に配置し、複数のドライビングモード間のシームレスな切り替えを可能にしています。ユニークな下部ドアガラスは、ワンタッチで着色状態と不透明状態を瞬時に切り替えられ、視界が広がる明るい車内と完全なプライバシーを、手間なく選択できます。
シャヒン・ウィング・ドア
EXOBOTの最も印象的な特徴の一つは、シャヒン・ファルコンの優雅な飛翔から着想を得た、全長約3メートルのシャヒン・ウィング・ドアです。キーフォブによるリモート操作、あるいはドアにさりげなく配置されたコントロールを軽く触れるだけで作動し、60cmの滑らかな弧を描いて軽やかに開き、前席・後席の乗客双方にとって広々とした、心地よい乗り降り空間を創り出します。
爽快なパフォーマンス
3モーター式全輪駆動の完全電動アーキテクチャを基盤に設計されたEXOBOTは、瞬時のトルクと圧倒的なパワーをサーキット並みの精密なパフォーマンスへと変換します。連続トルクベクタリングとアクティブシャシーシステムが調和して機能し、あらゆる環境下で安定性、敏捷性、そしてコントロール性を維持します。最高仕様では、EXOBOTは驚異的な1,111馬力と1,500 Nmのトルクを解き放ち、比類のないドライビング体験を実現します。 ロースタンス仕様のEXOBOTセダンは、静止状態からわずか2.1秒で100 km/hに達し、最高速度は250 km/hです。SUVは静止状態から100 km/hまで2.4秒で加速し、最高速度は210 km/hです(注4)。(注4:車両の型式認定の対象となります)
この地域向けた設計
EXOBOTは、この地域特有の酷暑、強烈な日差し、そして過酷な長距離走行において卓越した性能を発揮し、最高の耐熱性を発揮するよう設計されています。先進的なHalo Coolingを搭載したEXOBOTは、過酷な気候条件下でも業界標準を上回る業界トップクラスの冷却性能を実現しています。サウジアラビア特有の酷暑の環境下においても、車内温度は10分以内に65°Cから32°Cへと急速に低下します(注5)。特殊なフィルムにより日射熱の侵入を最小限に抑え、三重の銀コーティングガラスと熱の蓄積を防ぐ最適化されたルーフの空力気流により、暖房および曇り止め機能を実現しています。さらに、フロントとリアにそれぞれ独立した空調システムを組み合わせることで、あらゆる状況下において、全ての乗員が迅速かつ均一な冷房効果と完全な快適さを享受できます。(注5:性能は制御された試験環境下で測定されたものです)
操作の再定義
EXOBOTは、従来のステアリングコラムを排除し、デザイン、人間工学、レスポンスの面で自由度を高めるステア・バイ・ワイヤ技術を採用しています。ステアリングの可動範囲は400°から160°に縮小され、スーパーカーのようなハンドリング感覚を実現しています。また、後輪操舵システムを搭載しており、都市部での小回りが利くほか、高速走行時の安定性の向上、そしてコーナーでの精密な走行性能を実現しています。
HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)とコネクティビティ
彫刻のようなデザインが施されたカンチレバー構造のセンターコンソールは、物理的な操作系とデジタル操作系を完璧に融合させており、視線を上げたままでも直感的に操作できる一方で、洗練されたタッチ操作と優れた応答性を兼ね備えています。
8K解像度の48インチ・ピラー・トゥ・ピラー曲面のデジタル・ホライズン・ディスプレイ、10.4インチのセントラル・コントロール・スクリーン、8インチの後席用ディスプレイが、リヤドのスカイラインが醸し出す映画のような雰囲気から着想を得たCEERの デジタル環境を生き生きと表現しています。
五感のすべてに配慮しています。EXOBOTの先進的なバーチャル・ボイス・アシスタントは、アラビア語と英語の両方を流暢に理解・応答し、シームレスなAI体験を実現します。
EXOBOTは、CEERアプリとシームレスに連携し、車両の主要システムへのリアルタイムかつ安全なアクセスを可能にします。充電状況の確認から車内温度の事前調整、リモートパーキングに至るまで、CEERアプリはカーライフの体験を根本から変革します。
あらゆるシステムに組み込まれた安全性
EXOBOTのすべてのラインアップに安全機能が組み込まれており、ドライバーと乗客に安全な繭のような空間を提供します。世界的な安全基準を上回る包括的なアクティブおよびパッシブな安全システムには、この過酷で厳しい環境のために特別に設計されたセル・トゥ・パック方式のバッテリー技術、独自に設計された7つのエアバッグの組み合わせ、そしてボディやドアに組み込まれた強化アルミニウム鋳造および押出成形スペースフレーム技術が含まれます。
インテリジェント・インフォテインメント
すべてが最初から最後まで一体となって機能するよう設計されており、先進技術、運転支援システム、快適機能が統合され、一つの完全な体験を形成しています。
構想通り、乗り込む際は、スマートウォッチと連携したデジタルキーからすべての旅が始まります。
EXOBOTは、先進的なデジタルインターフェースとギア選択、空調、音量といった主要機能のために配慮して配置された物理的な操作系を融合させています。その結果、革新性と使いやすさの両方を優先したより直感的な体験が実現されています。
EXOBOTでは、音の体験がこれまでとは一味違います。SoundStage Audioテクノロジーは、エキサイターを用いて車内の表面をオーディオ体験の一部へと変え、専用のサウンドコンポーネントと連動して、豊かで360°の没入感あふれるシネマティックな環境を創り出します。また、EXOBOTには独自のパーソナライズドフレグランスシステムも搭載されており、一度に3種類のユニークな香りを楽しむことができます。
OTAによる継続的なアップデート
EXOBOTは、工場を出荷した後も、シームレスなOTA(Over-the-Air)アップデートを通じて進化し続けます。単なるリモートアップデートにとどまらず、OTAテクノロジーは車両の性能を能動的に向上させ、まったく新しい機能を解放し、ユーザー体験を向上させます。これらすべてがリモートで行われるため、整備工場への持ち込みは一切必要ありません。つまり、すべてのEXOBOTは時間の経過とともに、よりスマートになり、より高性能になり、よりパーソナライズされたものとなり、明日はさらに素晴らしい体験をお届けできるよう準備が整うのです。
自律走行機能
EXOBOTは、ドライバーの指示に応じてインテリジェントなアシスト機能を提供します。その機能は、ハンズフリー運転支援から、自動車線変更、さらには高速道路でのポイント・トゥ・ポイント・ナビゲーションに基づく自動運転までにおよびます。EXOBOTは、注意深いコ・パイロットとして機能する先進的な自動運転エコシステムを提供し、安全性を高め、ドライバーの疲労を軽減し、運転中の安心感を新たな次元へと引き上げます。
アクセシビリティ(利用のしやすさ)を推進する現地への取り組み
サウジアラビアで製造されるCEERの現地化戦略は、キング・アブドゥッラー経済都市での現地生産を通じて迅速な供給を実現し、受注から納車までの期間を数ヶ月ではなく、数週間単位にすることを目指しています。 同ブランドは、2034年までに車両の部材の45%を現地調達することを目指しており、現地調達部品による迅速かつ信頼性の高いアフターサービスを保証するサプライヤー・エコシステムに支えられています。EXOBOTは、サウジアラビアのグローバルな自動車産業を牽引する画期的な動きに参加するように呼びかけています。
EXOBOTコレクション
EXOBOTコレクションは、「EXOBOT First Edition」でデビューし、続いて「EXOBOT PLUS」が登場します。
EXOBOT FIRST EDITION
真の希少性の価値を理解する方々のために作られた限定モデル「EXOBOT First Edition」は、セダンとSUVの2つのボディタイプで展開されます。これらは、二度と再現されることのない、妥協のない統一された仕様を備えています。
850馬力と1,000 Nmのトルクを発生するフル電動の3モーターを搭載した四輪駆動のEXOBOT First Editionは、息をのむようなパフォーマンスを発揮し、セダンは0から100 km/h(注4) をわずか2.6秒で、SUVは0から100 kmまで(注6)を2.9秒で加速します。 さらに、112 kWhという大容量バッテリーを搭載しているため、航続距離に困ることはありません (SUVは最大560 km、セダンは最大670 km)。先進的な800Vアーキテクチャにより、10%から80%までの超急速充電を30分未満で完了できます。(注6:新欧州走行サイクル(NEDC)の試験室試験条件下での測定値)
EXOBOT First Editionは、外装と内装の両方に等しく精密な仕上げが施された際立ったデザインを特徴としています。外装には、ブラック・カラー・パックと赤く塗装されたブレーキキャリパーのユニークな組み合わせが採用されています。内装には、黒と赤のナッパレザーシートが採用されており、各シートのヘッドレストにはEXOBOT First Editionのエンブレムがエンボス加工で施されています。さらに、特注のフロアマットや、この仕様を完成させるユニークなEXOBOT First Editionのプレートも装備されています。
その限定性を称えるため、すべてのEXOBOT First Editionには、VIN番号と一致する固有のシリアルナンバー入りプレートが装着されます。
その希少性を反映し、購入者は2種類の特注エクステリアカラーのハラット・グレー、または、ホワイト・マスク」から選択が可能です。いずれも、このモデルの洗練されたオーラを引き立てるよう特別に調合されています。
なお、CEERの概要に関する詳細は、https://ceermotors.com/(英語)をご覧ください。
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